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古文解釈の質問(仏教関係の古文の現代語訳)について
次の古文の解釈を教えてください。 (1)二尊の憐みにはづれ、六萬七萬の修行も虚しくして、三途の底に入らむとある御誓言を立て給ふべきにあらず。 然るに是れは、何の爲めに立て給ふとなれば、既に滅期臨終の時近づきし故に、大慈悲を以て、末代の衆生を憐み、疑ひをはらさせむがために、御誓ひを立て給ふ事なれば、あだに心得へからず。 (『吉水遺誓諺論』) (2)實に往生の大事をかけければ、誠に恐しき誓言なるを、さのみ身にそみて覺えざるこそ偏に祖師の思ひを忘れたる也。 (『一枚起請辨述』)
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お礼
前回期待しておりましたのは、例(1)と(2)の主語の特定、「存ず」の訳、そして敬語つきの現代語訳でした。文章の骨格は、正・負の命題で、すっきりと整理されているように思いました。 おっしゃる通り、上記(1)(2)の文は、例(1)に対する反論で、同一人物のものです。 前回と今回と引き続きご回答をいただき感謝申し上げます。