次に本文を見ての通り、「アメリカ」という言葉がないのになぜ出てきたかについてであるが、なぜオバマが勝ったのかということで、キーワードとして「trusted」を取り上げ、また、「the bottom line」ということで、結局信頼を勝ち得たのだ、という風にまとめている。これは、この通訳者の頭の中の理解を反映していると考えてもいいと言える。そうすると、これはアメリカとなる。この他にも通訳者の頭の中で考えられて、本文とは異なる訳出がされることがある。例えば、「大変な状況」などである。大袈裟な言い方になっている。通訳者のつかみ方として、マイナスな面があったからこのような訳出となったのだろう。訳出はすぐに出るところもあれば、後ろ回しにされることもある。このように通訳者は色々なことに配慮しなければならない。つまり、聴衆の背景知識などを考えるなど。通訳者は表に現れた言葉を利用しているというよりも、「概念化」したものが働いているように思える。
そして、「意味」と「概念」という用語の区別をしよう。
The following is Japanese translation.
Eventually, after all, a nation reposed confidence. Of course, now America is serious situation.後半わかりません。
Seeing source text and translation of time relation, we can express how long time lag.
Next, seeing a text, there are not “America”. Why use “America”? ここからわかりません。
つまり、聴衆の~から訳します。Thinking about background knowledge of audience etc..
Interpreter use not only word, but also conceptualization.
And let’s distinguish meaning and concept