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示差走査熱量測定法について

こんばんは。 示差走査熱量測定法について2点ほど分からないことがあります。 (1)DSC装置の測定範囲温度は、最大で何℃から何℃まであるのでしょうか? (2)DSC装置で測定試料・基準物質を並べ測定する際に、その周りに水素を入れて測定する場合があると言われたのですが、水素を入れる理由や目的は何でしょうか? 文献などに載っておらず困っています。 回答宜しくお願い致します。

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  • ベストアンサー
  • pasize
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回答No.2

>水素の還元性雰囲気で空気中の酸素と反応させないようにし、錆びさせない為。ということで宜しいのでしょうか? いえ、そうではないです。 例えば酸化銅の還元反応をDSCで測定するとしましょう。 ただ単に酸化銅を空気中で過熱するだけでは還元されないですよね。 ではどうするのか。 中学校か高校?で習った内容を思い出してみると・・・水素の存在下で酸化銅は還元されるのでしたよね。(URL参照) CuO+H2→Cu+H2O つまりこのように水素を導入すれば還元反応をDSCで観察することができるのです(必ずしも還元反応測定のためだけ、というわけでもありませんが)。 実際は酸化銅ではなく、もっと複雑な組成を持つ化合物等を測定します。

参考URL:
http://www.kawamae-j.fks.ed.jp/h2cuo.pdf
soudagumi
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 とても勉強になりました。 また何かあった際は宜しくお願い致します。

その他の回答 (1)

  • pasize
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回答No.1

(1) 装置によりけりなので、一概に何度から何度までとは言い切れません。 メーカーのパンフレット等を見れば測定範囲は記述されています。 (2) 水素により還元雰囲気で測定を行うためです。

soudagumi
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 重ねて質問なのですが、水素の還元性雰囲気で空気中の酸素と反応させないようにし、錆びさせない為。ということで宜しいのでしょうか?

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