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自由意志は何が決めてですか?
自由意志なんてのは、非科学的な心の副産物で、幻想だと思っています。 なぜなら、この質問を見るまであなたは、明日の行動さえ変えられなかったでしょう。 心は、脳の幻想であり、あなたの行動は、資質、環境、経験によって、すべて決まってるんですよ。 これは純然たる事実だと思うのですが、否定派も多いので、否定派の方々に質問です。 自由意志は、何が決め手で自由意志があるというのでしょうか? 例えば、昆虫や、魚、鳥、犬、猫、猿、他の動物には自由意志はありますか? また、赤ちゃんや、脳に障害を持たれている方には、自由意志はありますか?
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>自由意志なんてのは、非科学的な心の副産物で、幻想だと思っています。 その通りです。その有無を論じることも同じです。まだ科学の土俵に載せられない。載せる必要があるかどうかも分からない。そういうものです。 >なぜなら、この質問を見るまであなたは、明日の行動さえ変えられなかったでしょう。 これについてはネガティブです。変えると言うからには、既知(もしくは仮に決定)でなければなりませんが、それは不可能です。未来の事象が既知であることはできません。 >心は、脳の幻想であり、あなたの行動は、資質、環境、経験によって、すべて決まってるんですよ。 そういう仮説もあり得るでしょう。 >これは純然たる事実だと思うのですが、否定派も多いので、否定派の方々に質問です。 ある個人が事実だと思う、というものは仮説に含まれます。主張にするためには検証が必要になります(完全でなくても可)。 >自由意志は、何が決め手で自由意志があるというのでしょうか? 個人が自分の内面を観察した結果です。自我の存在も同様で、おそらく自我と自由意思はセットです。 >例えば、昆虫や、魚、鳥、犬、猫、猿、他の動物には自由意志はありますか? 現状では外から見ただけでは判定不能です。 >また、赤ちゃんや、脳に障害を持たれている方には、自由意志はありますか? 上に同じ。状態に関わらず、どんな他人についても同じです。 量子力学過程が自我・自由意思(の自己認識)に関わっているという仮説があります。それが脳内にあると論文ではなく商業誌で主張したのが、ペンローズです。 それに対する反論もあります。注意が必要なのは、自我・自由意思に量子力学過程が関わっていないということではないことです。個人を含めた系全体には必ず量子力学過程が含まれます。脳内だけに限定できないゆえ、脳にあるとするのは間違い、ということです。 ある種の見方をすると、量子力学的に自由意思はありません。マクロである人間も、シュレディンガーの猫同様、一つの状態に収縮しないことになるからです(エヴェレット解釈)。 例えば、私はこのように書いていますが、全く反対のことを書いている私もいます。おそらく、こう書いている私の存在比率は高いのかなり鮮明に存在し、正反対のことを書いている私の存在比率は低いのでぼんやりと存在している。そういう重ね合わせの人間になっています。 そのように確率に従って全ての状態が常に存在するため、自由意思はありません(この見方でも自我は否定できないことに注意)。為し得ることは必ず為されてるので。不可能なこと(実現の確率が真に0な事象)は起こりませんが。 常にそういう重ね合わせで存在していながら、常に一つの状態のように見えるのは、一つの状態しか観測していない(観測できない)という制限が人間にあるためです(その理由までは不明)。 P.S. ペンローズが自我や自由意思を含めた知能に興味を持って、量子力学の適用を試みたいのかどうかは不明な点がある。量子力学的過程が脳に存するなら、自己の内面を観察することにより、観測問題を含めた量子力学自体の解明ができると考えているようにも見える。
- kanto-i
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赤ん坊で、言葉がしゃべれない早い時期から「ベビーサイン」というものを使えば 意志の疎通ができるようになります。 意志の疎通ができると言うことは、意志があるからできるのではないでしょうか。
- kanakyu-
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正直、質問文の意味がよくわかりませんでした。その上での回答ですが、すみません。 意志と行動は切り離すことが可能で、セットにして考えることないと思います。 自由意志があるということは、自由に行動できることとは限らないと思います。 たとえ拘束監禁されていて、行動は限られていても、意志はまだ自由です。 どのような状況にあっても、意志まで縛られる必要はないと思います。 ナチス収容所にいた方の文を読んで、心からそう感じました。 その状況を変えることはできないけれど、 自分の意志によって、自分の心のありかたをどう持って行くか、 最後の時間を、絶望と不幸の中で過ごすか、安らぎの時間を過ごすか、 という最後の選択だけは、 その人にまだ残されていたことに気づかれたのです。 ガンのため、来たり来る死を受け入れざるを得なかった人も、ほとんど同じ意味のことを書いておられました。 浅い意味での自由意志は、行動を選択して状況を変えることにあるかもしれないですけれど、 深い意味での自由意志は、状況に関わらず、幸福を感じられることにあるのではないかと思います。 状況を変えなければ幸福になれないならば、まだ意志が弱いため、外部の状況から自由になれていないのです。 自由意志が物質世界の中に胎児のような状態で含まれており、まだ生まれていない状態なんです。 肉体を持っている限り、物理的必要から完全に自由になることはできません。 けれど、物理的状況という母胎から「生まれる」ことができたら、 物質的なこと、外側の状況以外から、幸福を作り出すことが、徐々にできるようになります。 100か0かではなく、もっとグラデーションしていると思います。 状況を変えることもまた、自由意志に基づく行動ですから、それを否定するつもりもありません。 必要なら、人生をイージーモードにするために状況を変えたらいいと思います。
意思はともかく、あなたが考えている「自由」というものはどのようなものかを教えていただければと思います。意思の中に「自由」が含まれているようにも思えるのですが…。例文の中で示していただいても結構だと思います。
- watecolor1969
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『自由意思がない』と 断定できる決め手(証明・証拠)がないことが決め手です。 高校数学の論理でいう対偶ですね。 命題の対偶が真であることと命題が真であることは同値です。 まずは別スレで寄せられた否定に反証すべきではないでしょうか? http://oshiete.chance.com/qa8205541.html ちなみに今のスレを見て、スルーするのも、回答するのも、 今のスレというインプットに対するアウトプットの選択肢の一つでしかない と思いますが。
- SPROCKETER
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自由意志という言葉が必要になったのは、人間の意志が周囲の環境に影響されやすい現実を否定して、人間には意志を選ぶ自由があるとした自由主義思想から来るものだと思います。 実際には、サブリミナルやマインドコントロールなどが可能な現実がわかって来た段階で、自由意志ほど曖昧なものは無いのが真実でしょうし、ファシズムを止められなかった歴史を考えても、自由意志が人間の行動を決める決定的な要因ではないのがわかります。 現在の我々の行動を考えても、テレビによる宣伝、インターネットで注目を集めた事件など、マスメディアやインターネットで流れる情報に左右されていて、全てに置いて自由意志で物事を決めているとは言い難いと思われます。 権威主義、依存体質など、自由意志を否定する要因は数多くあり、全てに置いて自由意志で行動していると言える例はほとんどなく、社会環境の影響を受けて決められている例が多いのではないかと思います。 人間が薬物投与による洗脳で完全に自由意志を剥奪したロボットに出来る事実を否定する人がいますが、米国CIAが過去に事件を起こしていますし、オウム事件に限らず、洗脳によるマインドコントロールによって、殺人事件が起こっており、自由意志がどこまで通用するか怪しいように思います。 自由意志が常に絶対であれば、音楽や映像による印象操作を伴う宣伝効果は無いはずですが、実際には商業メディアのほとんど全てで多用されています。自由意志が曖昧なものだからこそ、宣伝効果が通用するのではないでしょうか。 実際に洗脳された経験を持つ人は理解出来るはずですが、自分が自由意志で決めたと思っていた事実が、ほとんど全て他人の意志で決められたマインドコントロールだったという話もあります。 自由意志と呼べるのは、気まぐれで決めたものだけで、それ以外は過去の情報の影響を受けていると判断するしかないでしょう。
- KoalaGold
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右に行っても左に行っても帰れる道で、どっちを選択するかはその日の気分次第。友達が右の道に行くから一緒にしよう、とか。 冷蔵庫を開けてコーラが一本入っている。お風呂の前に飲むか、お風呂の後に飲むかは自由な選択。 赤ちゃんは快適と不快は感じます。五感に頼るものですが、毛布がチクチクしたら同じ毛布は嫌がるという意思があり、チクチクを取っても同じ毛布は避けて通る、これも赤ちゃんなりの自由意志です。 たくさんありすぎて、ない、という方が無理な気がしますけど。 運命に決められた、ではなく自分で選んだ手応えがあります。