加重平均資本コスト(WACC) について
こんにちは。
現在、中小企業診断士資格取得のため某資格学校に通っているものです。
現在、財務会計の学習をしており、昨日「加重平均資本コスト」について習いました。
そこで質問です。
教科書に
WACC = D/(D+E) × (1-t) × rd + E/(D+E) × re
という公式が載っており、続いて設問として
問
A社の調達資本コストおよび税引前資本コストが次のように与えられているとき、A社の加重平均資本コストを求めよ。なお、法人税等の実効税率は40%とする。
他人資本→帳簿価格:30,000、 時価:30,000、税引前資本コスト:4%
自己資本→帳簿価格:18,000、 時価:20,000、税引前資本コスト:5%
という設問で、公式に当てはめれば簡単に解けるのですが、
先生が授業中に、
「税引前資本コストだから(1-t)を掛けることで税引後の資本コストに変えてやる」と説明していました。
が、なんか税引前資本コストというのにひっかかっています。。
授業終了後、先生に質問に行くと
「税引後資本コストが与えられていた場合、(1-t)は掛けなくてよい」
と言われました。
(1-t)を掛けなくていいのなら、公式が変わってきます。
公式の説明には、税引前だとか税引後の説明書きは一切ありません。
本当に、税引後資本コストが与えられている場合は(1-t)を掛けなくて良いのでしょうか?
(1-t)を掛けている理由を簡単に説明してください。
自分の中では、いろいろ調べて「負債には節税効果があるので、他人資本には実効税率の分だけ割引かれている」と解釈しているのですが・・・。
いかんせん財務については無知なもので、よろしくお願いします。
お礼
御礼が大変遅くなって申し訳ありませんでした。ありがとうございました。