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中学歴史について質問します。
徳川綱吉の時代に財政が悪化した直接の原因を答えなさい。 という問題で解答には「寺社の建築に費用をかけすぎたため。」と書いてあったのですが、教科書には「1657年に江戸が大火で焼け、その復興に多額の費用がかかったため。」と書いてありました。 どちらを信用すればよいのでしょうか? もう頭がこんがらがってきました。
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yayayahjj さん、こんばんわ。 綱吉の時代は江戸開府以来の順調な経済発展により貨幣需要は増大していたことから、市中に十分な貨幣が流通しないため経済が停滞する、いわゆるデフレ不況の危機にありました。それを回避してきたのは将軍綱吉とその生母桂昌院の散財癖でしたが、それは明暦の大火以来莫大な出費をしてきた幕府の大幅な財政赤字を招き、綱吉政権の後半に入る元禄後期には財政破綻が現実味を帯びたものになってきていました。勘定奉行の荻原重秀はこの難局を一石二鳥で解決するため、貨幣改鋳を行います。 だから、「寺社の建築に費用をかけすぎたため。」というのが、正答になると思います。ただ、その他に側近達にも皇室にも大盤振る舞いもしたようです。 牧野成貞や柳沢吉保の大幅な加増や桂昌院とゆかりの深い本庄家・牧野家(小諸藩主)に対する特別な処遇をしたらしいです。
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- take-on3
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まあ、どちらが正解と言うか、 現代社会を見ても財政悪化の原因なんてひとつの事が原因じゃなくて、 複数の要因があって更に複雑に絡んでいるんだけどね。 まあ、教科書やテスト問題を作る先生方や出版社は一元化したがりますわねえ。 ところでその問題に対する回答は本来の意味では「悪代官がいた」でも間違いでは無いよ。(現代で言えば官僚や政府自治体の不正とでもなるかな) テストや授業の回答としてはフザケルナになってしまうけど…。
- maiko0318
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学校の先生に聞けば? 就職したら誰にも聞けないよ。