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先生の教え
たとえば、学校で「元寇」を教わった時、日本の武士は一騎うちを行っていました。矢はとても弱く、また「てつはう」に驚いてとても戦えませんでした・・・・・と 太平洋戦争の時も色々と間違ったことを教えられた記憶があります。まあ当時の先生の資料にはそのような事しかなかったと言えばそれまでなのでしょうが、あまりにも短絡的すぎて恐怖さえ思います。今、韓国や中国などと歴史問題で争っていますが、半日教育で育った人達に、いくら説明しても、日本が悪いのは当たり前なのはどうしようもないのでしょうか、そのうち、超科学的に解明されて、だれもが正しい事実を分かる日は来ると思いますか
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>そのうち、超科学的に解明されて、だれもが正しい事実を分かる日は来ると思いますか タイムマシンが出来て,過去と現在を行き来できるようになるまで不可能でしょうね。 というのも,歴史には「客観的事実」など存在出来ないからです。 何故かと言うと,歴史というのは以下の様な性質だからです。 歴史学の本質は,「過去の事柄を,その時代に生きていた人の文章類を史料として明らかにしよう」という学問です。歴史学とはあくまでも「文章」を使って証明していきます。 しかし,この「文章」というのが曲者で,たとえ古文書に書かれていたとしても,それが「事実」だとは限りません。 もしかしたら,誰かが創作したものかもしれません。 実際に偽書というのはどの時代にも存在しますし,時にはその偽書が政治にとって重要な根拠(正統性)となっていたりします。 たとえ事実が書かれたいたとしても,それは著述者の主観でしかありません。 別の立場の人は,まったく反対の事象に見えたかもしれません。 なので,一つの「事実」を証明するには何十何百という史料を丁寧に考証していき「事実」に近づいていくしかありません。 ところが,文章だけで証明するのはとても難しい行為です。 そこで次の疑問が常に投げかけられています。 ・歴史には,本当に客観的な事実など存在するのか? この疑問に多くの著名な哲学者・歴史学者が回答しようと考察されています。 学術分野でいうと主に歴史哲学という分野ですが,悲しいかな日本ではあまり流行ってませんね(歴史と付き合うには重要な観点なんですけど) 現代歴史学の始祖と言われるヘーゲルは次のように分析しています。 彼は,歴史を大きく二つにわけて考えました。 一つは「客観的歴史」です。 これは,「過去に起こった種々の事柄、出来事」であるとします。 二つ目は「主観的歴史」です。 これは,今生きる「わたし」が「過去に起こった事柄を探求し叙述する」歴史です。 この二は歴史の持つ性質であり,故に難しい問題を孕んでいることになります。 「歴史」を示す英語「history」の語源はギリシア語の「Historein」からです。 この言葉の意味は「調べて、学び知り、物語る」という事です。 そして「歴史(学)」とは,「過去の出来事」の中で「現代に残ったモノ」を「調べて」、そこから某かを「学び知り」、その内容を何らかの方法で第三者に「物語る」ことです。 さて,彼が「物語る歴史」は本当に正しいのか,言い換えれば客観的なのかという問題が出てきます。 客観的であればそれは「真実」であり,主観的であれば「彼」の創作でしかない。 結局,何人もの「彼」が同じ史料や新しい史料を検証して「真実だろう」となり,それが定説・学説となっていきます。 つまり,「過去の出来事(客観性)」と「その出来事を調べて書く(主観性)」が複雑に絡み合ったのが「歴史」の性質なわけです。 さて,こうしたあやふやな「歴史」は,近代以降の政治では積極的に利用されていきます。 近代以降特に重要になった考え方が「民族国家・民族自決」という考え方です。 これは,その国家(領域)を「歴史上」支配してきた民族が,自らの意志に基づいて,その帰属や政治組織,政治的運命を決定していくという原則です。 そうなると問題となるのが「民族とはなにか?」ということになります。 そこで,歴史的に自分たちの思想に合致する「学説」を採用・再編成して国民を教育していきます。 よって,国家間で「歴史問題」が争われた時,それはもはや歴史の問題ではなくて「現代の政治」の問題になります。 ですが,そのことに自覚的な人は少ないのでより問題がややこしくなるわけです。 表題の「先生の教え(=義務教育)」という観点で言えば,結局は国が教えたい歴史を教えることになります。 日本は検定制度をとっていますので,すべて国家の押し付けではありませんが,まぁ無難な説を採用しています。(こぼれ話とかは先生の個人的な趣味だったりもしますが) 一方,中韓は国定教科書制度ですので,国家の押し付けと言えます。 この場合,反対の説を唱えたら非国民扱いされたり,政治犯として逮捕・処刑されたりします。 まぁ,「歴史問題」というのは「歴史の持つ性質」故に平行線を辿ることが多くなかなか解決しませんね。(永遠に解決しないかもね) 長文乱文失礼しました。 参考になれば,幸いです。
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- customar
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反日教育で育った人らとは韓国人の事ですか?それが平和ボケなんです。コリアンは日本人が嫌いなのです。日本人を馬鹿にしたいのが先にあって、どういう歴史教育がいいかとなった時に、僕も私も日本人を殺したいという事から、じゃあ日本人の悪さを教え合いましょうそうやそうやねんと、反日教育が支持されて実施され、それが循環的にエスカレートしてるだけ。全部コリアンの希望であり公的教育の結果ではない。 反日教育が悪い、コリアンは悪くないというのが、平和ボケあるいは右翼詐欺安倍晋三人類皆兄弟や振興会で日本人搾取です。 反日教育された人らが日本人の場合ですが、例えば皇国史観がデタラメどうのこうのという反日教職員無能者税金泥棒組合などは、もし戦前であれは、逆に皇国史観を唱えているような回り見てパクリをしているだけの時代の猿回し先生です。 教育というよりも戦後の公務員が反日だから、公務員=正義ですから日本の小作人は、当然、公務員が望むように、反日を支持しているのです。それだけであり、学習の結果ではありません。最初から公務員に従うというだけです、戦後戦前も江戸時代も、百姓根性の土民は。土民の倫理や誇りが、公務員に従い納税する事。 教育が原因ではなく、教育はむしろ結果。
お礼
ありがとうございました。
韓国や中国の人達が言う「歴史」と日本や欧米人が言う「歴史」は同じ言葉でも意味が違います。 超大雑把に言えば、 韓国や中国の人達が言う歴史は「あるべき歴史」です 日本や欧米の人達が言う歴史は「あったことの歴史」です。 科学的とか正しいとかいう事をベースにして議論する限りはすれ違って永久に噛み合いません。 中国には古代から天命という思想があります。 この天命が変わることを革命と言います。 思想としては、前の王朝に天が愛想をつかして、新しい王朝に新たに天命を下したという考え方です。 これを証明する為に、王朝が変わるごとに歴史書が新たに作られました。 前の王朝がいかに不届きであったか、現在の王朝が如何に天に認められているのかと書き改めます。 即ち、中国の人にとっては、歴史というのは、現在の政権の正統性を証明するものでなければなりません。 この考え方が朝鮮王朝に伝わり、現在の韓国の歴史学者も現在の韓国の正統性を証明する為に日夜努力をしています。 これで行けば、日本は極悪非道でなければなりません。 このような価値観を持った歴史学者が教科書を作りますから、当然生徒は日本は極悪非道であると覚えます。 実は、この韓国歴史学会の現状に嫌気をさした、若い研究者は海外で研究を続けています。 日本の大学にも多数おられて、優れた論文を発表しています。 この若い学者さんを現在の韓国政府は拒絶しています。 親族の結婚式へ出席する為に帰国したら仁川空港から追い返された人もいます。 >だれもが正しい事実を分かる日は来ると思いますか 100年はかかるでしょう。 それでも自国中心の考えは残ります。自国を卑下した歴史を子供に教える国はありません。 日本の自虐歴史観というのは、世界的にも異常でした。最近は大分改まってきてはいます。
お礼
たいへんに分かりやすい御説明、ありがとうございました。
- あずき なな(@azuki-7)
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正しい歴史を証明して見せても韓国人は信用しないでしょう あいつらはそういう民族です そんな事に時間を使うより日本人として正しい歴史を学んでいればそれで良いのです
- maiko0318
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正しいことですか?それは国や地域を超えてですか? 世界中の人から見て、「正しいこと」とは何でしょうか? ある人は、「イスラム教を世界に布教するのだ」 また違う人は「キリスト教が正しいんだ」「いや、仏教だ」など、 どれも間違いではないことはわかっても正しいかと言われると苦しいでしょう。 例えば1000年前鎌倉時代でしょうか。 といえば、はじめて天皇家から政権を取り上げて武士が居座った頃ですね。 それは江戸時代まで続くことですが、正しかったのでしょうか? 分からないことも多いですよね。 ということは、今の政治やなんかが正しいか間違っているか、 1000年先もわからないことになりますよ。
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。