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至急!倫理についてです。

倫理についてです。 ボッブスとロックの自然状態を違いが分かるように説明してください。 自然権、人間観、自然法などの観点もいれてもらえたらうれしいです。 教科書的に社会契約の思想辺りに この2人が乗っていました。 教科書の内容は難しいことが書いていて よくわかりません。

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回答No.2

ホッブズの考えのスタートと、ロックの考え方のスタートは一緒と捉えてよいと思っています。 この社会が何の制約もなく、個人の自由が完全に保障されている場合、それはすべての人間がすべての人間が戦いあう世界になってしまう、と二人は考えます。 ホッブズはここで、このような世界にならないために、自然法を人間は持たなければならないと考えます。この自然法は、人間が人為的に作るものではなく、神様から与えられた絶対に間違いのないものだと定義しています。 そしてその自然法をもとに「国家」という集団を作り、自然法を扱う権利(自然権)を国民ではなく国家に持たせておけば、戦いあう世界ではなくなるだろう、という考え方がホッブスのものです。しかしこれは結果として絶対王政を正当化する考えに使われてしまいます。 そこで、ロックはホッブスの考え方をもとに、国家が国民の意思に反して行動する場合は、国民が国家に対して抵抗しても構わないと考えます。これが抵抗権と呼ばれるもので、ホッブスの考えとは違うところです。 ホッブスとロックの自然状態の捉え方は一緒であって、その上でどのような社会であるべきかを考えた際に違いがでてくるものと思います。 自然権、自然法は組み入れられましたが、人間観についてはわかりませんでした、申し訳ありません。