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f_n=g_n a.e on R^nとする。g_n→g(測度収束)ならばf_n→g(測度収束)を

次の問題で質問です。 [問]f_n=g_n a.e on R^nとする。g_n→g(測度収束)ならばf_n→g(測度収束)を示せ(f_n,g_n,gはルベーグ可測な関数)。 [証明] R^nでの殆どいたるところでf_n=g_nだというのだから零集合Zを除いたx∈Eではf_n(x)=g_n(x)という意味だと思います。 f_n,g_n,gをE⊂R^n上のルベーグ可測関数とする。 仮定より,0<∀ε∈R,0=lim[n→∞]μ({x∈E;|g_n(x)-g(x)|≧ε}) =lim[n→∞]μ({x∈E\Z;|g_n(x)-g(x)|≧ε}∪{x∈Z;|g_n(x)-g(x)|≧ε})(但しZは零集合) =lim[n→∞](μ({x∈E\Z;|g_n(x)-g(x)|≧ε})+μ({x∈Z;|g_n(x)-g(x)|≧ε})) (∵測度の定義(可算加法性)) =lim[n→∞](μ({x∈E\Z;|f_n(x)-g(x)|≧ε})+μ({x∈Z;|g_n(x)-g(x)|≧ε})) (∵仮定「f_n=g_n a.e.」) =lim[n→∞](μ({x∈E\Z;|f_n(x)-g(x)|≧ε})+0) (∵零集合の定義) =lim[n→∞]μ({x∈E\Z;|f_n(x)-g(x)|≧ε}+μ({x∈Z;|f_n(x)-g(x)|≧ε})) (∵零集合の定義) ≧lim[n→∞]μ({x∈E\Z;|f_n(x)-g(x)|≧ε}∪{x∈Z;|f_n(x)-g(x)|≧ε})) (∵測度の定義) =lim[n→∞]μ({x∈E;|f_n(x)-g(x)|≧ε}+) 即ち, 0<∀ε∈R,lim[n→∞]μ({x∈E;|f_n(x)-g(x)|≧ε})=0. ∴ {f_n}はgに測度収束する。 となったのですがこれで正しいでしょうか?

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回答No.3

慨収束ですよね。 ルベーグ積分30講ではやはり Z_n={x|f_n(x)\not=g_n(x)} Z=∪Z_n として考えています。 >> koko u さんも 定義上は Z は各添字 n に依存して決まるので、その考慮が必要ですとはこのことだと思いますが。 その後の証明は正しいと思います。 一般的な教科書などに書かれてそう感じなんで、探してみてください。

Nnarumi
質問者

お礼

> 慨収束ですよね。 「(Ω,B,m)を測度空間,f_nやfをΩから実数全体Rへの可測関数とする。{f_n}⊂Ωがfに概収束するとは m{w∈Ω;lim[n→∞]f_n(w)≠f(w)}=0. この時,f_n→f a.e.と表す」 と見つけました。 > ルベーグ積分30講ではやはり > Z_n={x|f_n(x)≠g_n(x)} > Z=∪Z_n > として考えています。 つまりf_n=g_n a.e.とはf_1=g_1 a.e.、f_2=g_2 a.e.、f_3=g_3 a.e.、… という意味なのですね。

その他の回答 (2)

回答No.2

Z_n={x|f_n(x)\not=g_n(x)} Z=∪Z_nと考えれば問題なし。

Nnarumi
質問者

お礼

> Z_n={x|f_n(x)\not=g_n(x)} > Z=∪Z_nと考えれば問題なし。 R^nでの殆どいたるところでf_n=g_nだというのだから零集合Z:={x∈E;f_n(x)≠g(x)} を除いたx∈Eではf_n(x)=g_n(x)という意味だと思います。 f_n,g_n,gをE⊂R^n上のルベーグ可測関数とする。 仮定より,0<∀ε∈R,0=lim[n→∞]μ({x∈E;|g_n(x)-g(x)|≧ε}) =lim[n→∞]μ({x∈E\Z;|g_n(x)-g(x)|≧ε}∪{x∈Z;|g_n(x)-g(x)|≧ε})(但しZは零集合) =lim[n→∞](μ({x∈E\Z;|g_n(x)-g(x)|≧ε})+μ({x∈Z;|g_n(x)-g(x)|≧ε})) (∵測度の定義(可算加法性)) =lim[n→∞](μ({x∈E\Z;|f_n(x)-g(x)|≧ε})+μ({x∈Z;|g_n(x)-g(x)|≧ε})) (∵仮定「f_n=g_n a.e.」) =lim[n→∞](μ({x∈E\Z;|f_n(x)-g(x)|≧ε})+0) (∵零集合の定義) =lim[n→∞]μ({x∈E\Z;|f_n(x)-g(x)|≧ε}+μ({x∈Z;|f_n(x)-g(x)|≧ε})) (∵零集合の定義) ≧lim[n→∞]μ({x∈E\Z;|f_n(x)-g(x)|≧ε}∪{x∈Z;|f_n(x)-g(x)|≧ε})) (∵測度の定義) =lim[n→∞]μ({x∈E;|f_n(x)-g(x)|≧ε}+) 即ち, 0<∀ε∈R,lim[n→∞]μ({x∈E;|f_n(x)-g(x)|≧ε})=0. ∴ {f_n}はgに測度収束する。 となったのですがこれで正しいでしょうか?

Nnarumi
質問者

補足

> 定義上は Z は各添字 n に依存して決まるので、 再度訂正 「だというのだから零集合Z_n:={x∈E;f_n(x)≠g(x)}でZ=∪Z_n を除いた」

  • koko_u_
  • ベストアンサー率18% (459/2509)
回答No.1

>零集合Zを除いたx∈Eではf_n(x)=g_n(x)という意味だと思います。 定義上は Z は各添字 n に依存して決まるので、その考慮が必要です。 その後は読んでないけど、もう少し日本語で議論を進めたほうがいいですよ。

Nnarumi
質問者

お礼

> 定義上は Z は各添字 n に依存して決まるので、その考慮が必要です。 nに依存!? これはどのような定義でしょうか? 是非お教え下さい。 > その後は読んでないけど、もう少し日本語で議論を進めたほうがいいですよ。 仮定より,0<∀ε∈R,0=lim[n→∞]μ({x∈E;|g_n(x)-g(x)|≧ε}) と書けて,零集合を排除した箇所ではf_n=g_nが成立しているのでそれを利用したく =lim[n→∞](μ({x∈E\Z;|g_n(x)-g(x)|≧ε})+μ({x∈Z;|g_n(x)-g(x)|≧ε})) 最右項は値が0だから等号で結べますよね。 =lim[n→∞](μ({x∈E\Z;|f_n(x)-g(x)|≧ε})+μ({x∈Z;|g_n(x)-g(x)|≧ε})) ここでは零集合を排除したE\Zの範囲ではf_nとg_nが等しいのでこのように書けます。 =lim[n→∞](μ({x∈E\Z;|f_n(x)-g(x)|≧ε})+0) ここは零集合の測度は0というのを使いました。 以下はE\ZからEに戻す作業です。 =lim[n→∞]μ({x∈E\Z;|f_n(x)-g(x)|≧ε}+μ({x∈Z;|f_n(x)-g(x)|≧ε})) ≧lim[n→∞]μ({x∈E\Z;|f_n(x)-g(x)|≧ε}∪{x∈Z;|f_n(x)-g(x)|≧ε})) (∵測度の定義) =lim[n→∞]μ({x∈E;|f_n(x)-g(x)|≧ε}+) 即ち, 0<∀ε∈R,lim[n→∞]μ({x∈E;|f_n(x)-g(x)|≧ε})=0. ∴ {f_n}はgに測度収束する。 こんな感じでよろしいでしょうか?

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