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日本が戦った戦争の違い

「大東亜戦争」と「太平洋戦争」と「15年戦争」と「日中戦争」、それと日本にとっての「第二次世界大戦」、この5つの戦争の違いを、歴史を知らない私に教えて下さい。

みんなの回答

回答No.5

調べれば出てくるよw

noname#205811
質問者

お礼

もちろん、今、調べているところです。でも、低脳がひとりで調べても、誤解を生じる可能性が高いので、ここは「識者のご意見をお願いします」ということです。 それに、「調べれば出てくるよw 」と笑われたのでは、このOKWaveは成り立ちません。OKWaveの社長になりかわって、このようなご回答の自粛をお願いいたします。

  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11072/34514)
回答No.4

>太平洋戦争 昭和16(1941)年から昭和20(1945)年まで行われた日米戦争のアメリカの呼び方、パシフィック・ウォーを直訳したものです。戦後の日本ではこの呼び方が一般的になっています。 >大東亜戦争 アメリカの呼び方など気に食わん!あれはアジアの大義のための戦争だったのだ!と主張する右寄りな人々が太平洋戦争を指すときの呼び方です。戦争中の日本もこの呼び方をしています。まれにお爺ちゃんやお婆ちゃんがそう呼ぶことはありますが、基本的に物書きなり政治家なり評論家なりがわざわざ「大東亜戦争」といったらその人は少なくとも右側にいると思って間違いありません。 >日中戦争 昭和12(1937)年から昭和20(1945)年まで続いた、中国大陸で行われた日本と中国との間の戦争を指します。 >15年戦争 日中戦争を続けながら大日本帝国は昭和16(1941)年から太平洋戦争を始めるわけですが、日中戦争のきっかけとなった昭和6(1931)年の満州事変から昭和20(1945)年の戦争終了までをひっくるめて15年戦争と呼ぶ場合があります。日本は満州事変以降はずーっと戦争状態みたいなものだったからです。この間にあの二二六事件なんかも起きて、日本は大戦争への道をひた走ることとなります。 >第二次大戦 ドイツやイタリアやソ連をひっくるめた欧州戦争と太平洋戦争のすべてを総合して呼ぶ場合は「第二次世界大戦」あるいは第二次大戦と呼びます。 ちなみに、第一次大戦は、大正3(1914)年から大正7(1918)年の間で主にヨーロッパで起きましたが、日本も中国の青島のドイツ領を攻撃して占領したり、当時ドイツ領だったマリアナ諸島やマーシャル諸島などを占領しました。歴史をご存じないとチトややこしく感じるのですが、第一次大戦では日本はドイツと戦い、第二次大戦では日本はドイツと同盟を組んでいました。

noname#205811
質問者

お礼

ひとつひとつ、きちんとご説明いただきましてありがとうございます。「右側にいると思って間違いありません。」というのがびっくりしました。実は、「アンケート」カテでも、質問の内容は異なるのですが、「大東亜戦争」という用語を使用したら、同じような内容のご指摘がありました。意識はしていないのですが、そういうことというのは、自然に出てくるのですね。

noname#224207
noname#224207
回答No.3

20世紀前半に起きていた国際紛争(戦争)をその時々の政府や学会がそれぞれの立場で、年代を区切って名付けたものです。 いわゆる歴史観なるものが影響していますので、それぞれによって期間も名称も異なります。 従いまして違いはなにか、ということになりますと、その名称を使用している人の歴史観の違いということになります。 5つほど挙げられておられますが その他に 満州事変、支那事変、日華事変、日支事変、第二次日中戦争 東亞100年戦争、50年戦争 などあります。 時代の区切りも 1905ー1918年の14年間 1919ー1931年の12年間 1931ー1941年の11年間 1939ー1945年の6年間 など多種多様です。 挙げられた名称の中で、大東亜戦争といいますのは、日本側で使われた名称で太平洋戦争はアメリカ側が使っていた名称です。 敗戦後に占領軍のGHQは大東亜戦争という呼称を使うことを禁止しました。 >日本にとっての「第二次世界大戦」 第二次世界大戦という名称は欧米を主体とした歴史観に基づいてつけられた呼称です。 一般に期間は1939年~1945年の間に起きた国際紛争(戦争)の総称とされています。 これに日本が加えられるのは1941年以降の期間です。 中国大陸等で戦争をしながら、後世、他の区分名称になる戦争にも参加したということになります。 (あくまでも名称上での話です) 戦争という外交手段について、何時から始まったのかということを決めるのは非常に難しいと言いますか歴史学者の解釈によってことなります。 逆に、宣戦布告が発せられて始まり、終戦協定が締結されて終わるというケースは極めて稀だとお考えください。 現在の朝鮮半島も終戦協定が締結されていませんので戦争中ということになります。 現在は戦闘行為をお互いに自粛しようという休戦協定が合意されているだけです。 言うなれば、朝鮮戦争は理論上はいまでも続いているということです。 ご質問されました戦争の名称に付きましても、その期間内に戦闘行為が行われていなかった期間も含まれています。 外交交渉中に交渉当事者の意向とは無関係に現地で武力を用いたイザコザが起きて、それを終結させるために、戦争という手段が用いらて戦闘地域が拡大するということは度々起きています。 つまり、外交交渉上での宣戦布告の宣言よりも前に既に武力闘争が始まってしまうケースもあります。 実態としましては、宣戦布告すら出されずに、戦闘行為だけが拡大して行ったケースが大半です。 このようにどの史実を持って○○戦争が始まったと考えるかは、国や政府、個々の歴史学者、などで異なるということが起きます

noname#205811
質問者

お礼

いつも、しっかりとしたご解説をいただきお礼申し上げます。 「20世紀前半に起きていた~人の歴史観の違いということになります。」……とりあえず、ネットで、いくつか読んでいますが、まだここまで感じ取ることはできません。でも、「歴史観なるものが影響していますので、それぞれによって期間も名称も異なります。」ということですので、すこし安心しました。ただ、「大東亜戦争」と使っただけで「右」というのも何となく納得できないという気持ちもあります。 今、とりあえず、ネットで調べられるものを読んでいるのですが、いろいろありますね。とりあえずは、「何でもいいから読んでみろ」ということですかね。

回答No.2

1.第二次大戦は、ヨーロッパでの戦争も含む全体的な呼称です。 2.太平洋戦争は、真珠湾攻撃から始まった、米英らとの戦争です。 3.日中戦争は、主に盧溝橋事件に端を発する中国との戦争です。 4.大東亜戦争は、2、3を合わせた日本による戦争の日本側の呼称です。 5.15年戦争は、更に遡った(宣戦布告前の)満州事変まで含む呼称です。

noname#205811
質問者

お礼

ありがとうございました。イメージが少しつかめるようになりました。

回答No.1

 簡単に。詳しくはネットで検索するなり、歴史の本を読んでつかあさい。 大東亜戦争:日本の中国侵略に対して米英蘭などが石油禁輸などで経済的に締め付けてきた。それに対して日本は中国+東南アジアを欧米の植民地支配から解放することを大義名分に起こした戦争の日本の呼称。 太平洋戦争:大東亜戦争のアメリカ側の呼称。 15年戦争:1931年の満州事変から1945年のポツダム宣言受託で敗戦するまでの呼称。ただし満州事変から日中戦争の始まりの盧溝橋事件まで4年間は戦闘が行われてないので、歴史の教科書では15年戦争とい呼称を使用しない場合が多い。 日中戦争:1936年の盧溝橋事件勃発から始まる日中の全面戦争。1945年のポツダム宣言受託まで続く。 第二次世界大戦:日独伊を中心とする枢軸国と米英ソ連中国を中心とする連合国の間で起こった世界大戦。 最初は1939年のドイツによるポーランド侵攻で始まったヨーロッパの戦争だったが、1941年日本と米英の開戦によって、世界中を巻き込んだ大戦となった。

noname#205811
質問者

お礼

ありがとうございました。 ネットで検索するなり、歴史の本を読んでつかあさい。……これから昭和史を読もうと思っています。その予備知識として質問しました。 太平洋戦争:大東亜戦争のアメリカ側の呼称。……ということは、同じ戦争のことを言っていると理解して良いのですか?日中戦争とは、どう違うのでしょうか? それぞれの解説は、ネットを調べれば分かるのですが、「違い」が分からないのです。

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