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再:ルベーグ測度,直積測度の零集合

X,Yをユークリッド空間R^m,R^nの部分ルベーグ測度空間(X,Yはルベーグ可測集合で測度有限)とします。 φ(x,y)をx∈X,y∈Yを自由変数とする論理式、例えば「f(x,y)=g(x,y)」(f,gは可測関数)とします。 「φ(x,y)  a.e ((x,y)∈X×Y)」  ならば  「「φ(x,y)  a.e (x∈X) 」 a.e (y∈Y)」 は成り立ちますか。また、成り立たない場合はどのような反例がありますか。 但し、X×YはXとYの直積測度空間です。簡単な場合として、m=n=1,X=Y=[0,1]としてもらっても構いません。 全くわからないので、よろしくお願いします。

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  • tmpname
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回答No.1

自信がないが... X, Yがσ-有限の場合、 f(x,y) = 0 (φ(x,y)), 1(¬(φ(x,y))とすると、f(x,y) = 0 a.e. X×Yで、 ∫_{X×Y} f(x,y) d(X×Y) = 0. Fubiniの定理より、f(x,・) はa.e. yでX-可積分で、且つ∫_{X} f(x,y)dXはY可積分 かつ、 0 = ∫_{X×Y} f(x,y) d(X×Y) = ∫_{Y} ( ∫_{X} f(x,y) dX) dY Chebyshevの不等式から、 μ({y∈Y, ( ∫_{X} f(x,y) dX)≧ ε) ≦ (1/ε)∫_{Y} ( ∫_{X} f(x,y) dX) dY = 0より、 結局μ({y∈Y, ( ∫_{X} f(x,y) dX) > 0) = ∪_n (μ({y∈Y, ( ∫_{X} f(x,y) dX)≧ 1/n)) = 0から ∫_{X} f(x,y) dX = 0 a.e. Y もう一回Chebyshevの不等式を使って、{f(x,y) = 0 a.e. X} a.e. Y

cockpit
質問者

お礼

なるほど、確かに解決しました。Fubiniの定理がキーですね。ありがとうございます。

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