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倒幕派と佐幕派について
倒幕派と佐幕派は どちらの方が “国粋主義” なのでしょうか?
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倒幕派と佐幕派を「国粋主義的」かどうかで大別したら、倒幕派のほうが国粋主義的でしょうね。 佐幕派のほうは、幕府上層部、それも一部にすばらしい人たちもいたようなのですが、基本的には「徳川家」「徳川幕府」という視点しかなかったように思います。 それに対して倒幕派は、それが手段、方便であったとしても、一応日本の伝統、日本民族というようなものを口にしていたからです。 例えば、天皇をいう国家の根本をなす人物を担ぎ出したことはもちろんですし。 例えば高杉晋作は、四国連合艦隊との交渉の場では、延々と古事記の記述を口にし続けて相手を閉口させたと伝わっています。「なりなりてなりあまりたるところひとところあり・・・ 」 また、西郷隆盛は、イギリス公使の戦争援助申し出に対して、「まっこと有り難かお申し出でごわんど、我が日の本のこつは日本人の間で決着申すが我が日の本の伝統でごわんで、慎んでご辞退ばさせていただきもす」と言ったとか言わなかったとか(方言としてはインチキです)。 私個人は、倒幕派は田舎者の集まりだと認識しています(明治政府の政策からの判断)が、西郷や勝が外国の関与を排除した点については深く敬意を表するものであります。「事大主義」政策を採った他国に比べて大きく優れている点でした。 それはともかく、自己を正当化する手段としてであっても、国粋主義的な主張を入れたのは、間違いなく倒幕派のほうですね。
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- hotarunoinotii
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どちらも国粋主義であり、抜群の智力を持って国難に対処しています。 当時は弱肉強食の帝国植民地全盛時であり、この中で民族独立維持とは今では想像付かない程の難事でした。 ゆえに、いずれがより国粋であったかは(質問者には申し訳ありませんが)些細事項と思います。 確かなことは、大正昭和平成の日本人よりも遥かに高智力であったということです。 そうでなかったら、極東にはユニオンジャックの図を、豪・キゥイの如く、国旗に頂く英語を公用語とするファーイーストランドなる防露国家が存在しているでしょう
- onbase koubou(@onbase)
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近代的な国家というものがまだ存在していないのでどちらでもありません。
お礼
有難う御座いました