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膜酵素プレセニルンの構造 | 研究結果の要約とタイトルの生成
- 膜酵素プレセニルンの構造とアルツハイマー疾患への関与を研究した結果を要約します。
- プレセニルンタンパクを同定し、活性状態で精製し結晶化を試みた研究方法を要約します。
- プレセニルンにおける活性部位付近の残基の水アクセシビリティと基質タンパクとの相互作用についての説明を要約します。
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> (1) Moreover,mutations in genes encoding presenilins can cause early-onset Alzheimer's disease by altering how the amyloid-β protein is produced from APP cleavage. > さらに、プレセニリンをエンコードしている遺伝子群の変異はAPP分裂から産生されたアミロイドβタンパクの変異によって起きる想起性アルツハイマー疾患を引き起こすことができる。 → プレセニリンをエンコードする遺伝子が変異することで、早発性アルツハイマー病を発病する可能性がある。その変異は、APPが分裂する際にアミロイドβタンパク質が生み出される過程で発生する。 > (2) The authors set out to identify a presenilin, or a presenilin-type protein, that could be overproduced in a bacterial host, purified in its active form and concentrated sufficiently for crystallization trials. > 著者らは微生物宿主中に過剰に産生されているプレセニリン単体もしくはプレセニリン型タンパクを同定することを行い、結晶学試験のために活性状態のものを精製しこれを十分に集めた。 set out to ... ・・・することを試みる、・・・しようとする that could be overproduced 過剰に生産されることがある → 著者たちは、プレセニリンもしくはプレセニリン型蛋白質を特定しようとした。それらは細菌性の宿主の中で過剰に生産されることがある。そこで彼らはそれらを活性状態のまま取り出して結晶化試験をするに十分なだけの濃縮を試みた。 > (3) TMDsの説明文です > the wateraccessibility of certain residues purportedly near the active site (the part of the enzyme where the cleavage reaction takes place), and the interaction with substrate proteins. > 特定残渣の撥水性は噂によれば活性部位の付近に存在しそして基質タンパクと相互作用する。 water accessibility 「撥水性」 ではなくて 「親水性」 では? purportedly 「噂によれば」 ではなくて 「・・・であると言われている」 では? > (4) However, the new crystal structure requires some conformational adjustment for the catalytic aspartates to be properly aligned and close enough to interact with each other and to activate water for substrate cleavage. > しかしながら、新しい結晶構造は正確に並ぶために結晶アスパラギン酸のためいくつかの立体構造調整と基質分裂のため活性水へとなるためにほかの分子と相互作用するために十分に近づく必要がある。 for the catalytic aspartates to be properly aligned 触媒としてのアスパラギン酸塩がきちんと並ぶための → しかしながら、新しい結晶構造が形成されるためには、触媒としてのアスパラギン酸塩がきちんと並ぶための立体配座の調整がなされ、互いに作用するに十分なだけ近づいており、基質を分裂させる水を活性化する必要がある。 > (5) In any event, the reported structure is only one stable conformation of a presenilin protease, and future crystal structures that capture other conformations might provide a clearer sense of protease dynamics and substrate interaction. > どんなばあいでも報告された構造はプレセニリンプロテアーゼの立体構造の定常状態の一つであり、そしてほかの立体構造を補足するその先の立体構造がプロテアーゼ動態と基質相互作用を提供するかもしれないものだということである。 in any event 「いずれにしても」 future crystal structures これは the reported structure に対応させた表現だと思います。「これからの研究で見出されるであろう結晶構造」 and future crystal structures ... might provide a clearer sense of ... という文の構造だと思います。 → 何にせよ、この論文で示された結晶構造はプレセニリン分解酵素の安定した構造の1つの例であって、さらにこれからの研究によって、分解酵素の働きや基質の相互作用についてもっとはっきりしたことを示してくれる他の結晶構造が報告されるかもしれない。 > (6) Such understanding should lead to specific ideas about how disease-causing mutations alter function, and how small molecules might be designed for safe and effective treatment of Alzheimer's disease. > これらの理解が機能を損ねる疾患原因変異がどのようなものかにおける特異的な概念を導き、そして小分子がアルツハイマー疾患の予防と効果的治療のために用いられるかもしれない。 should lead to ... は、「・・・を導くに違いない」 だと思います。 → 疾病を引き起こす原因となる変異がどのように機能に障害を与えるかとか、またアルツハイマー病に対する安全で効果的な治療のためにどのような微細な粒子を作り出せばいいのかなど、この分野の解明が資するに違いない。 → の後ろは参考のために私が仮に訳してみたものですが、正しい訳という意味ではありませんし、誤訳もあるかもしれません。ただ、他人の訳も見てみると刺激になるかと思って書いてみただけです。
お礼
accessibilityなのに逆の意味で書いていました。ご指摘誠にありがとうございます。 またいつもこういた類の文章の結言がbakanskyさんのようにかっこよく訳せるようなものなら読んだ時の達成感が味わえるのですがいつもこのあたりで躓きます。 ちゃんと一つ一つ理解できるまでご教授いただきました訳をどっぷりと眺めてみます。 いつも本当にありがとうございます。