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戦史分野の細分化について
高校の日本史・世界史レベルの戦史知識しかない者です。 戦争文学は読むのですが、戦史本などはほとんど読みません。 戦史について調べていたところ、「二次戦オタ」などの表記を見つけて、疑問に思いました。 (1)いわゆる「ミリオタ」の人といえど、すべての戦史を把握しているわけではなく、一部の戦争に特化して知識を持っているのでしょうか? 例えば、「二次戦オタ」の人であれば、バトル・オブ・ブリテンや独ソ戦、日中戦争などの第二次大戦に関する戦史のみに詳しく、第一次大戦やナポレオン戦争、あるいは古代ローマのポエニ戦争については詳しいわけではないのでしょうか? また、分野が細分化しているとして、どれぐらいのレベルまで細分化されるのでしょうか? 太平洋戦争のレイテ沖海戦の日本海軍に特化している……というレベルの人もいるのでしょうか? (2)特定の分野に特化している人は、どうしてその分野を選んでいるのか理由を教えていただけると幸いです。 また、特化していない分野についてはどの程度知識をお持ちでしょうか(全く知らない、前後の関連する戦争については把握している、教科書レベルの知識etc.)。
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- ithi
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selfless さん、おはようございます。 (1)いわゆる「ミリオタ」の人といえど、すべての戦史を把握しているわけではなく、一部の戦争に特化して知識を持っているのでしょうか? 例えば、「二次戦オタ」の人であれば、バトル・オブ・ブリテンや独ソ戦、日中戦争などの第二次大戦に関する戦史のみに詳しく、第一次大戦やナポレオン戦争、あるいは古代ローマのポエニ戦争については詳しいわけではないのでしょうか? 戦史専門家でもそうだと思います。「オタク」というのは一種の好事家ですから、なおさら、知識の偏りがあると思います。 また、分野が細分化しているとして、どれぐらいのレベルまで細分化されるのでしょうか? 太平洋戦争のレイテ沖海戦の日本海軍に特化している……というレベルの人もいるのでしょうか? たぶん、いらっしゃるでしょう。ただ、レイテ海戦というのは大規模な海戦ですが、期間は数日単位です。比較的に情報量は小さいものになります。だから、実際は第二世界大戦の太平洋戦争単位での分野化がなされている人が多いと思います。 (2)特定の分野に特化している人は、どうしてその分野を選んでいるのか理由を教えていただけると幸いです。 また、特化していない分野についてはどの程度知識をお持ちでしょうか(全く知らない、前後の関連する戦争については把握している、教科書レベルの知識etc.)。 それはたぶん、好事家ですからその時代の戦争知識が大好きなのでしょう。 そして、特化していない分野の知識はその人個人の知識量によるところが大きいと思います。
- tanuki4u
- ベストアンサー率33% (2764/8360)
だいたい小学校の高学年くらいから「軍事オタク」に入っていくんじゃないのかなぁ。 プラモデルとかその辺からです。 ※ 低学年で機関車トーマスだったのが、高学年で戦車・戦艦・戦闘機になるって感じです。 故江畑謙介氏は、自動車は三菱自動車。理由はゼロ戦を作った会社だからとのこと。 典型的なんじゃないかなと思う。 子供の頃にハードウェアから入ってくる。 私の場合は、ドイツの戦車から入ったので、そこからナチスやら第二次世界大戦に入るという感じです。 兵器というハードウェアが軸だと、どうしても第二次世界大戦がメインになるかと思います。 なんせ、兵器の世代交代がありましたので。 アメリカの戦後空母ですと、空母VS空母をやったことがないので、楽しくないのです。 第二次世界大戦の降伏文章は戦艦ミズーリ(アイオワ級)の上で調印されましたが、 艦歴 発注 1940年6月12日 起工 1941年1月6日 進水 1944年1月29日 就役 1944年6月11日 退役 1992年3月31日 Wikipediaより ってな具合で、湾岸戦争でも現役でした。 爆撃機で言うと B-52は 1955年から今も現役(2045年まで現役の予定だそうだ) むろん細かい装備変更・現代化はされていますが、見てくれのハードとして楽しくない。
- eroero1919
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1. そうですね。ただ、三国志、戦国時代、第二次世界大戦(太平洋戦線と欧州戦線)、現代ミリタリーは四大人気ネタになるので、ミリオタと呼ばれる人はこの4つの時代に関してはどの時代もある程度以上の知識は持ち合わせているという人が多いかと思います。 また、時代だけではなく内容で特化している人も多いです。陸軍マニアとか、海軍マニアとか、戦闘機マニアとか。そういう場合は、第二次大戦で使われた軍用機に関してはどこの国のものであろうととてつもなく詳しいけれど、戦車のことはサッパリ分からないという人もいます。 戦史マニアで戦術やらなにやらに詳しいという人もいれば、兵器や装備が好きという人もいます。私は前者のタイプですから、「III号戦車の転輪の数はいくつか」なんて問題には答えられません。しかし、即答できる人もいます。しかし戦史マニアといっても極める人は防衛省に保管してある一次資料を読み込むそうで、あたしゃそこまでの情熱はありません。「Warbird」という有名な保守系軍事マニアサイトだと、ヘタなことを口にすると「偉そうなことは一次資料を読み込んでから書け」と2ちゃんねるも真っ青の煽りを受けたりします。 四大人気ネタ以外の時代となると、グッとその数が減るのですが、そういう人も「最初はゼロ戦から入った」という感じの人が多いかと思いますので、それ以外の時代に詳しい人は四大人気ネタのどれかにはある程度詳しいという人が多いと思います。 ただ、四大人気ネタは本当に数が多いので、どこまでも深く掘り下げる人もいます。「なんでそんなことを知ってるの?」って人までね。 私も若かりし頃はニュース映像に数秒映った戦車を見てそれがT-80かT-72MかT-64かすぐに分かったほどですが、今は新しい情報を入手するのが面倒くさいので10式戦車のことはほとんど知識の持ち合わせがありません。現代ミリタリーマニアは昔の時代には疎い人は多いです。 2. これはもうその人に聞くしかないでしょうね。趣味の世界だから「自分のツボにハマった」としか答えようがないのではないかしらん。 また先ほども書いたようにあるひとつの分野を深く掘り下げている人は他の分野については疎い人が多いかと思います。それがどの程度疎いかについてももう人それぞれだと思いますよ。極論すれば、第二次大戦のドイツ軍とソ連軍の戦車には極めて詳しいけど日本軍の戦車のことはほとんど知らない、え、チハと97式って同じ戦車のことなの?なんて人も中にはいると思いますよ。
お礼
回答ありがとうございます。 > 三国志、戦国時代、第二次世界大戦(太平洋戦線と欧州戦線)、現代ミリタリー この四つが人気なのですね。私はいずれも詳しくありませんが。 > 第二次大戦で使われた軍用機に関してはどこの国のものであろうととてつもなく詳しいけれど、戦車のことはサッパリ分からない 皆様すべてに精通されているわけではないんですね。
お礼
回答ありがとうございます。 > だいたい小学校の高学年くらいから「軍事オタク」に入っていくんじゃないのかなぁ。 > プラモデルとかその辺からです。 私は小学校の頃歴史は好きでしたが、プラモデルや電機は興味ゼロでしたので、入り口からして適性がなさそうですね > なんせ、兵器の世代交代がありましたので。 確かに、戦前と戦後で大きな変化がありましたね。 現代だと国家v.s.国家よりもテロ戦争が盛んで、大量の戦車や兵器が出てくることもないので、往年の兵器が好きな人にとっては物足りないかもしれませんね。