- ベストアンサー
財政投融資について
大学で「財政投融資」についての論文を書くことになりました。テーマを考えなければならないのですが、私自身、そんなに興味があったわけではないので何について書いたらいいか思い浮かびません…。財投で今問題となっていること、気になることなどなんでも良いのでご意見ください。参考にしたいと思います。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
同じく参考までに「いままで」問題になっていたこと と、「いま」問題になっていることについて書いてみた いと思います。 「財政投融資制度」は、もともとは郵便貯金や厚生 年金といった、国を通じた信用によって集められたお金 を、国債や地方債、国の特別会計や国が出資した公団や 事業団(財政投融資対象機関)に貸す、という形で、 国の政策を金融的に執行する機能を担っていました。 このうち、よく問題になっていたのは、 (1)国がお金を集める必要があるのか。 (2)国のお金の集め方はおかしくないか。 貯金を集めるのは民間に任せて、国は債券という形で 市場(民間)から金を集めればいいではないか。 (3)国の機関は貸したお金を上手に使っているのか。 珍妙な客の入らない観光スポットとか、 山奥に四車線の道路とか作ってないか。 (4)妙なところに貸しているお金は返ってくるのか。 郵便貯金の残高がゼロ円になったり、 厚生年金がもらえなくなったりしないだろうか。 (5)国の財政赤字は、国が集めたお金で賄われている。 財政赤字に対して警戒感が緩んでしまうのではないか。 (6)そもそも財政投融資制度が不健全な業務を行ったのは 税金が安過ぎるからではないか。福祉制度を金融で やること自体に無理があったのなら、税金を上げる ことになるのか、それとも切り捨てるのか。 などなどとあります。これは財政投融資制度が作ら れて以来、古くて新しい論点だったといえるでしょう。 先の「財政投融資改革」は、このうち(2)に対応した もので、「特殊法人改革・道路公団改革」は(3)に対応 したものだったと言えます。 で、「いま」(というか、これから)問題になるのは 、(4)、(5)になると思われます。特に(4)は、年金問題が 絡んでいますのでホット・イシューですし、(5)は、これ から景気が回復するに連れ、利払い費の関係から国債費 が急騰しますから、国が集めたお金は最大限使われる事 になるでしょう。なにしろ国の活動のうち、税金で賄わ れているのは半分という異常事態が続く中で、国債を どうやって管理するか、というのは大きな問題です。 とはいえ、なかなか普通には興味がわきにくい分野 だと思います。大変と思いますががんばってください^^;
その他の回答 (2)
- ryoppemag
- ベストアンサー率15% (15/96)
財政投融資は平成13年に改革されました。 改革前後の制度の違いや、それぞれの長所短所等をまとめてみるのはどうでしょう?
お礼
ありがとうございます!参考にさせていただきます!
- michank
- ベストアンサー率13% (11/84)
(1)「財政投融資」の理論的出発点=ケインズ経済学 (2)財投の良い例;福祉・介護・教育関係への投資 (3)財投の悪い例:社会保険庁の例等(国家レベルの犯罪または判断ミスと気づいていない) (4)財投の仕組み;官僚システムに民間のチェックシステムを融合しての財投実行・評価を入れる。 (5)これからの財投;グローバルな投資効果を導入する。(日本は、米国国債投資で訓練済み) 以上。ヒントにすぎません。あしからず。
お礼
ありがとうございます!参考にさせていただきます!
お礼
ありがとうございます!参考にさせていただきます!