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言葉が感情を作りますか。
言葉が感情を作りますか。
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言葉の質によるのではないでしょうか。 概念の棒読みのような言葉からは、感情は湧いてきません。 ただの冷たい情報です。 仮にあっても、語質という中に納まってしまうと思います。 言質という、言葉における感性的な面から見るとき 言葉とは、概念以外の感性的情報を有していると考えられます。 そうした感性的要素・情報の伝達において、感情が引き起こされてくるのは容易です。 言葉が理知の範囲だけのものなのか、感性面までも含めたものなのかによって違ってくると思います。 たとえて言えば、書かれた言葉と話す言葉の違いです。 話す言葉には圧倒的に感性情報が数多く含まれていて、感情を刺激し、誘発しているのだと思います。 また、言葉を読むのと聞くのとでは、聞く方において感性情報が直接伝わるという確かさがあります。 感性情報の伝達を言葉が担うとき、感情はたやすく引き起こされる というように思います。
- osakanasp
- ベストアンサー率34% (16/47)
面白いです。 もやもやした感情を端的にあらわすのが言葉だと思うのですが、 既存の言葉を選ぶ過程で細部の複雑な思いは切り捨てられて、より単純な形になってしまうのは確かですね。 語彙の少ない幼児は、感情を伝えきれずにかんしゃくをおこすという話や 苛立ちもあせりもくやしさも「ムカつく」と表現する若者は切れやすいという一説を思い出しました。 感情を整理する豊富な語彙を持たないと、心は、単純な感情に集約して 結果的に元の形とは変わってしまう、ということでしょうか。 考えさせられました。 面白い示唆をありがとうございました。
- 雪中庵(@psytex)
- ベストアンサー率21% (1064/5003)
言葉は、表現手段です。 感情は、衝動と環境の間に生じるもので、 それは他人がいなくても発生します。 言葉は、他人との間をつなぐものであって、 本来は主体とは独立したものです。 ただし現代の、自我の成立を他人による 評価に依存した人間にとっては、言葉に できないと感情は抑圧されがちです。
>言葉が感情を作ります 正確には違います。 感情がまずあり、その一部が言葉という人工のもので表現されるようになったという経緯があります。 もちろん 今流通している言葉が、(逆に)人の感情を刺激し、新たな感情を呼び起こすという現象は普通にあります。感情と言葉は近い関係にあり、お互いに変換し得るということでしょう。これをもって「言葉が感情を作る」ということは可能だと思います。
- Mokuzo100nenn
- ベストアンサー率18% (2123/11344)
言葉は、せいぜい感情を増幅するだけでしょう。 言葉を持たない犬や猫にも喜怒哀楽の感情があるように思えます。
- kanto-i
- ベストアンサー率30% (180/596)
作ります。 言葉だけでなく、同じように耳にする音律も感情を作ります。 匂いも感情を作りますし、眼で見たことも感情を作り出します。 人は、何かしらの外部刺激によって反応することで感情が生みだされるので それが「感情を作る」という捉え方もありだと思います。
- fuku7500
- ベストアンサー率21% (31/141)
中には嘘の言葉も有りますが、時に言葉は生命の叫べでも発露でも有るからです。 あてを本当に敬って尊重して、根底に平和や幸福を願ってれば、其の言葉の重さには感動が含まれます。
- takionn
- ベストアンサー率50% (2/4)
どの程度の厳密さを求めておいでかはわかりませんが、 言葉は世界や認識に先行するか否かに関わらず一定の意味を有します。 意味を有する言葉は対応する存在、事物を想起させ、 無意識であってもそれにまつわる感情を触発するはずです。 派によって違いますが、 精神医学では乳児の中で最初に芽生える感情は憎しみ(と愛)だというので、 「創造」という意味では感情がまずあって言葉がその後生まれるはずです。 つまり 感情を持って生まれ、言葉の習得により感情や森羅万象を分節化していく。 長じてからは、言葉は知覚表象を触発し、更にそれを収めていた記憶から感情が蘇る。 これでどうでしょうか。