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統計力学の各分布について
ミクロカノニカル分布、カノニカル分布、グランドカノニカル分布の使い分けはどのようにすればよいのでしょうか。使い分ける解法のようなものがあるのでしょうか。
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原理的にはどの方法でも解けるのですが、それぞれの問題に適したアンサンブルを使わないと手に負えない問題もあります。 各分布を使い分けるには、 (1)ミクロカノニカルは孤立系で、ボルツマンの公式S=k・ln(W)を使う。 (2)カノニカルは熱浴で、分配関数Zを使う。 (3)グランドカノニカルは熱浴、粒子浴で、大分配関数Ξを使う。 使い方を理解するには、問題を多く解いて慣れることが一番です。尚、量子統計ではほとんどグランドカノニカル分布しか使いません。
お礼
回答ありがとうございます。やはり、慣れですか・・・。