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和文と英文の発想の違いについて
- 和文と英文は人びとの内面の発想のあり方が異なる。
- 和文は非線形の構造を持ち、ハ格とガ格の働きが重要である。
- 英文はS-V-O文型が主体であり、線形の論理を示す。
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#1です。 格詞というのは個人的な方言みたいですね。確かに私が言っているのは、格助詞の類ですね。アルカなんか知れませんでした。まさに「なんぢゃ これ?」・・・です(^^;)。ついでにZematationも恐らく、うろ覚えの単語でしょう。 格詞という言い方が頭にこびりついていたのは、「てにをは(が)」は確かに構文論的には助詞(助手?)の類かも知れませんが、「意味論的に」といって良ければ、それらはそれ以上の役割と機能を持っている、と思えたからです。 その理由を、あなたは明らかにしてくれました。 > ☆ えらそうに解説しますが ハ格は――そして ガ格も――文の成分(主語・述語あるいは 名詞・動詞等)のあいだを意味連絡するために言い出されるわけでは もともとは ない。と考えられます。 > つまり ハ格は ガ格も 主題を提示しますという主題格だと説明されています。 > そのあとです。線形の・それこそ格詞の持つ役割りとして意味連絡をも示すようになるのは。 そういう事かと(自分は)納得できます。 > ( c )わたしハ かのじょガ 好きだ。 > ( c-2 ) She loves me. / It is she that loves me. > (わたしについて言えば かのじょが わたしを好いている。) の組み合わせは、文脈上ありえます。どういう文脈(状況)かを想像(推測)するのに10秒ほどかかりましたが(^^;)。 まさに格詞は単語の格をマークアップする事によって、意味連絡の推測へのトリガーとしての役割を果たしています。そこが自分の気になるところでした。 以下の余談が、イメージの結節点(調和点)になってれば良いのですが・・・。 このサイトもそうですが、ホームページの類は大抵、htmlとかxamlとか言われる「マークアップ言語」で作られています。マークアップ言語は間違いなくプログラミング言語の一種ですが、従来のCとかVBとかとは、少し違う設計思想を持っています。 従来のCとかVBは、言ってしまえば線形語順です(英語です)。時に識別句(助詞)で拡張性を持たせる事もありますが、それらは補助手段です。基本的には、ほぼ唯一の構文規則に従って書かねばなりません。故に一定順序に従ってはいるが、単語の羅列に見えます。普通の人が見たら(^^;)。 いっぽうhtmlやxamlには、タグと言われるものがあります。タグの役割は、タグに後続する単語群に、文脈中での意味を与える事です。単語(トークンと言いますが)および単語群は必ず、それらをマークアップするタグと、ペアで使用する事が義務付けられています。 自分はこのタグが格詞に見える。じっさいタグの存在によって、マークアップ言語の方が表現の自由度は、従来言語より原理的には遥かに高い。その特性を利用して、一部ではデータ保存形式としても、けっこう前から利用されています。 四角四面の表形式であるデータベースでは、コストパフォーマンスが悪い場合などにです。 しかし、そこはそれ機械の世界なので、文脈依存のプログラミングなどできる訳がない。手取り足取り全部指示する必要がある。結果、書く量が増えたりする(タグの分)。でも人間には読み易くもある。ここはトレードオフなんですよね。 根本対策は、文脈を理解する機械の出現ですが、何かいつかの人工知能の話に戻ってしまいそうなので、ここは「ワハハ!」と笑っておきます・・・(^^;)。
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自分のイメージにかなり合致するので、面白かったです(^^)。 無格の用法とは、「カタコトで話す事」なんでしょうね、きっと。最近スキー場でよく外人と出会うのですが(西欧系)、歳のせいか厚かましくなって、けっこうカタコトで話しかけたりする。それがけっこう通じたりする(^^;)。 テーマを格詞(Zematationでしたっけ?)に絞ります。格詞を持つ言語は、けっこう珍しいそうですね。それで日本語に慣れ切った感覚でいうと、第一印象は英語なんかの方が無格の用法に見えたりする。だからカタコトでも、けっこう通じたりするのかと安易に思っていましたが、そうではないかも知れませんね。 英語は格詞を持たないかわりに、日本語より圧倒的に厳しい線形(?)語順の規則がある。なのでカタコトの単語羅列に、向こうの方で文法を読み込んでくれている可能性は、否定できない。冗談ついでに言えば、超越的純粋理性のおかげです(^^;)。 いっぽう日本人だって、カタコト日本語を間違いなく理解できる。でも理解の仕方が、英語圏とは違う気がしてきた。日本人の理解の仕方は、格詞を補う事でやっている気がする。 格詞は格の標識なので、本質的に現れる単語の順序は任意でかまわない(非線形で良い)。しかも日本語の格詞は「は」のように、「人間は・・・」のような場合は一般性を表し主語をマークするだけだが、「あの人は・・・」のようなケースでは、主語の特殊性のニュアンスを含み、同じく主語の特殊性を強調する「あの人が・・・」とは、またニュアンスが違う。 ※日本語って面倒ですね(^^;)。 このような環境に慣れていると、とにかく文全体で意味を了解できれば良い事になり、また文章全体の文脈にも注意深くなる。行間読みをし、行間読みの正しさの確認として、「次の格詞は、きっと「が」だ」といった予想まで無意識にし出す。 けっきょく個々の単語から湧くイメージに対して、個人的に最も整合的だと思える格詞の配置を行っているような気がします。それだけに、誤解や思い込みも生じやすい訳だ(^^;)。法律やマニュアルの文章は、英語みたいで嫌いな訳だ(^^;)。 むかし読んだ本の中で、日本人は情報集団やイメージの調和点を感じ取るのが非常に上手い、と書かれていました。日本語のせいなのかも知れませんね。だとすれば、曖昧なのもそのせいだ・・・。 我々は、虫の音やカエルの合唱も思わず言語化しますが、あちらの人達にとっては、そもそも「音」や「合唱」ですらなくノイズだという事ですが、そういうのも上記の影響だったら面白いですよね?。 自分は、パチンコ屋で眠ったのは異常だったとしても、高速道路のざわつきも、沿線での電車車両走行音も、けっこう子守唄にできます。それらから、人のぬくもりを感じたりします。日本人なら(?)、きっと経験があると思うのですが・・・。
お礼
それはよかった。たのしんでもらえて。 こんばんは。ご回答をありがとうございます。 ★ 格詞(Zematationでしたっけ?) ☆ 格助詞か 活用格(格活用)ならピンと来ますが 《格詞》は初めて聞きました。 ▲ (ヰキぺ:アルカ) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%AB#.E6.A0.BC.E8.A9.9E ☆ なんぢゃ これ? こんなのがあるのですね。エスペラントみたいなんですかねぇ。 ★ 英語は格詞を持たないかわりに、日本語より圧倒的に厳しい線形(?)語順の規則がある。 ☆ 《線形・非線形》が 何とか通じていますかね。 ★ 冗談ついでに言えば、超越的純粋理性のおかげです(^^;)。 ☆ これは そうなんでしょうね。つまり 絶対格による主題表示ということは 誰もに生まれつきそなわった共通の言語交通つまり意志疎通の能力にゆだねているということなのでしょうね。 ★ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ しかも日本語の格詞は「は」のように、「人間は・・・」のような場合は一般性を表し主語をマークするだけだが、「あの人は・・・」のようなケースでは、主語の特殊性のニュアンスを含み、同じく主語の特殊性を強調する「あの人が・・・」とは、またニュアンスが違う。 ※日本語って面倒ですね(^^;)。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ☆ えらそうに解説しますが ハ格は――そして ガ格も――文の成分(主語・述語あるいは 名詞・動詞等)のあいだを意味連絡するために言い出されるわけでは もともとは ない。と考えられます。 つまり ハ格は ガ格も 主題を提示しますという主題格だと説明されています。 そのあとです。線形の・それこそ格詞の持つ役割りとして意味連絡をも示すようになるのは。 ( c )わたしハ かのじょガ 好きだ。 という文のハ格とガ格は 主格や対格をそのままでは示していません。まづは 主題を――中心主題およびそれにかかわる関係主題を――提示しましたよと言っているだけです。そのあと 線形の意味連絡が 推測されるようになります。しかも この例文のばあいは 文だけでは 意味がさだまりません。文脈がなければ 不明です。 すなわち 次のふたつの解釈が 同等に可能です。 ( c-1 ) I love her. (わたしについて言えば わたしが かのじょを好いている。) ( c-2 ) She loves me. / It is she that loves me. (わたしについて言えば かのじょが わたしを好いている。) だから 《A‐ハ B‐ガ C》構文は 非線形だと言いました。線形論理へと相転移するのですから。(こういうタトエにおける用法で 許容されえますか?) ★ 法律やマニュアルの文章は、英語みたいで嫌いな訳だ(^^;)。 ☆ 魔法の国のアリスになった気分になれるのが 非線形構文なるわれらが日本語であるようです。 ★ むかし読んだ本の中で、日本人は情報集団やイメージの調和点を感じ取るのが非常に上手い、と書かれていました。日本語のせいなのかも知れませんね。だとすれば、曖昧なのもそのせいだ・・・。 ☆ あひるではありませんが 水面下で足掻きをしつつ 《イメージの調和点》は むしろその水面下で感じ取っているのかも知れません。 こういう日本語をもっと大事にして欲しいものです。もっと 親しんで欲しいものです。 ★ 我々は、虫の音やカエルの合唱も思わず言語化しますが、あちらの人達にとっては、そもそも「音」や「合唱」ですらなくノイズだという事ですが、そういうのも上記の影響だったら面白いですよね?。 ☆ らしいですね。やつらには 《ノイズ》ですって! ふところが浅いんですよ。オウベイは。韓国人は そのわるいところだけを真似をしている。(韓国文は ほとんど日本文と同じつくりなんですよ)。 ですから 尺八の音だと言った(たとえた)のですが 《虫の音や蛙の合唱 あるいは 蝉しぐれなどなど》は 非線形なる構文の内側で言葉として 聞いているかも分かりません。 ★ 自分は、パチンコ屋で眠ったのは異常だったとしても、高速道路のざわつきも、沿線での電車車両走行音も、けっこう子守唄にできます。それらから、人のぬくもりを感じたりします。日本人なら(?)、きっと経験があると思うのですが・・・。 ☆ こういうコメントが聞きたかった。んぢゃあ! いちばん残念な例は 欧米の文にも日本語の文にも 汲々として扱いかねるかのように どっちつかずになってしまう場合です。もしくは ゆったりとしてどちらも使いこなせる人の場合にも そのあやつり具合いを特技としているだけに終わってしまっている場合でしょうか。・・・ (えらそうに言いました)。
お礼
ご回答をありがとうございます。 まづ われらが日本文の構文を分析します。《主題提示の層》と《線形論理の層》との二層から成る。 ( d ) わたしハ おまえガ 好きだ。 (α) 《 A‐ハ B-ガ C-ナリ。 / C‐スル。》なる非線形構文 ~~~ (α‐1) 一次として 主題提示の層 《 A-ハ B-ガ C-ナリ 。》 中心主題‐ハ格 関係主題‐ガ格 論述主題‐述格・法活用(断定法) ( d-α ) わたし〔ハ〕・・おまえ〔ガ〕・・好き〔だ〕。 :極端に言えば 次から次へ 主題となる語を羅列するのみ。 (α‐2= ω) 二次として 線形論理の層 《 (ω) S(主格)‐V(述格)‐O(対格).》 ( d-ω-1 ) わたしガ おまえヲ 好く。 ・ A love B. ( d-ω-2 ) わたしヲ おまえガ 好く。 ・ B love A. ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ したがって 英文は ほとんど《 (ω) S(主格)‐V(述格)‐O(対格).》なる単一層として成ると考えられます。 そこで《タグ》の出番となるということでしょうか。 ★ いっぽう html や xaml には、タグと言われるものがあります。タグの役割は、タグに後続する単語群に、文脈中での意味を与える事です。単語(トークンと言いますが)および単語群は必ず、それらをマークアップするタグと、ペアで使用する事が義務付けられています。 ☆ わたしは コンピューター言語をとんと知りませんが もし日本文の構文つまり二層構造を 言語化し得れば 言うことなしでしょうね。ノーベル賞ものでしょうか。 ★ しかし、そこはそれ機械の世界なので、文脈依存のプログラミングなどできる訳がない。手取り足取り全部指示する必要がある。結果、書く量が増えたりする(タグの分)。でも人間には読み易くもある。ここはトレードオフなんですよね。 ☆ たぶん わたしが推測するにですが 日本文は 《タグ》の役目が果たされる前に: 《主題提示相》では それこそ尺八をひと音づつ吹くかのように 話し手の意志表示のためにという前提のもとにですが 主題とする語句を 一つひとつ言い出して行く。 これは 主題であるというほかには まだ何の標識もつけていないと言ったほうがよいほどであり そのひとつの主題語句じたいがすでに小宇宙を成している。 すなわち Aなる小宇宙‐ハ Bなる小宇宙‐ガ Cなる小宇宙‐なり。 とでも言っている。つまり まづはその小世界をいくらか繰り出したという人間味のある自己表現じたいを味わって欲しい。と言うかのように。 ( e ) A (宗助)ハ B (先刻さっきから縁側へ坐蒲団を持ち出して、日当りの好さそうな所へ気楽に胡坐をかいて見た)ガ C (やがて手に持っている雑誌を放り出すと共に、ごろりと横になった)。(漱石:門 冒頭) ☆ そのあと 《 (ω) S(主格)‐V(述格)‐O(対格).》などの線形論理の層が たしかに文の意味を知りたいし知らねばならないと思うからには 知られて行く。のだと。 ★ 根本対策は、文脈を理解する機械の出現ですが、何かいつかの人工知能の話に戻ってしまいそうなので、ここは「ワハハ!」と笑っておきます・・・(^^;)。 ☆ わたしは 門外漢であると思うと 気軽です。こんな感じでしょうか。