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絶対値付積分

y=∫|2t-x|dt (from 0 to 1) について作図する問題について y=|∫(2t-x)dt| (from 0 to 1) との違いが生じる理由を教えて下さい。 ty平面を想定すると結果が変わってくるのですが、普通に積分してダメな理由がよく分かりません。

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  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.3

代数的というのが、 どういう計算を意図しているのかは判らないけど… ∫|2t-x|dt すなわち | ∫|2t-x|dt | と、 | ∫(2t-x)dt | との差異は、 被積分関数に絶対値がつけてあるか否かです。 |2t-x|dt = (t ≧ x/2 のとき) 2t-x,        (t < x/2 のとき) -(2t-x) ですから、 これを積分した ∫|2t-x|dt と、 0 ≦ t ≦ 1 全域で被積分関数が 2t-x である ∫(2t-x)dt とは、違いますね? 最後に絶対値をとって | ∫|2t-x|dt |, | ∫(2t-x)dt | とする部分は 共通です。

entap
質問者

お礼

なるほど。非常によくわかりました。 ∫|f(x)|dxの知識のせいで混乱してしまったようです(それともそれはそれで異なりますが…)。

その他の回答 (2)

  • info22_
  • ベストアンサー率67% (2650/3922)
回答No.2

y=∫(t:0→1)|2t-x|dt x≦0の時 0≦t≦1 で 2t-x≧0であるから  y=∫(t:0→1)(2t-x)dt=[t^2-xt](t:0→1)=1-x 0≦x≦2の時  0≦x/2≦t≦1の時 2t-x≧0  0≦t<x/2≦1の時 2t-x<0 であるから  y=∫(t:0→x/2)(x-2t)dt+∫(t:x/2→1)(2t-x)dt   =[xt-t^2](t:0→x/2)+[t^2-xt}(t:x/2→1)   =x^2/4 +1-x-x^2/4+x^2/2=1-x+(1/2)x^2 x>2の時 2t-x<0であるから  y=∫(t:0→1) (x-2t)dt=[xt-t^2](t:0→1)   =x-1 以上xの範囲を分けてyのグラフを描くと添付図のようになります。 y=∫|2t-x|dt (from 0 to 1)  これは非負関数|2t-x|(≧0)の積分なのに対し y=|∫(2t-x)dt| (from 0 to 1) の方は  正負の値をとりうる関数(2t-x)の積分は、負の範囲の積分と正の範囲の積分が打ち消しあうので、積分範囲全区間に渡る積分では、非負関数|2t-x|の積分より小さくなります。つまり  ∫(2t-x)dt≦∫|2t-x|dt となります。 この絶対値をとっても  |∫(2t-x)dt|≦|(∫|2t-x|dt)|=∫|2t-x|dt 大小関係は変わりません。 等号が成立する場合は、 (2t-x)≧0の範囲内に積分範囲が収まっている場合 または (2t-x)f≦0の範囲内に積分範囲が収まっている場合 に限られます。

entap
質問者

お礼

分かりやすい説明、ありがとうございます。

  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.1

作図してみたんでしょう? ∫|2t-x|dt (from 0 to 1) は、 y=2t-x と y =0 と t=0 と t=1 で囲まれた部分の面積で、 ∫(2t-x)dt (from 0 to 1) だと、 t 軸で分けて y 軸正方向の面積は +、 y 軸負方向の面積は ー と符号をつけて足したものになります。 |∫(2t-x)dt| (from 0 to 1) は、 ∫(2t-x)dt (from 0 to 1) の値の絶対値だから、 正面積と負面積の相殺をした後に、符号を取り去ったものですね。 それぞれを混同せず、 このように、普通に積分すればいいんですよ。

entap
質問者

補足

意味を考えればそのとおりなのですが、意味を考えずに純粋に代数的計算をしていく場合、どこで差異が出るのかはっきりしないのではないか、という疑問です。

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