- ベストアンサー
高校数学Bの等比数列の問題で、
「ある年初めに100万円借りて、その年から年末にx円ずつ返して10年で完済する。 年利率6%、1年複利としてxの値を円未満を切り上げて求めよ。ただし (1.06)¹⁰=1.79 」 この問題が分かりません。詳しい解説つきで、よろしくお願いいたします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
各年末に返済する金額Xの元金を考えます。 1年目の返済額Xの元金は、X/1.06 です。 2年目の返済額Xの元金は、X/1.06^2 です。 同様にしていくと、最後の10年目の返済額Xの元金は、X/1.06^10 となります。 元金の合計が1,000,000円ですから、次の式が成り立ちます。 1,000,000 = X/1.06 + X/1.06^2 + ... + X/1.06^10 これは、初項 X/1.06、公比 1/1.06 の等比数列です。よって、 1,000,000 = X/1.06 * (1-1/1.06^10) / (1-1/1.06) 後は、問題文の指示通りに、1.06^10=1.79 を用いて計算し、Xを求めます。
その他の回答 (1)
- akinomyoga
- ベストアンサー率85% (100/117)
a_i を「i 年経過した時の残り返済金額」とすると、 初項 a_0 = 100万円, 漸化式 a_{n+1} = 1.06 a_n - x (=前年の金額 a_n に利子 0.06 a_n を上乗せして、x だけ返済する), 10年後に完済する事から a_10 = 0. 上を x について解けば良い。 漸化式より、 a_{n+1} - x/0.06 = 1.06 ( a_n - x/0.06), a_n - x/0.06 = 1.06^n ( a_0 - x/0.06), a_10 - x/0.06 = 1.06^10 (a_0-x/0.06). 次に x について解く。 (1.06^10 -1) x/0.06 = 1.06^10 a_0 x = 0.06×(1.06^10/(1.06^10-1)) a_0 = 0.06×(1.79/0.79)×100万円
お礼
お返事が遅くなってすみません。 漸化式はこれから習うところで、こういう解き方もあるんだなと、勉強になりました。ありがとうございました。
お礼
お返事が遅くなってすみません。 分かりやすい回答ありがとうございました。 参考になりました。