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記憶力が上がったのか下がったのか。

新大学生の女です。ちょっと疑問に思っていることがあります。 あんまり自分ではそう思わないのですが、私は元々記憶力が多少いいらしく、人の名前や発言などは(周囲の言葉によると)結構覚えているほうでした。 ところが最近はそういう記憶力が落ちてきているのか、例えば映画のストーリーや登場人物の名前などの説明を読んでもすぐ頭から抜けてしまいます。そのため何度も読み返したりすることがあります。昔はこんなことはありませんでした。 反面、受験勉強について言うと、授業内容の抜け漏れはやはり以前よりひどくなっていましたが、成績自体に影響はありませんでした。 実を言うと私はうつ病で浪人していまして、半年間教科書も開かない鉛筆も握らないということがあったのですが、模試では成績は下がりませんでした。偏差値にして65~70ぐらいです。精神的に不安定だったので授業の予習復習はできませんでした。 こちらは逆に、以前より記憶力が上がったと言えるような気がします。 私が不安なのは、前者(登場人物の名前を覚える)のような記憶力が戻るだろうかということです(ちなみにこういう記憶力は何という名前なんでしょうか?)。読書が好きなのでこの状態には非常に困っています。不快だし、不安だし、怖いし、もうこのまま戻らないのかととても落ち込みます。 後者(受験勉強)に関する記憶力だって、一時的なもののような気がしますし、そもそも自分では「覚えた」という実感なんてこれっぽっちもありませんでした。頭の中はいつもぐちゃぐちゃでした。成績だけは不釣り合いに出ていましたが……。 記憶(力)にもいろいろ種類があるのですよね? それからこれは関係あるのか分からないのですが、私には1歳頃からの記憶があります(哺乳瓶を使っている記憶)。もちろんすべて断片的なんですが、同じく3歳前・頃の記憶がいくつかあります。 長くなりましたが、何か分かることがあったらご回答よろしくお願いします。

みんなの回答

noname#194156
noname#194156
回答No.2

鬱病や重い鬱状態になっていると、短期記憶が落ちるものなのだそうです。 もちろん、知能が下がった訳ではないので過去に習得した学力はそのまま維持されているので、ご質問者の成績が下がることはなかった。そういうことになると思います。 しかし、長文問題の読解や新たに学習することになると、心身の状態が良好だった頃に比べると、内容を理解したり記憶を定着させることに時間が掛かると思います。 >それからこれは関係あるのか分からないのですが、私には1歳頃からの記憶があります(哺乳瓶を使っている記憶)。もちろんすべて断片的なんですが、同じく3歳前・頃の記憶がいくつかあります。 記憶力が良い分、昔のことが人よりも強く焼き付いていて、新しい出来事や情報が頭に入りにくいのかもしれません。 昔のことを良く覚えている人は、昔のことを忘れっぽい人よりも、記憶の上書きが苦手だとも言えます。 人は自分にとって必要のないことはどんどん忘れていき、辛いことももちろん忘れていく能力が備わっています。 けれども記憶力が元々良くて、過去のことを忘れにくい特性のある方は、辛い記憶までも忘れにくいという性質を持っていますから、悲しいこと辛かったことを鮮明に思い出しやすいので、過去のことを忘れやすい人よりも、鬱状態や鬱病を招きやすい特性があります。 そうすると、益々、新しいことが記憶されにくくなって悪循環です。 ご質問者が辛いことを思い出さずにすむのはどのようなときでしょうか。 泳いだり、走ったり、スポーツに打ち込んでいるときでしょうか。 心静かに音楽に聞き入っているときでしょうか。 それとも、詩の朗読を聞いたり読んだり、絵を描いているときでしょうか。 気の合う仲間と一緒にサークル活動をしたり、旅行やコンサートに行くことでしょうか。 小さな子供達が遊ぶ、緑いっぱいの公園を散策することでしょうか。 …辛いことを思い出して、どんどんそちらに引きずり込まれない様に、勉強以外にも打ち込めること頑張りたいこと、安らげる場所を見つけておくと良いと思います。 また、本を読むときは、短編集にしたりエッセイのような内容の軽いものにしてはどうでしょうか。 あまり心身の状態が良くないときは重たい内容のものは読まない方が良いですよ。 泣くことでかえってスッキリするような、じんわりと心が温まる、そんなストーリーの小説や映画なら観て良いと思いますけれどね。

回答No.1

エピソード記憶と呼ばれることがあります。自分が経験した出来事や見た顔や場面、交わした会話などを詳細、リアルに想い出せることをこう呼びます。 会った人の名前や発言、そのときの表情や言い方、読んだ本の言い回しまでしっかり覚えているのもそういう種類の記憶といえるかもしれません。 学校の試験などで、そうした記憶の方式?が有効に働くこともあると思いますが、そうした記憶はできない場合でも、内容を理解し応用できる力があると良い成績がとれることもあります。 内容の理解ができることや応用できることと、出来事などをリアルに思い出すことができるのとは別ですから、エピソード記憶が素晴らしく、人の名前と顔は忘れないような特殊技能者でも、学校のテストがだめな場合もあります。 どんな方式であるにしても、肝心なときにパッと関連した記憶を思い出せない場合には、テストだけでなく、日常生活でも困ることになります。老化でもそうしたことは起きます。また、疲労が激しいときも関連記憶をパッパと思い出すことができません。恐怖に駆られているとき、不安におののいているとき、うつの症状がひどいときも、記憶をうまく使うことができなくなります。 なお、(75×67のような2桁同士のかけ算を暗算でできるのは)短期記憶ができるからです。しかし、普通の人は、そうした問題を10分間に10問やった後で、3問目を思い出すのは難しいです。短期記憶はすぐに忘れてしまいます。 忘れない限り、死ぬまで保持されるのではないかと思えるような記憶を長期記憶と言いますが、通常、思い出すことを時々やらないと忘れてしまいます。(エピソード記憶でもそういう傾向がありますが、英単語の意味や、数学の公式、物理や歴史の勉強で習い覚えたことなど、大半はそう長持ちしません)ところが、自転車に乗る、自動車運転する、ボールを的に向けて投げるなどの体で覚えてしまう記憶は、言葉に表現出来なくても、その場になると自然と体が思いだしてくれます。 記憶にも色々あるもんです。 エピソード記憶なんて、すっかり忘れていたつもりなのに、突然思い出したりすることも多いのです。   小説の登場人物の名前や、推理小説の中で後で重要なカギ、証拠となるようなことを、数ページ後になったら、忘れてしまったのでは、小説が楽しめません。謎を解いてもらったのに、「そうだったかな~」ではどうにも困ります。   うつがひどいときには、脳の活動がうまくいってないのです。そんなときには、記憶(記銘、保持、想起)がうまくいかなくても不思議はありません。 睡眠不足で疲れ切っているときに記憶がうまくいかないのと同じと考えてもいいです。 うつがなおれば、元に戻ると期待しても良いでしょう。 心配すること、不安に思うこと、もうダメなんじゃないかと落ち込むことは、うつを悪化させることが多いので、今は記憶力のことは気にされない方が良いと思います。 うつをよくするために、主治医さんのアドバイスを大切にするのが、記憶力を元に戻すのにも良いと思います。

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