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宗教は良心にとって必要なものなのでしょうか
日本語を勉強中の中国人です。現代中国に良心というものがとても足りないと感じております。なぜこうなっているのか考えてみました。外国なら宗教というものがあって、悪いことをしたら、神様からばちがあたると思われるので、それを怖がり、悪事をする勇気がありません。でも、中国は無神論を進めているので、悪いことをしたら、ばちがあたるなんて考えないので、堂々と悪事をすることになりました。皆様はどのように考えていらっしゃるのでしょうか。宗教は良心にとって必要なものなのでしょうか。 また、質問文に不自然な表現がございましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
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宗教戦争、異端扱い、宗教上の教義による特定の人への差別、新興宗教によるテロ・・・そういったことが確実にあることを考えると、宗教が「良心」と直接的な因果関係は無いと自分は思います。 日本は「仏教徒」だとか「神道が深く根付いている」等とは言われますが、当の日本人は大目に見ても全く信心深くはありません。宗教により冠婚葬祭の儀礼が決まることはあっても、日常の価値観が縛られることは殆ど無いです。 それでも日本は、下手な「信心深い人が多い地域」・・米国や中東なんかよりもはるかに平和です。これは日本人のうぬぼれではないはずです。 日本には「情けは人の為ならず」というとてもいい言葉があります。これに近い言葉がもしかしたら中国にもあるかもしれませんが。 これは「他者への優しさや敬意は、他者の為ではない。それが回り回って、自分のもとに来る。」というような意味です。人から愛を与えられ優しくされて生きてきた人は、損得勘定無しに、人に愛や優しさを与えられる余裕がある人間になるのです。一方、いつも他者に憎しみや不満をぶつけ、他者を粗雑に扱ったりしていると、次第にそれが社会そのものの大きな流れとなり、結局のところ自分も他者から「粗雑に扱われる」ようになってしまうのです。 信仰は関係なく、中国も日本も、人にそういった姿勢があれば、平和な国になると思います。 質問文は、日本人のそれと殆ど変わりないですよ。とても勉強熱心な方なのだろうと感じました。
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- globef
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>また、質問文に不自然な表現がございましたら、 >それも教えていただければ幸いです。 日本人なので、実情がわかりませんが 中国の宗教て主に 仏教、道教、イスラム教、キリスト教ではないのでしょうか? 「ばちがあたる」という教えは 仏教からきているのですが・・・ >外国なら宗教というものがあって、悪いことをしたら、 >神様からばちがあたると思われるので、 >それを怖がり、悪事をする勇気がありません。 そんな事ありません! ・悪事と認識して悪事をする人もいます。 ・悪事だけど 悪事だと思わず悪事をする人もいます。 ・悪事うんぬん関係なく 感情で悪事をする人もいます。 悪事をするのは、勇気ではありません! 個々の性格、価値観、考え方、行動力等様々な 要因によりますので「宗教」とは、関係ありません 日本では、「宗教がらみ」の犯罪があります。 そして、日本人の信仰心は 中国人が思うほど熱心ではありません 無神論者が多いですよ 試しにアナタの周りの日本人に 信仰している宗教を聞いてみて下さい ※仏教と答えた場合は、「宗派は?」と聞くと答えられない筈
お礼
No.3さんのお礼欄をお借りしてまとめてお礼させていただきます。短時間ですが、たくさんの日本の方々にご親切に回答していただき誠にありがとうございました。皆様のご回答はどれもとても参考になりました。自分の考え方は浅いと気づきました。本当にありがとうございました。