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「捕まる」について

1.彼は部屋を出たところを警官に捕まった。 2.彼は部屋を出たところで警官に捕まった。 3.彼は部屋に出たところ、警官に捕まった。 上記の文はとでも正しいように思いますが、1.の出たところを警官に捕まった、という文は正しいでしょうか?例えば、彼は、家で捕まった、は正しいですが、彼は家を捕まった、だと間違いであることは明白に感じます。しかしそれは、出たところを捕まった、になると正しいというところが、若干疑問に感じるわけです。家を出たところ、というのも場所だと解釈できるので、おかしいのかもと思えます。しかし、普通は問題ないようにも思います。  また、例えば、彼は食事しているところを捕まった、というのは自然だし、彼は食事しているところで捕まった、といっても間違った文だとは思いません。しかし、普通はこの場合、彼は食事しているところを捕まった、というように思います。なぜ、このケースはこちらが普通だと感じるのでしょうか?どなたか私の疑問にお答え頂けないでしょうか?

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  • sunchild12
  • ベストアンサー率49% (730/1472)
回答No.1

それぞれ微妙にニュアンス的な違いがありますね。 1.彼は部屋を出たところを警官に捕まった。 →『部屋を出たその瞬間に捕まった』と言う時間的要素を強調した表現。 2.彼は部屋を出たところで警官に捕まった。 →『部屋を出たその場所で捕まった』と言う空間的要素を強調した表現。 3.彼は部屋に(←『を』の間違い?)出たところ、警官に捕まった。 →『部屋から出た環境になって捕まった』と言う環境的変化を強調した表現。 ではないでしょうか?

robert594
質問者

お礼

お答えくださいまして、大変ありがとうございました。とてもよくわかりました。

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  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.3

1. 結果格「を」と合せ抽象的な事柄の位置関係を表す。 「彼は部屋を出たところを警官に捕まった。」 ・彼は警官に捕まった。それはあたかも「彼が部屋を出た」結果での、その位置関係(時空でのタイミング)においてだった。 2. 場所格「で」と合せ具体的な位置を表す。 「彼は部屋を出たところで警官に捕まった。」 ・彼は警官に捕まった。それはまさに「彼が部屋を出た」、その場所においてだった。 3. 候文などに多用された接続助詞的用法。 「彼は部屋に出たところ、警官に捕まった。」 ・彼は警官に捕まった。それは「彼が部屋を出た」その時であり、その場所でだった。 「~候処(そうろうところ)」=「~したところが」 このように、「ところ」という名詞には、2. のように本来の具体的な場所を表す用法が発展して、1. のように抽象的な事柄(場所だけでなく時間的位置や特定の場合やタイミングなど)にも、また3. のように形式名詞化した接続助詞的用法など、実に多様な意味合いが含まれています。 ですから、「彼は食事しているところを捕まった。」は、場所のみならず時間においてもタイミングがマッチした、そんな場合であり場面だった、そんな結果や状態(=進行している最中)を指しています。 ・彼は捕まった。その時「彼は食事しているところ」だった。 一方、「彼は食事しているところで捕まった。」の方も、レストランや食堂など具体的な場所を指す限りでは間違いではありませんが、もっと抽象的な事柄の意味合いを持たせたいとなると、場所格「で」ではお役違いになるでしょう。

robert594
質問者

お礼

お答えくださいまして、大変ありがとうございました。とてもよくわかりました。

  • vintita64
  • ベストアンサー率27% (60/219)
回答No.2

質問者様の「を」は、『場所』ではなく『状況』を表しています。 なので「家」「部屋」などの『場所』に「を」を付けると不自然になりますが、 「出たところ」「~しているところ」のような『状況』に「を」を付けると自然な文になります。

robert594
質問者

お礼

お答えくださいまして、大変ありがとうございました。

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