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「怒り」の意義
- 「怒り」の意義とは? ポジティブシンキングとの関係について考えます。
- 神様が「怒り」という感情を持たせた意図とは何か?
- 「怒り」の感情には逆説的な意味があるのかについて考えます。
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質問者が選んだベストアンサー
怒りというのは、恐怖、不快など嫌な感情の原因に対して抱くものでしょうかね。 その原因の排除への衝動てな感じでしょうか。 とすると自己保存ですね。 自己保存の裏返しは、他者排除ですから、怒りの反射は自滅。 そんなからくりでしょうか。
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- moto_koukousei
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私の考えや意見です。 1) ⇒ e-toshi54さんの質問歴、回答歴などを公開していただきたいです。 2) 人間の感情「喜怒哀楽」で、「怒り」が最も強いものだと思います。その代表的な結果が、私的には殺人であり、国家間だと戦争になります。 ⇒ 怒りが最も強い感情と断言できないと思います。 どのように強度計測するのかも判然としていません。 http://memoirs.lib-e.yamaguchi-u.ac.jp/531/11.pdf http://www.teu.ac.jp/aqua/GS/2010/Paper/Noguchi_2010.pdf 喜怒哀楽の4種しか考えないとしても、不安や恐怖につながる哀は、人間の状況を強く支配するベースになる可能性は高く、一時的な攻撃性につながる怒は、人間の状況を強く支配するとしてもベースを変更することはないと思います。 怒りで攻撃行動を起こすことはありますが、怒りだけでは計画的な行動をするのは難しいと思います。 戦争の多くは、怒りではなくて、欲がベースです。 殺人は、(酒で酔っていて)&(憤懣・激情・報復・怨恨)が多いですが、(酒に酔ってない)場合は(利益目的・勢力争・痴情・報復・怨恨)になるようです。 興奮や激情・憤懣・恨みなどの感情だけで、紛争や戦争が起きることはまずないでしょう。 3) この世の総てのことを前向きに捉えようとする考え方(ポジティブシンキング)があります。その考え方を採った時に、この「怒りの感情」は、人間にとってどんな意義があるのでしょうか? ⇒ (もしも、不安や恐怖、悲嘆、自己嫌悪、自信喪失、後悔、絶望などになりそうな状況が発生した)場合に、(自分の意識感情を外に向けて発散させ、意識が内に向かい落ち込んで行くのを避けることができる)としたら、怒りの感情はマイナスを避ける好都合のものとなります。 易怒(一瞬にして怒り出す)の傾向が多い場合、発達障害や脳内に異常のある場合もありますが、自己防衛をそれでやっている人も多いです。 怒り、怒鳴り始めれば、もう責められなくなるという経験が、そうした傾向を強化すのでしょう。 怒りを他人にぶつければ、心理的に自分の至らなさ、失敗、配慮不足、努力不足などは気にならなくなります。 普通はポジティブシンキングの例には挙げないでしょうが、自分の責任と感じなくて済む、他人や社会、環境の所為にすることができるのが怒りの一つの効果なので、それを意義あると考えたいのであれば、そうすることも可能です。 ただ、何でも怒りまくっていると、人間関係を良好に築くことはできないので、怒りの濫用は却ってマイナスになるでしょう。 すぐに怒り出す人の中には、怒りの濫用で収拾がつかないことが頻発し、損をしている人も多いようです。 怒りに自分を守る効果があっても、やり過ぎ怒りすぎではマイナスが多くなることもあるので、怒りの感情の利用?には注意が必要なこともあります。 自分に自信を持っている(=自己効力感が高い)人ならば、怒りの対象を自分自身にすることで、さらに奮励努力を続け、もっと自分を高めていける効果もあります。 4) 別の喩えで言えば、神様が人間を創造する時、どういう意図を持って「怒り」という感情を持たせたのでしょう? ⇒ 神様が人間を創造したと考えないので、関連の意見を出します。 動物の多くは、生き残る、生き延びることが大事ということで、色々の身体機能を持っているように見えます。 交感神経/副交感神経、アドレナリンなどもそうしたもの一つです。 襲われるような危険に遭遇したとき、普段のようにしているのではなくて、心拍数・血圧を上げ、筋肉も五感も活発にすることが生き延びることで有効だったでしょう。 攻撃と逃走は表裏の行動で、それを支える瞬時に立ち上がる感情が怒りなのだと思います。 余力を持っていて、通常に近い対応でやれるのであれば、怒りの感情を発しなくても大丈夫ですが、その時のその個体にとってヤバイ時には怒りの感情が瞬時に立ち上がるような生物が生き残っているのでしょう。 5) 今までの人生経験では、「怒り」またはの派生的感情で自分にプラスに作用したことはありません。平常心が失われ自分の貧弱な能力さえ発揮できなくなるだけです。 ⇒ 「平常心が失われ自分の貧弱な能力さえ発揮できず結果として、損をすることがほとんど」であれば、怒りの制御が当人とアンマッチなのです。 感情の易刺激性(ちょっとしたことにも強く反応し亢進するため瞬時に高い感情レベルに達し、他のことができなくなる傾向)は、習慣化というか記憶神経回路に組み込まれていることが多いです。 簡単に治るものではないでしょう。 薬を使って鈍麻させるのはやり過ぎだとして、自分で治したいのであれば、感情の亢進をセーブするように認知や理性を働かすのが良いと思います。 「ここで怒りだしたらダメ」と自分に言い聞かせる、怒りの感情に気づいたら深呼吸をして副交感神経の働きを高める。自分の身体的緊張状態を頭の先から眉、頬、頸、肩、腕、手、腹、ふくらはぎ、足首と意識の中で点検し緊張しているところをリラックスさせる。などのことをして感情が一気に亢進するのを妨げる。 さらに、過去の経験や先の展望で、(平常心を失い、貧弱な能力さえも発揮できなくなる危険)に思いをはせて、「怒っては損、平常心、平常心」と唱えるというのも手だと思います。
お礼
御意見ありがとうございました。 一つの質問は一つの質問で完結すべきで、他の質問やましてや質問者の人格には無関係に独立して存在すると考えます。隠すつもりはありませんが、当該質問文の範囲でのご回答を期待します。他の方の質問にもそうすべきとは思いますが、強制はしません。 単なる思いつきで質問したため質問文に齟齬があったとは思いますが、自分の性格の矯正法を質問したつもりはありませんでした。 他の回答者さまも含めて、日常生活とは違う世界を垣間見る機会をありがとうございました。
- bougainvillea
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犬や猫やサルなどの動物も自分が攻撃されたり、なわばりを荒らされたら 怒って相手を威嚇します。でないと、自分が食料を得ることができません。 人間が動物である以上、怒りの感情は食欲、性欲などと同じように 生存本能に根深く結びついています。 仏教ではブッダが無明から生じる煩悩の三毒の 貪(むさぼり)・瞋(いかり)・癡(ぐち)を厳しく戒めています。 瞋は瞋恚(しんに)ともいい、瞋は「目をカッと見開いて怒る」、 恚は「心をかどだてて怒る」という意味です。 時代が下ると、仏教でも悪魔を追い払うために憤怒の表情をした 不動明王や四天王が庶民の人気を集めるようになりました。 さらにダライラマの本では「慈悲のこころを持ち、相手のためを思って、 不正を正す怒りは良い。怒りのエネルギーを社会を正す行動に使おう」と いう感じになっています。 以上を簡単にまとめると 動物は怒る →怒りは動物的な感情に由来するので、精神修養によってこれを離れるのが人間的だ →しかしそれでは不正に無関心な冷淡な人間に →怒りのエネルギーを制御して良い方向に使うのならOK といった感じで発展してきました。
お礼
御意見ありがとうございました。
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
”国家間だと戦争になります” ↑ 戦争は怒りで発生することは少ないです。 歴史を見れば判るとおもいますが、原因の 多くは領土と資源の獲得競争が原因です。 特に、30年戦争後は、その傾向が顕著に なっています。 イラク戦争は、石油利権が目的だったことは 国際政治学者の間では通説です。 EUは、鉄鋼と石炭を巡る戦争を防止する 為に発足しました。 戦争は冷徹な計算の基にやられるものだ と思いますよ。 それはともかく。 怒りは、人間にとって必要だから存在するので しょうね。 私は怒りがプラスになったことが ありますよ。 私は大人しいので、時々舐められたりします。 そういう人がいたので、怒り、脅してやりました。 そしたら、その人は以後、私に一目おくように なりました。 「猫なで声で○○さん」 餌を盗られたら怒る必要があると思います。 そうでないと、次も盗られます。 これを繰り返されたら、その動物は餓死する ことになるでしょう。 名誉を傷つけられたら怒る必要があります。 そうでないと、こいつはダメな奴だ、誇りも ない、と評価され、生きにくくなります。 中国語で怒るとは「生気」と言います。 生きるために怒るのは必要なんだと思います。
お礼
体験談ありがとうございました。 小生も中学生までは怒りに任せて拳が腫れ上がるほど殴り合ったことがありました。それにより、「なめられる」ことはなくなりましたが、それが良かったかどうかは今でも判りません。 「侮辱」→「怒り」→「反発」・・・。この正当化は洋の東西を問わずアクション映画の題材になりますね。共感を呼ぶように作っていますが、果たしてそれが「怒り」の正しい存在意義なのかこれも判りません。
- mmky
- ベストアンサー率28% (681/2420)
別の喩えで言えば、神様が人間を創造する時、どういう意図を持って「怒り」という感情を持たせたのでしょう? ○神も怒るのですよ。それを天罰といいますが、決して少ないわけではないですね。 神が怒るのですから、当然、神の子としての人間も怒りはあってよいのですね。 ただ、神が怒る時がどのような時かを知る必要がありますね。大きくいえば、不信仰が蔓延した場合、正義が失われた時、為政者が民を不幸にする場合ですね。天罰は、天変地異を通してが多いですね。 昨年の天変地異も天罰ですよ。天罰の理由は、不信とダメ政治家を選んだ罪ですね。主権在民ですから、民に罰がくるんですね。自然現象だと勘違いすると何度でもきますね。何が悪かったかを反省しないとね。 さて、人が怒る場合ですが、正義を守るためになら、怒ってもいいですね。不信に対しても同じですね。 ダメな為政者には怒ってもいいんですよ。これは時として革命と呼ばれますね。 革命が悪いわけでは無いのですね。例えば、北の隣国などは革命児は英雄になるはずですが出てきませんね。 出てこないと、お怒りがきますね。国も民も同罪で消えてなくなりますね。 要は、神意がそんたくできれば怒ってもいいということですね。これは教導の怒りですね。個人的な怒りとはちがいますね。教導の怒りとは字のとおり教え導く怒りですから、先生としての怒りですね。 だから、人をよき方向に導くためなら怒っても良いということですね。 それ以外の怒りはろくなものではないですね。怒り、嫉妬、人だまし、こんなのは神に見捨てられて地獄へ直滑降ですね。 一方、戦争は怒りとは少し違うものですね。他国が国を取りに来た場合、戦って守るという精神ですね。これは勇気の試しみたいなものですね。神の子は強くあれですからね。その時は勇敢に戦うことですね。 各々の国に神がいますが、神も国あってのものですから、国がなくなれば神でいられなくなりますからね。 神々にも勢力争いがあるということです。神道対キリスト、イスラム対キリストとかね。あるいは、神国対無神論国家とかね。 地球も同じですよ。他の星の生命体に地球を乗っ取られれば地球神としてはいられないですね。 そのように星星の間でさえ争いごとはあるのですね。そうゆう意味で戦争は怒りとは違う次元のものですね。
お礼
ご意見ありがとうございました。 議論禁止がこのサイトのルールですが、戦争の発端が「怒り」の感情ではないという意見には異議ありです。 ・・・が、それは見解の相違という範囲で異論の存在も認めます。 怒りの何らかの意味がありそうだという感覚は判りました。
- alterd1953
- ベストアンサー率20% (239/1173)
出典は忘れましたが 「怒るべき時に怒る人間が尊敬される」というのを聞いて納得したことがあります。 確かに怒るべき時というのは、そんなにはないでしょうし また、その時怒るのは難しいことだと思います。 ただ、多くの人が望む正しいことの為なら良いかもしれません。 コントロールされた怒りは強力な気がします。 卑近な例で言えば 横暴な上司にキレた人は陰でみんなに拍手されるかもしれません。 (左遷されるでしょうが(笑)) 後、大きな例で言えば、ガンジー、ゲバラ、キング牧師とかは 社会の不正に対して、常に怒りを持っていたと思います。 しかし、3人とも殺されましたので本気で怒るには死を覚悟しないと いけないかもしれませんね。
お礼
ご意見ありがとうございました。 怒りにも意味があり、怒りの対象に必然があるということですね。 江戸時代に百姓が領主に怒り、それを幕府に上告した場合、意見は聞き届けられるが上告したリーダーは処刑されるのがルールだったと聞きます。 わたくしごとで怒るのでなく、おおやけの意味で「怒る」ことに意味があるのは理解しました。怒りの意義の一つの発見です。
- 雪中庵(@psytex)
- ベストアンサー率21% (1064/5003)
ライオンがシマウマを殺す時、それは怒りによってでしょうか? 織田信長が諸国を平定して攻め滅ぼしたのは怒りが原因でしょうか? 利益(より大きな「喜」)のためです。 生きる事=自然の物質循環の一環として死生もあるのです。 怒りが伴う場合もありますが、怒りに従って攻めたのでは作戦負けの可能性が大です。 怒る人間も底が浅ければ、怒られて効果がある人間も鈍重です。 私は途上国で技術指導をしてきて、無数に怒りましたが、それは自分の怒りによってではなく、その効果を理解しての事(相手のため)です。 怒りの感情などクズです。
お礼
ご意見ありがとうございました。 信長の諸国平定の意図は兎も角、本能寺の暗殺は光秀の「怒り」だったと聞いています。それは歴史的には無意味な行為でした。 「怒る」と「叱る」は別と心得ています。 「怒り」はクズ以上の何かがないのかというのが質問の意図です。
お礼
冷静な分析力を感じました。 言葉の使い方だけのことでしょうが「怒りの反射」の意味が解り難いです。「怒りの帰結は自滅」と読み替えてみます。