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not の範囲について
- I do not think you care for your own life or for anyone else's.
- not が for your own life or for anyone else's にかかっているか確認してください。
- not の範囲を確認するためには、文脈を考慮する必要があります。
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> I do not think you care for your own life or for anyone else's. 「あなたが自分自身の命やどんな他人の命も気にかけるとは、私は思わない。」 notが何を否定しているかですね、notは以降の否定を作りますが、orなどで否定が途切れることもあります。お示しの文は、thinkの次がthatの省略されたthat節です。 I do not think that you care for your own life or for anyone else's. that節はthinkの目的語となります。that節がorの直前と終わると考えると、or以降に省略があるとみるべきで、 1)I do not think that you care for your own life. 2)Or I do not think for anyone else's . という二つの文ということになりそうです。しかし、2はthinkの用法を調べても、文として成立しそうにありません。省略された部分が違っていて、 3)I do not think that you care for your own life. 4)Or I do not think that you care for anyone else's . だとすると成立しますが、これなら二分に分ける意味はほとんどなく、that節を一つの名詞節とみればよいでしょう。 すると、notが否定しているのは"think that you care for your own life or for anyone else's"になります。「あなたが自分自身を気に掛ける、または、どんな他人の命も気にかける」ということの否定です。 しかし、自分か他人かどっちか、というのはちょっと変な感じもしますね。この辺り、notの分かりにくさがあります。 少し論理学的になりますが、正確には"think that you care for your own life and for anyone else's"の否定です。A and B(AとBのどちらも)を否定すると、not A or B(AかBか、どちらかが違う)になるのです。 ですので、お示しの文が肯定文だと、 I think that you care for your own life and for anyone else's. 「あなたが自分の命も、どんな他人の命も気にかけると、私は思う。」 になります。この文で「思う」(think)を「思わない」(do not think)に変えると、that節はひとつの名詞ですが、that節内のandに対してnotが効いて来るので、orに変わってしまうのです。ですから、 I do not think that you care for your own life or for anyone else's. になってしまうわけですね。notをthinkではなく、that節のcareに適用すれば、 I think that you do not care for your own life or for anyone else's. になります。これもnotがthat節より前にあるため、that節内のandがorに変わります。 > Don't drink or drive. (飲酒も運転も両方ダメ) これも、notがandにかかる文例です。肯定文なら、"Drink and drive."(飲酒して運転せよ)です。そうするな、ということで全体を否定すると、notがandに効いてくるので、orに変わり、お示しの文例になります。 こうならずにorがnotによりandから変わったものではなく、もともとorで、notの影響を受けない場合もあります。カンマがあると、たいていはor以降はそこまでに出現したnotと無関係になっています。例えば文例を少し変えると、 Don't drink, or drive.(飲酒しないか、運転するか、どっちかにしろ) となります。お示しの文例ではorのところからnotが効いていないとすると、飲酒運転を許容する意味になってしまい、andがnotによりorに変わった元々の意味と、全く違ってくるわけです。 以上のように、いろいろありますので、not以降のorについては、注意が必要です。 P.S. さらに申し上げれば、orがnotの影響を受けてandに変わることもあります。 Go to school or study by yourself.(学校へ行くか、さもなくば独学せよ。) ↓↑ Do not go to school and study by yourself.(学校に行かず、独学もするな。) 上記の否定文の命令で、「学校に行かずに独学せよ。」なら、 Do not go to school, (and) study by yourself. のように言います。口頭ではカンマのところで間を置きます。andは言わないことが多いでしょう。
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- Nebusoku3
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>当該の英文の not も for your own life or for anyone else's にもかかっているのでしょうか。 →その通りだと思います。 I do not think you care for your own life or for anyone else's . 私は あなたが あなた自身の生活の面倒をみているとも どこかの誰かの面倒をみているとも 思わない。 ということですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。
- Oubli
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I do not think you care for your own life or for anyone else's. は I think you do not care for your own lifer or for anyone else's. と意味上ほとんど区別できませんが、英語では前者を使う方が普通です。意味は「あなたが自分自身の命も他の人の命も気にかけ(てい)るとは思えない」であっています。
お礼
ご回答ありがとうございます。
- wind-skywind
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英語では do not think でも、日本語的には 「自分自身の命(暮らし)も、他の人の命(暮らし)も、気にかけていないと思う」 それはそうとして、おっしゃるように、「~も~もない」となります。 not が両方にかかる、というより、数学の論理の理屈と同じで、 「A または B」の否定は「A も B もない」となります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 論理的に考えると、確かにそのとおりですね。 ありがとうございました!
お礼
詳しく説明して頂き、ありがとうございます! 内容をじっくりと考えながら読ませていただきました^^ そのおかげでとても納得することができました!