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沈滞している景気を回復させるために有効な手段
次のうち、沈滞している景気を回復させるために有効な手段とは何か、 という問題があったのですが、この選択肢問題がよくわかりません。 (正解は3) 1 増税 2 公定歩合の引き上げ 3 国債の発行による財政支出の増大 4 支払準備率の引き上げ 5 財政投融資の回収 財政投融資の回収?国債をだす、ということはかえって不況になってしまうのでは?支払準備率?よくわかりません・。
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世の中(市場)にあるお金をたくさんにするか、少なくするかの問題です。 経済の問題はこれに本質をおくとよく理解できます。 不況のときはお金が回ってませんから、お金をたくさんにする政策が正解。 3番以外は全て世の中のお金を減らす方向ですから間違いです。 国債発行というのは、政府が借金をして世の中にお金を出してあげるということです。 だから国債を発行すると財政支出増大となるのです。この2つはワンセットです。 支払い準備率は強制的に日銀に預けられるお金です。 日銀に強制的に預けられれば世の中に流れることができるお金の量は減ります。
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- aokisika
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これはマクロ経済学の問題ですね。 ということは、「ケインズの考え方ではどうなるか」ということが問われているわけです。 「現実の経済政策でどうなるか」ということとは別です。 ケインズの考えでは#2の方の回答になるわけです。 現代社会はケインズがニューディール政策を提唱した当時とはかなり異なってきていますから、財政支出はあまりうまくゆかないようです。現在の景気を回復させるためには、ケインズの時代と現代の社会情勢との違いにあわせて変化させた方法をとらなければならないのですが、その前提として、ケインズの理論を理解していなければなりません。 ケインズ理論が理解できていなければ、ケインズ理論の修正はできませんからね。 そのために、sahamaさんがケインズの理論を理解しているかどうかを調べるための問題なのです。
- eikowings
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景気が沈滞している時に、増税をやると、家計にとってら相当つらいです。ですから、増税では、景気が回復できません。減税なら正しい。 公定歩合の引き上げは、金融引き締めですから、公定歩合の引き下げなら正解。 国債の発行による財政支出の増大は、まさに、財政支出拡大により、需要が増加することを意味しますから、企業活動が活発化してきます。だから、これが正解。歳出削減は、この逆が起きますので、仕事が無くなり、景気は悪化する。 財政投融資の回収は、難しく考えると、郵貯資金や財投債によって調達した資金を、どうのこうの、と言う話になりますので、難しいとこは考えず、融資ですから、融資した資金を回収したらどうなりますか?と考え、不況下で貸し金回収されたら、融資を受けたほうは困りますよね?と考えれば、これは景気には悪影響じゃないか?と考えれば良いのではないでしょうか?
- Cupper
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正直、その問題の正答は無いと思うんですけどね 複合的な要素が関係しているので1つだけの施策では解決できないと思います (でなきゃ とっくに景気は回復している) 机上論ですから難しく考えないようにしましょう