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積分の問題です
∫(0→1)x√(4x^2 + 1)dx という積分は、何か魔法のように簡単な解き方があるのでしょうか? 私の見た本では次の行ではすぐに = [(1/12)(4x^2 + 1)^(3/2)](0→1) となっていました。
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>何か魔法のように簡単な解き方があるのでしょうか? 置換積分でもできますが、いきなり [原始関数](積分範囲) の式を書けるような魔法は合成関数の積分公式適用のケースだと気がつくことでしょうね。 合成関数の積分公式を習っていませんか? F(x)=∫f(x)dxのとき ∫g'(x)f(g(x))dx=F(g(x))+C 今の場合,頭の中で g(x)=4x^2+1, f(x)=x^(1/2), F(x)=(2/3)x^(3/2) g'(x)=8x, 8*(3/2)=12 となることを試考してみましょう。 合成関数の積分公式を適用できるケースだなと気がつかないといけませんね。公式を当てはめるためには12を作るため1/12倍すればいいですね。 以上を式にすれば、 ∫(0→1) x√(4x^2+1) dx =∫(0→1) (1/12) (8x) (4x^2+1)^(1/2) dx =∫(0→1) (1/12)g'(x)f(g(x))dx =[(1/12)F(g(x))](0→1) =[(1/12)(4x^2+1)^(3/2)](0→1) 2番目~4番目の3行の式は頭の中で試考する式で、表に出ませんが、合成関数の積分公式を適用するための途中式とも言えます。 式を書かなくても、「合成関数の積分公式を適用して」と書いておけば、魔法ではなくなるでしょう。 合成関数の積分公式は、t=g(x)という置換積分することと内容的には同じですが、置換積分は t=g(x)とおくと、dt=g’(x)dx, f(g(x))=f(t)という置換の過程を省略できません。一方、合成関数の積分公式を適用する場合は、途中式を書きませんので、知らない人には魔法のように感じるかもしれませんね。 これからも、合成関数の積分公式を使うと簡単に積分することができるケースに遭遇することも多いかと思いますので、是非、習熟し慣れてください。 そうすれば魔法の式も魔法ではなくなるでしょう。
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- spring135
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∫(0→1)x√(4x^2 + 1)dx (1) 4x^2=tとおく (2) 両辺を微分して 8xdx=dtつまり xdx=dt/8 (3) ∫(0→1)x√(4x^2 + 1)dx=∫(0→4)√(t + 1)dt/8=(1/8)1/(3/2)[(t+1)^(3/2)](0→4) =(1/12)(5^(3/2)-1) ポイントは(3)です。きれいにdtでまとまるように(2)を選んだということです。魔法です。 なお4x^2+1=tとおいても計算できます。試験場で思い出せるほうでやればいいでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。
- naniwacchi
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こんばんわ。 4x^2+1=uとでも置いてみれば、どうでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます。
お礼
これです! ありがとうございます!!