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ピアノを嫌いにさせたかもしれません。
ピアノを教えています。 先日、レッスンに来て2年になる6才の子供の親御さんに、レッスンを続けるのは無理がありますので、出来ればお休みしていただきたい、と、半ば強制的に辞めてもらいました。 というのも、その子供は、レッスンで思い通りにならないとすぐに泣き、楽譜を投げたり、教室の机を蹴ったりしたので、今まで3回ほど親御さんに相談したりしていました。その度に、家ではケロッとしていますので、また宜しくお願いします、という感じで、この件に関しては何の改善も見られなかったので、こちらの我慢が限界に達したため、レッスンを続けるのは無理があると最後通告しました。 すると、その母親は、メールで、次回レッスンに子供を連れて話をさせてくれと言ってきましたが、そんな事をしても、今まで変わらなかったものは変わらない、何をしてもいつも許してくれる先生だと思っている所があるうちは無理だと断りました。 するとそれから返事がなく、次のレッスン日に親が一人で来て、今日で辞めさせてもらいます、子供ももういいと言ってます、それではありがとうございました、と言って少しムッとしながら帰って行きました。 辞めてくれたことは本当に嬉しかったのですが、その子供の最後のレッスンの時、終わりの時間がきた時、また自分のしたいこと(レッスンとは関係ないこと)を通そうとして、また来週時間のある時にしよう、と言ったにもかかわらず、嫌だと大泣きして、私も頭に来てしまって、泣いている子供をムリヤリ帰らせてしまったことなどを思い出せば、頑固で、好き嫌いも激しい子供だったので、先生に嫌われた、ピアノも嫌い、もう二度とピアノは弾かない、などと思っているかもしれないな、ピアノを嫌いにさせる最悪の教師だな、とかなり自己嫌悪におちいります。 もう、辞めてしまった生徒のことはスッキリ忘れてしまえばいいのですが、とても後味が悪いです。 そこで質問ですが…よく似た状況で、ピアノを辞めたことがある方、または辞めさせた親御さん、その後はピアノ嫌いになりましたか? くだらない質問ですが、どんなご意見でも結構ですのでお聞かせください。
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- yumenochikara
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7歳の息子をピアノ教室に通わせています。 3歳のときから同じ男性の先生です。子供が小さいころは一緒にレッスン室に入って見ていましたが、落ち着きのない息子を見ているこちらがイライラしてしまい、レッスンの後で何度も子供を注意してました。そんな余裕のない母親に対し、辛抱強く、大らかな心で、熱心に息子を指導してくださる先生には本当に感謝しています。 先生がおっしゃるには子供はみなお母さんに褒めてもらいたい一心だということ。ピアノが好きか、自分で進んで練習をするかというのは6歳、7歳の子供では到底自覚する段階ではないそうです。先生自身、練習を本気で頑張り始めたのは小学4年生ごろからだと仰っていました。 息子は今でこそ集中してピアノに迎えるようになりましたが、習い始めのころはホワイトボードに落書きしたり、ボールを投げて遊んだり、ピアノとはまったく関係ないことをしていたので、高いレッスン代を払っている親としては気がきじゃありませんでしたが(^^;)いまとなっては幼児にピアノを教えるにはまず楽しい気持ちを引き出したり、絵が上手に描けたり、ボールが上手に投げれたりすることを褒めてあげてやる気をUPさせたり、下ごしらえが大切なんだと理解できます。 先生、今回はGIVE UPしてしまったのかも知れませんがこれから先に同じことがまたあるかもしれません。子供は怪獣です。人間だと思うと腹が立ちますが、怪獣がピアノ教室に習いに来てると思えば多少のことは我慢できると思います。怪獣なんですから物を投げたり、じっとイスに座ってられないのが当たり前で、まず、レッスンに来て挨拶できたことだけでも褒めてあげてください。その時は思い切りオーバーに! すると今度はお母さんだけじゃなく先生に褒められるために頑張ると思います。息子の通う教室の先生はおっしゃいます。 生意気な怪獣だった子供が成長する姿を見るのがとても嬉しいって。個人的にはまたそのお子さんが相談者様の教室に戻って来られるよう願っています。
- jjubilee
- ベストアンサー率75% (367/485)
こんにちは。何度も投稿させて頂こうと思い文章を書きながら、二、三度、消去してしまいました。今回は消去せずに投稿できそうです。 私自身の様々な経験から推測するに、現在のあなた様と子どもさんの立っている場は、同じ地平線だろうと思います。人間対人間という同じ高さに立っているのです。ほとんどの教える人間(99%)は「教えを受ける人間」に対して同じ地平線で向き合っているのを気がついていないと思います。同じ地平線だから相手が反応すればすぐさまその刺激を受け反応してしまう。しかし普通は「教えを受ける者」は同じ地平線に立っているのではない、「教えを授ける者」はひとつ上の地平線に立っており、「教えを受ける者」ひとつ下の地平線に立っているという気持ちが無意識のうちにずっとあります。だから後者は前者の指導に従わなければならないと考えるのが普通の考え方でしょうね。 >「その母親は、メールで、次回レッスンに子供を連れて話をさせてくれと言ってきましたが、そんな事をしても、今まで変わらなかったものは変わらない、何をしてもいつも許してくれる先生だと思っている所があるうちは無理だと断りました。」 ** これも三者が同じ地平線上で反応している状況ですね。「何をしてもいつも許してくれる先生だと思っている所があるうちは・・・」というところですが、相手をあやすようにしていても同じ地平線ではあやしたことにならないのではないかと思います。その「あやし」も単なる同じ地平線での刺激対反応にすぎません。顔では笑って心では怒りで一杯。 ** ここが人間の世界にどっぷりつかってしまうと誰も逃れられない心境なんです。この心境に気づくのにかなりの年月が必要です。私もやっとこの心境に気づくようになりましたが、ちょっとしたことで、また元に戻ってしまうのです。 ** 同じ地平線から高いところに浮かんで対人間の関係を築くこともありますし、知らない内に同じ地平線にたって、怒り、憎しみをむき出しにしている自分をはっと発見することもあります。この後者の方が多いかもしれません。しかし常に軌道修正しようと努力する連続です。油断するとずーっと後者のままなんです。 >「ピアノを嫌いにさせる最悪の教師だな、とかなり自己嫌悪におちいります。もう、辞めてしまった生徒のことはスッキリ忘れてしまえばいいのですが、とても後味が悪いです。」 ** あなた様もこの地平線のことを気づいているもう一つのご自分がおありです。ピアノの技術・音楽の知識ではあなた様は生徒の地平線より高い地平線に立っておられます。しかし人間対人間という同じ地平線に立っていることも事実です。 昔といっても今もやっておられるでしょうが、地元のピアノの先生が催されるピアノ教室の発表会に何度か出席させてもらったことがあります。その生徒さんの発表会で、車いすで歩けないお子さんをだっこしてピアノの前に座らせて、ピアノを弾くお子さんがおられました。演奏技術は拙いものでした。何年か経ってやはり同じお子さんを先生がだっこしてピアノの前に座らせておられました。その生徒さんも大きくなり、先生はかなりしんどそうでした。これが数回続きました。いつも先生がお世話されておられました。 また別のお子さんは心理的にハンディをもった方で、ピアノの前に座ると、まずじっと我々聴衆の方を向いて演奏するまでに結構時間が掛かりました。また途中で聴衆の方を向いてしまいました。 このお二方のお子さんの演奏を聴きまた仕草を見て失笑する聴衆は1人もいませんでした。推測ですが、涙を浮かべておられたのではないでしょうか。(私がそうだったから。) 他の生徒さんは音楽の方面に進まれる方もおられました。色々な生徒さん、人間を教えられていたこの先生。親御さんからピアノのレッスンを頼まれた時、どのような気持ちでお引き受けなさったのでしょうか?私にも分かりません。ただ生徒集めのお金儲けという理由だけだったとは思えません。 先の発表会の最後に先生の演奏がありました。素晴らしく上手な演奏で聴衆がみな賞賛の拍手を贈っていました。 >「あなただったらこの状況ならどうしますか?」というようなご質問を拝見しました。 今の自分なら「よしここまでできたな。もう少し頑張ってみようか。」などといって、進度は度外視すると思います。しかし勝手にそうするわけではなく、親御さんと念入りに話し合った上でのレッスンにしなければならないでしょうね。親が状況を知っていることが必要条件です。そこで親御さんが不承知なら、辞めさすのではなく、向こうから去るのは自由ですということを納得させなければなりませんね。 もう一つのアドバイスになるか分かりませんが、教室の発表会を開催される方向に努力されたらいかがでしょうか。これはお一人の力ではなかなか難しいですね。他人の助けが必要です。費用の徴収、会場の手配など色々なことをしなくてはなりません。 人間の世界で教える立場として活動するのは一見楽のようですが、ノルマを自分に課すと、自身にも相当なプレッシャーがかかります。他人の目が気になりますし、オリンピック柔道の指導の世界もある意味似たものが合ったと思います。ピアノの技術レベルのアップだけを自分に課すか、ピアノを媒介として人間と遊ぶ気持ちになるかはあなた様の選択すべき道でしょうね。すべての生徒さんに同じものを課すか課さないかということにも通じると思います。あなた様が正しい、あなた様は間違っているという問題ではないと思います。 自力で何かしようとしてにっちもさっちも行かなくなった場合、何かしら自分よりも大きなものに任せてしまう気持ちも必要ではないかと思います。現代語で「諦める」という語は、古語で「明らむ」つまり「明るくする」と書いていました。
お礼
自分がもっと大きくならないといけないな、と思い、反省しています。 親身に回答ありがとうございました。
- rabbit_cat
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当たり前の話ですが、貴女のしたことは、人に道を教える「教師」としては完全に失格です。 ただ、質問を読む限り、貴方自身もともと教師に必要な能力を持っていないようですから(文章や対応の仕方から、おそらく貴方自身、教育学を学んだ経験はないと推察します)、もともと出来ないことは出来ないわけで、仕方がないかなとも思います。 そのお子さんにとっても、貴方にとっても、お互い、もっと教師としての力量がある先生についた方が幸せでしょうし。 誤解して欲しくないですが、ピアノの先生は必ず教師としての力量が必要だ、と言っているわけではありません。そのお子さんを教えるならば、教師としての力量が必要だ、というだけで、別のお子さんには教師としての力量よりもむしろピアノの腕が必要という場合もあるでしょう。 ようは、貴方が持っている能力と、そのお子さんを教えるのに必要な能力が合致していない、ということです。この状態は、お互いに不幸ですから、貴方が教えることを諦める、という今回の対応自体は仕方がない、というか現時点では貴方がとれる最善の策かな、とは思います。
お礼
貴重なご意見、ありがとうございます。 確かに、この生徒に対しては、私の指導力が足りなかった思います。 ピアノの弾き方を教えるということとは別の点で、かなり難しかったです。 逆に質問なのですが…、もし回答者様が、このような生徒を教えていた場合、 今回の件はどのように対応されますか? 私はこの仕事が大好きなので、今後のため、できれば色々な対応を勉強したいと 考えています。 是非教えていただきたいです。お手数ですが、回答お待ちしております。
今回の内容ですと、親御さんが無理矢理通わせていたとしか考えられません。 普通でしたら、子供がしたくないことをさせないものです。 走るのが嫌いなのに陸上部を選んだりしないですよね? 明らかに親御さんのエゴですから、悩まないで下さい。 たまたま通われたお子様が、親御さんから無理矢理ピアノをやれと言われていたとしか考えられませんので、仕方のない状況だと思います。 大変でしたね。
お礼
回答ありがとうございます。 やはりそうなんでしょうね。 合格すればお母さんに褒めてもらえるからピアノを弾いていたような感じでした。 なので、弾けないものは合格しないから嫌い、なんですよね。 どんなに小さな子供でも、心から好きでピアノを弾く子は聴いてわかりますが、 この生徒の場合、弾く音が粗くて、とにかく叩いているようで、愛情のない音でした。 参考になりました。ありがとうございました。
- nomnomMU
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こんにちは。 ピアノではありませんが、家の息子は保育園時代からずっとサッカーをしています。 我が息子も一人っ子と私の教育が悪かったせいか(汗) それはそれは指導者の方には迷惑を掛け通しでしたが、何とか本人の意志と周りの方の理解、私自身の改善など、色々有りましたが、現在14歳、今年の7月には引退後に受験、サッカーで有名な高校を受験目標にしております。 質問と少しズレた回答かも知れませんが、お許し下さい。 ただ、質問者様の抱えている後悔や疑問は、指導者として当然だと思いますし、頭に来てしまうお気持ちも当然だと思います。 一生懸命指導し、少しでも上達させ、その成長を見守り、職務を果たすのが質問者様の仕事ですし、やる気のない、話を聞かない、大切な楽譜やピアノを粗末に扱うなど、それは我慢ならないに決まってます。 私が何より疑問に思ったのは、親御さんの対応です。親が見ている前ではちゃんとやっているのか、それともその姿を見ようとせず、親のエゴで通わせたかったのか…? どちらにしても、自分が本当にやりたい事は、どんなに小さい子供でも大切にするべき事は少しは理解出来る筈ですし、大切な物を壊そうとする行為は言語道断です。 再三伝え、改善されなければ、やる気がないと見なして間違いはないと思います。 ただ、一つだけ思ったのは、我が息子も相当でした。何度も親の私が申し訳ない余りに辞めさせたいと願い、何度も子供とぶつかりながら今に至りますが、息子は絶対に辞めませんでした。 本当に本当に少しずつ、でも確実に、周りの方の理解と協力のお陰で、問題行動は改善されました。 質問者様の対応は間違っていないとは思いますが、もし今度またやっぱり続けさせたいと連絡が来ましたら、最後にもう一度だけチャンスをあげてもいいかな?と思いました。 全く回答にならない回答になってしまい、本当に申し訳ありませんでした(;_;)少しでも参考になりましたら幸いです。
お礼
息子さんとのお話、お聞かせいただきありがとうございました。 息子さんはサッカーが大好きなのですね。 問題の生徒は、ピアノを弾いて、合格できるとお母さんに褒めてもらえる、という理由で レッスンに来ていたと思います。家でも、お母さんに言われて、10分間、イヤイヤ毎日練習していたようです。 でも、曲が合格すればピアノは好き、もう一度やり直しとなるとお母さんに褒められないからピアノは嫌い、という感じでした。 なので、本当にピアノが好きなのかは疑問でした。 そうですね、もしまた、ピアノを本当に弾きたい、と来られたら、何とか受け入れようと思います。 回答ありがとうございました。最後になりましたが、息子さん、志望校に合格されますように(^ ^)
お礼
何度も何度も、自分なりに反省し、生徒を楽しませようと頑張ってきました。 でも、この生徒だけは本当に無理でした。仕事に自分の好き嫌いは持ち込んではダメだとわかっているのですが、 どう頑張っても好きになれない生徒でした。本当に何度も何度も好きになろうと努力しましたが 駄目なものは駄目でした。 同じような行動をする生徒も何人かいます。でも何故か、他の生徒なら笑って許せても、その子供だけは駄目だったんです。 回答ありがとうございました。