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故郷 魯迅が生きた時代が反映された文章
魯迅の「故郷」についてなのですが、 「故郷」には、魯迅の生きた時代が反映されたような文章は 含まれていますか? また、あったらどの文章か教えてください! 回答お願いいたします。
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「故郷」は当時の中国の人々の様子描いて、どうだ、俺たちは、お前たちは、こんなんなんだぞ。このままじゃダメだ、みんなで新しい道を行こう! という意図で書かれた小説です。過去の中国でも未来の中国でもなく、当時の中国を描きました。 その意味で、全部が全部、「魯迅の生きた時代が反映されたような文章」だと言えます。どの部分とは限定しにくいですね。 あえてポイントをあげるなら…農村の風景、舟運という交通手段、そこに生きる人々の生き方、村の風俗習慣、身分制度というか地主と小作がいること、服装、家の造り、作柄の悪さ、生活の貧しさ、などでしょうか。 絶対にはずれのないポイントは、子供がたくさんいる、ということです。現在は「一人っ子政策」ですから(もう崩れかかっているという話も聞きますが)。 子供たちの様子は、今も昔も変わらないようですね。ああ、でも今の中国の子供は、昔よりずっとわがままのようです。
お礼
確かに細かく探してみると沢山ありますね。。。 全体的に当時の中国に関することが書かれているんですね。 でも「子だくさん」が、まだ一人っ子政策がなされていない中国を表しているのには 気づきませんでした。 大変参考になりました。 回答ありがとうございました!