- ベストアンサー
正の定数ηに対して、3次方程式
正の定数ηに対して、3次方程式 x^3 -3x +η=0 が相異なる3つの実数解α、β、γ(ただしγ>β>αとする)をもつとき、η、|α|、|β| 、|γ|の大小を調べよ 解き方を教えてください
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
問題文に正の定数ηとあるので、η>0の場合だけ考えます。 x^3 -3x +η=0 …(1) (1)を -x^3+3x=η と変形し y=-x^3+3x …(2)のグラフと y=η …(3)のグラフの交点を考える。 y=0 を解くと、x=±√3,0 だから(2)はx軸と (-√3,0),(0,0),(√3,0)の3点で交わる。 (2)より y’=-3x^2+3=-3(x+1)(x-1) であり y'=0を解くと、x=±1だから、増減を考えると、x=-1のとき極小値-2を、x=1のとき極大値2をとる。 方程式(1)の3つの実数解は(2)と(3)のグラフの交点のx座標で与えられる。 グラフから明らかに α<0,0<β<γ である。 また(2)のグラフが原点に対して対称なグラフであることを考慮し、(2)のグラフ上でx=αを満たす点と原点に対して対称な点(x=-αを満たす点)α'を考えると明らかにy<0である。これはγ<-αであることを意味する したがって|β|<|γ|<|α| ここでηとβ、γの大小関係を考えると、グラフの交点がy=xのグラフより、上(左側)であればηの方が大きく、下(右側)であればηの方が小さく、y=x上であれば両者は等しい。 ここでβは(2)が極大値となるグラフ上の点(1,2)より常に左側にあるので常にβ<ηである。 (2)とy=xのグラフのxが正の交点を求めるとx=-x^3+3x よりx=√2 であるので、γとηの大小関係は xが0<x<√2の範囲で交わるとき つまり0<η<√2のとき η<γ x=√2 のとき つまりη=√2のとき η=γ xが√2<x<√3の範囲で交わるとき つまり√2<η<2のときη>γ さらに|α|とηの大小関係はグラフの交点がy=-xのグラフより、下(左側)であれば常に|α|>ηとなるが、(2)とy=-xのグラフのxが負の交点を求めるとちょうど(-2,2)という点になるので常に|α|>ηが成り立つ 答え 0<η<√2のとき|β|<η<|γ|<|α| η=√2のとき|β|<|γ|=η<|α| √2<η<2のとき|β|<|γ|<η<|α|
その他の回答 (5)
- staratras
- ベストアンサー率41% (1498/3648)
No.1&5です。 >ここでβは(2)が極大値となるグラフ上の点(1,2)より常に左側にあるので常にβ<ηである。とありますがこれは何故ですか? βが0.9でηが0.1だったら成り立たないと思います これは、その直前の「グラフの交点がy=xのグラフより、上(左側)であればηの方が大きく、下(右側)であればηの方が小さく、y=x上であれば両者は等しい。」ことと合わせて考えてください。グラフを見れば明らかですが、(2)は少なくとも極大値となる点(1,2)まで0<x<1の範囲では常にy=xのグラフより上にあるので、βの値を得る交点は常にy=xのグラフより、上(左側)にあります。したがって常にβ<ηです。 (なお|α|とηとの大小関係は、同様にαの値を得る交点と直線y=-xとの位置関係を考えることで常に|α|>ηであることがわかります。) そこで、ηの値次第でηとの大小関係が変わる可能性があるのはγだと考えて、この点を検証しています。 問題の3次方程式の3つの解α,β,γはηの値と関係があります。η=0.1かつβ=0.9の組み合わせはあり得ません。
補足
分かりました >ここでηとβ、γの大小関係を考えると、グラフの交点がy=xのグラフより、上(左側)であればηの方が大きく、下(右側)であればηの方が小さく、y=x上であれば両者は等しい。 とあり、ANo.5の図を見ると、√2あたりから2までγはy=xより右側にあるように見えますが、ANo.1では >(2)とy=xのグラフのxが正の交点を求めるとx=-x^3+3x よりx=√2 であるので、γとηの大小関係は xが0<x<√2の範囲で交わるとき つまり0<η<√2のとき η<γ x=√2 のとき つまりη=√2のとき η=γ xが√2<x<√3の範囲で交わるとき つまり√2<η<2のときη>γ とあります √2<η<2のとき、γはy=xの右側にあるのでηの方が小さい、つまりγ>ηになりませんか?
- staratras
- ベストアンサー率41% (1498/3648)
No.1です。補足にお答えします。 >y=xはどこから出てきたんですか? 添付したグラフで、ηとβ、γとの大小を比較したいのですが、ηはy座標、β、γはx座標なので、そのままではうまく比べられません。 そこで直線y=ηの上でx座標がηとなる点η’(η,η)を考えると、β、γとの大小の比較が容易にできます。このη’という点はもちろん直線y=xの上にあります。 そこで「グラフの交点がy=xのグラフより、上(左側)であればηの方が大きく、下(右側)であればηの方が小さく、y=x上であれば両者は等しい。」ことになります。
補足
なんとなく分かりました ANo1で ここでβは(2)が極大値となるグラフ上の点(1,2)より常に左側にあるので常にβ<ηである。 とありますがこれは何故ですか? βが0.9でηが0.1だったら成り立たないと思います
#3です。補足をいただいた件。 >何故分かるのですか? (1)「0<η<√2のときf(η)<0」からなにがわかるか。 f(x)<0となるのはxがx<αまたはβ<x<γを満たすときに限られます。 ηは正数ですから「x<α」は条件に合わず(α<0ですから) β<η<γにならなければなりません。 (2)「η=√2のときf(η)=0」からなにがわかるか。 1より大きい解はγしかありません。 ηが解ならばη=γにならなければなりません。 (3)「√2<η<2のときf(η)>0」からなにがわかるか。 f(x)>0となるのはxがα<x<βまたはx>γを満たすときに限られます。 ηは1より大きいので「α<x<β」は条件に合わず(β<1ですから) η>γでなければなりません。
お礼
ようやく分かりました ありがとうございました
f(x)=x^3-3x+ηと置きます。 まず、fの増減を調べて、極大値>0、極小値<0、および αとγがηについて減少、βはηについて増加だから 0<η<2 α<-1<β<1<γ<-α がわかります。 ・・・・・・・・・・・・(★) f(η)=η(η+√2)(η-√2)なので、 0<η<√2のときf(η)<0 η=√2のときf(η)=0 √2<η<2のときf(η)>0 です。 ここからただちに 0<η<√2のときβ<η<γ η=√2のとき0<β<η=γ √2<η<2のとき0<β<γ<η がわかります。 ・・・・・・・・・・・・・(☆) (★)(☆)を組み合わせて、 0<η<√2のときα<0<β<η<γ<-α、即ち|β|<1<η<|γ|<|α| η=√2のとき0<β<η=γ<-α、即ち|β|<η=|γ|<|α| √2<η<2のとき0<β<γ<η<-α、即ち|β|<|γ|<η<|α| が得られます。
補足
0<η<√2のときf(η)<0 η=√2のときf(η)=0 √2<η<2のときf(η)>0 です。 ここからただちに 0<η<√2のときβ<η<γ η=√2のとき0<β<η=γ √2<η<2のとき0<β<γ<η がわかります 何故分かるのですか?
- htjfusion
- ベストアンサー率60% (3/5)
三次方程式の三つの解がαβγだから (x-α)(x-β)(x-γ)=0 ここから、解と係数の関係は -αβγ=η -(α+β+γ)=0 αβ+βγ+γα=-3 あとは連立がんばってください
補足
ありがとうございます しかしとてつもない式になってしまい解けないのですが
補足
グラフの交点がy=xのグラフより y=xはどこから出てきたんですか?