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無知と不知の違い
無知(ignorance⇐⇒叡智:wisdom)と不知(without knnowing) 無知と不知の違いについて教えてください。 国語の問題ではありません。 【参考―前質問】http://okwave.jp/qa/q9032447.html
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言葉の違い、無知の場合は偶々その知識を知り得ていないが、調べれば理解できる事もあるが、不知では、調べる方法も考えつかない”ろくでなし・怠け者人種でしょう。
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- urigadai2013
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無知の例としてはソクラテスの「無知の知」が有名ですが、ソクラテスが街頭で通り過ぎる人を捕まえては「徳とは何か?」「善とは何か?」と問い、そんなことは当たり前のことで問われるまでもないと思っていた人を問い詰めて、結局、知っていることは知っていない、ことだということを暴露したというもの。 概念というものはトコトン問い詰めると最終的に定義できないところに行き着く。 つまり根拠がない、理由がない。 たとえば、富士山はどうして富士山なのか? とか、富士山はどうして存在するのか? と問われて、そんなことは当たり前だと思っている人も、問われると答えられない。 また、かつて聖アウグスティヌスは「時間が何であるか、私たちはよく知っている。だから問われるまでもない。しかし、人から時間とは何か? と問われるとそれに答えることは出来ない」と言いました。 そのように物事はトントン問い詰めると、根拠のない、理由のないところに行き着く、それを知るのが「無知の知」。 だから無知とはそれを知らないということではなく、知ることができない、ということ。 それに対して不知とは、そもそもそれを知ろうとしないこと。 たとえば、テレビを見ながら、テレビはどんな仕組みで映像を見られるのか、そんなことは私たちは普段考えません。 知ろうとも思わない。 国家が存在しているのを知っているけど、国家が何であるか、そんなことは私たちは普段考えたりしない。 知ろうともしない。 テレビにしても、国家にしても、あるんだからあるんだ、と思っている。 それを深く探究しようとは思わない。 それが不知。
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そういう理解もありますね。
お礼
ご解答ありがとうございました。