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怒りの感情の元
心理学にお詳しい方にお伺い致します。例えば、嘘つきは泥棒の始まりの例えではないですが、怒りという感情は、どのような心理が増幅されて怒りという感情に達するのでしょうか?
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攻撃や抑圧に対する防衛反射、かな? 嫌なニュースなど、自分に無関係な他人の 事件について腹が立つ場合は、自己、ではなく 自らが所属する集団=社会、に対する 攻撃や抑圧に対する防衛反射だ、とも。 他者への感情移入という想像力によって 仮想的に起こる防衛反射だと思うけれど、 同時に様々な利害や認識を共有することで 集団を形成し、弱い個体としての自我を そこに組み込んで守ろうとする、人間や 社会性動物の「利害共有本能」、他人と 繋がる能力の発露、とも言えると思うのです。 逃げるか、それとも闘うかの主体的判断を 迫られるストレスが冷静でいられる域を 超えると起きるアドレナリンやドーパミン などの脳内物質の各々分泌量のバランスが 一定の閾値を超えた場合、その状態を 指すと言っても的外れではないと思います。 無論、他人ごとについてのバーチャルな ストレスについても、同義です。 予想される恐怖や苦痛への不安。 それに対して生理的に起きる反射だと 言えるのではないでしょうか。 一種のシンパシー能力と。
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- miko-desi
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自分を守るため、強さをアピールするためであるでしょうね。 動植物にある「棘や牙」の役割を持っていそう。 「危険や面倒なことから逃れるため」 怒りそのものは場所をとるものではないですが、 理性で隠したり固めたりもできます。 勝算のない相手に怒ることはめったとない。これは感情というより理性。 対象が弱いか、優しいので嫌われるはずがないという思い込み。 そして怒りは覆われた習慣、異なる価値感、無理、無駄など 使い古された手垢が剥離して棘ともなる。 しかし怒りのあとにも感情も理性も変化が来るはずで 新たな価値感を見出すためであるかもしれない。 それ以前に心理学で「投影」というのがあって、 他者の欠点を指して実は自分の苦悩を暴露している。 ということになってますね。
お礼
なるほど。自分を守るため… そういえば、思いあたる節はありますね。そうですか。また、強さのアピールというのも、面白いですね。そういう心理から怒りに至るとは、あまり考えてもみませんでした。ありがとうございました。参考になりました。
- tarosuken
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心理学ではないのですが・・・ 「怒り」は、生命の危機などを視床下部という古い脳が感知してアドレナリン、ノルアドレナリンという神経伝達物質を放出し、それを脳や全身の器官が「キャッチしました」ということです 外敵から瞬発的に攻撃か逃走かを実施できるよう脳と体を準備させています 蛇足かもしれませんが、人間の感情、異性を好きだ、子供が可愛い、いい気持ちだなど全ては神経伝達物質(ホルモン)を脳が「キャッチしました」という意味です 「キャッチしました」ということそのものが感情です 取り立てて特別なものではありません
お礼
生命の危機から逃走或いは攻撃ですか。生命の危機… そう感じて怒ったんです意外ですね。脳科学からのアドバイスをありがとうございました。参考になりました。
- sacco102
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解ってほしい 助けて欲しい 愛してほしい という承認欲求が溜まった時に 怒りが溢れてきます 怒りの前には 必ずその下に 自分の欲求(してほしいこと・解ってほしいこと)を伝えられずに 我慢しています。その溜まったエネルギ-によって 人は 自分を攻撃するか 相手を攻撃します なので 人に甘えられない人 頼れない人 自分だけが頑張る人は 独りよがりな怒りが溜まっていることが多いです。
お礼
人に甘えられない人… う~ん。私にあてはまるかもしれませんね。そうですか。なかなか面白いと言ってはなんですが、意外な結論に驚いています。ありがとうございました。
自分が主導権を握れない事に対するものではないでしょうか? 自動車のハンドルが操れないあるいはこうやって質問しているキーを叩いても文字が打ち込まれないなど。 自分の支配感=肯定感、生存感だと思います。
お礼
なるほど、つまり、自分の思い通りにならないことへのいら立ちから、ということですか。ありがとうございました。
お礼
確かに、ストレスが冷静でいられる域を超えると怒りになる、つまり、感情的になることから考えると、怒りやすい人というのは、結局、理性が足りない、というより、ストレスに弱いといえるかもしれませんね。 予想される恐怖や苦痛への不安への反射ですか。 それもあるかもしれませんね。 なかなか、多方面な解釈があり、参考になりました。 ありがとうございました。