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父親が亡くなったことを背景にする小説
日本語を勉強中の中国人です。父親が亡くなったあとの暮らしを書く現代の小説を教えていただけないでしょうか。吉本ばななの『もしもし下北沢』以外でお願いします。 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
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向田邦子『父の詫び状』はいかがですか。 やや時代が古いのですが、著者の文章術は素晴らしいですよ! エッセイ集の形式なので分かりにくいものはそのまま放置しても、後でああそうか!と気付く場合もあります。もちろん読み飛ばしてもOK。 評価の高い作品です、↓を参考に。 ・http://members.jcom.home.ne.jp/burari/essay/e509.html ・http://www.asahi.com/travel/traveler/TKY200703100109.html
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父親で無くても、母親や連れ合い(伴侶)が亡くなった事(或いは亡くなる迄)をテーマとした本なら二冊知ってます。どちらも本当に泣ける話です。先ずは「マーガレット・サッチャー‐鉄の女の涙」です。これは映画の台本から起こされた本なので、史実と違う点が多々あります。次に「飛鳥よ、そしてまだ見ぬ子へ」です。これは(確か大阪出身だったと思います)実在の医師が書いた、一種の闘病記です。のみならず、奥様や子供(本人の死後に次女が生まれました)に対する深い愛情を示した、傑作です。インターネット等で調べれば、出版社や定価等が判ります(どちらも絶版にはなってません)。一度お読み下さい。
お礼
貴重なお時間を割いていただきありがとうございます。大変いい参考になりました。
- D-Gabacho
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森絵都「いつかパラソルの下で」
お礼
早速のご回答ありがとうございます。大変いい参考になりました。
一般的な生活とは言いがたいのですが、よしもとばななさんの作品には幾つか、父親が亡くなる・亡くなっている話があります。 「キッチン」(父親といえるのか微妙ですが) 「まぼろしハワイ」(ハワイ旅行のシーンが多いですが) 有名な作品ながらも私は読んでいないのですが、「アムリタ」もお父さんがお亡くなりになっているようです。 なお、質問文は不自然ではありませんが、質問のタイトルは、 父親が亡くなったことを背景にしている小説 父親が亡くなったことが背景になっている小説 父親が亡くなったことを背景とする小説 などのほうがベターかな?と思いました。 「父親が亡くなったことを背景にする小説」も、すごく変というほどではないような気もします。意味は通じます。
お礼
ご丁寧に教えていただきありがとうございます。「キッチン」は以前読んだことがあります。いろいろな作品はとても参考になりました。質問文までも改善例を書いてくださり、心から感謝いたします。これから気をつけます。
お礼
ご丁寧に教えていただきありがとうございます。ちょうどこの本を持っています。まだ読んでいません。本棚から取り出してみます。素敵な作品を勧めていただきありがとうございました。