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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:「送ろうとするところ」の用法)

「送ろうとするところ」の意味と使い分けについて

このQ&Aのポイント
  • 「送ろうとするところ」とは、まだ行動が完了していない状態を表す表現です。例えば、メールを送ろうとしている最中に別のメールが届く場合に使用されます。一方、「送ろうとしたところ」とは、行動が過去のものであり、結果や状態を伴っていることを表します。
  • 「送ろうとするところ」は、「送ろうとする」という意思や行動の過程を強調し、まだ完了していないことを示します。一方、「送ろうとしたところ」は、「送ろうとした」という過去の行動が結果や状態をもたらしたことを強調します。
  • 外国人に説明する際には、具体的な例文を交えながら説明すると理解しやすいでしょう。例えば、「このメールをお送りしようとするところで、2つ目のメールが届きました」という文は、まだメールを送る前に別のメールが届いたという意味です。一方、「このメールをお送りしようとしたところで、2つ目のメールが届きました」という文は、メールを送ろうとした過去の行動が結果として2つ目のメールが届いたことを示しています。

質問者が選んだベストアンサー

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  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.3

この文の手直しを最小にするならば、 「このメールをお送りしようとしたところ、2つ目のメールが届きました。」です。 ここで少し意味を通りやすくするなら、 「このメールをお送りしようとしているところへ、2つ目のメールが届きました。」でしょう。 「ところで」の場合は、このような「過去の助動詞「た」の終止形について…逆接の条件を表す。」(「現代国語例解辞典」小学館)の用法ですから、「筆者の意図に相反して」といった逆接の意味が加わってしまいます。平準につなぐなら「ところ<に>」や「ところ<へ>」が落ち着くでしょう。 ここで使われている「ところ」は、場所ではなく時間的なタイミングに関わる言い方ですから、「時(に)」「際」「最中」というニュアンスになります。 このような場合は時制の一致のために過去形での「~テイタ形」が自然で、あるいはいっそ「テイル形」構文にすれば万能になりますから、まずはその言い回しを教えて上げてください。 「このメールをお送りしようしていていたら、2つ目のメールが届きました。」 「このメールをお送りしようしていていると、2つ目のメールが届きました。」 もちろん、ごく単純に、順列の仮定の助動詞「たり」の未然形「ら」に換えて、 「このメールをお送りしようとしたら、2つ目のメールが届きました。」でも問題ないでしょう。 >「送ろうとするところ」は誤用なのでしょうか。 「時(に)」の代用としては問題ですが、「場面」「場合」の意図で「ところで」「ところに」の形であれば有効でしょう。 「このメールをお送りしようとするところに、運よく2つ目のメールが届きました。」…タイミングにおいてグッド。 「このメールをお送りしようとするところへ、ちょうど2つ目のメールが届きました。」…タイミングが丁度(助け舟のよう)。 また未完了を進行形にして、「時」を「場面」にする方法も。 「このメールをお送りしつつあるところ、ちょうど2つ目のメールが届きました。」 そして、これはもはや「テイル形」ということです。 「このメールをお送りしようとしていると、2つ目のメールが届きました。」 「このメールをお送りしようとしているところに、2つ目のメールが届きました。」 「このメールをお送りしようとしていたら、2つ目のメールが届きました。」 「このメールをお送りしようとしていたところへ、2つ目のメールが届きました。」ナド。

Mister0413
質問者

お礼

外国人向けの文法説明に即したご回答のようですね。ありがとうございました。 私からは既に回答済み(あまり時間をおくことは好ましくないので、取り急ぎということで)ですが、「テイタ形」とか「テイル形」などの用語を使った説明は、強くアピールできることでしょう。 ぜひ追加説明として、お伝えしたいと思います。

その他の回答 (3)

  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.4

#3です。 このような「主文の「タ形」が表す時と同時に進行中の動作を表すために用いられる従属節中の動詞の形式」について、井上和子編「日本文法小辞典」大修館書店の表を以下に引用します。                     ル形   タ形    テイル形   テイタ形 A.「時(に)」をもつ従属節     ×    ○      ○       ○ B.一般の関係詞節         ×    ×      ○       ○ C.直接叙述の関係詞節      ○    ×      ○       × D.知覚動詞の補文         ○    ×      ○       × E.疑似関係詞節          ○    ×      ○       ×

Mister0413
質問者

お礼

重ね重ねのご回答、ありがとうございました。 これについても、ぜひご紹介させていただきます。

  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.2

「このメールをお送りしようとするところ、2つ目のメールが届きました」 まず、この方がどのような意図で書いたのか、ということを特定する必要があると思います。 2つの意図が想定できます。 A.「このメールを送ろうとしていたら、偶然(または思いがけなく)2つ目のメールが届いた」という意図。 これは、メールが届いたことを本人は【未知の(新しい)事柄】として捉えつつ書いていることになります。 もうひとつは、 B.「2つ目のメールが届いたのは、このメールを送ろうとするときだった」という意図。 この場合は、メールが届いたことを【既知の(古い)事柄】として捉えつつ書いています。 どちらのシチュエーションに該当するのかは、質問者さんが判断なさるしかありませんが、 「2つ目のメールがちょうどそのタイミングで来たのでびっくりした」というニュアンスであれば A ですし、 「2つ目のメールが届いたのはいつかというと、ちょうどこのメールを送ろうとしていた時です」というニュアンスなら B になります。 A の場合は、前半である条件を示し、後半でその条件から導かれた内容を【未知の事柄(新事実)】として述べるという用法になると思いますので、「ところ」は接続助詞として解釈する必要があります。 そして、接続助詞の場合は、「~したところ」という形でなければなりません。 下記辞書からも抜粋してみると、 5 (「…したところ」の形で接続助詞的に用いて)上述した内容を条件として文を続ける。順接にも逆接にも用いる。「訪ねた―、不在だった」「依頼した―、断られた」 のようになっています。 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E3%81%A8%E3%81%93%E3%82%8D&stype=1&dtype=0 おっしゃるように、 「このメールをお送りしようとしたところ、2つ目のメールが届きました」 という添削が妥当だと思います。 B の場合は、後半の【既知の事柄(旧事実)】に関して、その場面・局面を特定するという用法になるように思います。 「場面・局面」あるいは、「時・際」といった名詞扱いをしている、ということです。 そのため、 「このメールをお送りしようとするところへ、2つ目のメールが届きました」 「このメールをお送りしようとするところで、2つ目のメールが届きました」 などのように、場所を表わす格助詞「へ」や、時を表わす格助詞「で」が必要になります。 ただ、この場合、「~する」という動詞が瞬間的なニュアンスを持っているために、「お送りしよう」という意志が非常に狭い時間的範囲の中で発揮されたような印象を与えてしまうでしょう。 しかも、「非常に狭い時間的範囲」という印象を与えてしまうために、その局面に「メールが非常に高速で届いた」という違和感も醸成してしまうように思います。 たとえば、 「このメールを送ろうとするところで急に停電になった」などのような文であれば、瞬間性や狭い時間的範囲といったものが想定されやすいため、さほど違和感は覚えないでしょう。 違和感の解消法は2つあると思います。 まず、 「このメールをお送りしようとしたところへ、2つ目のメールが届きました」 「このメールをお送りしようとしたところで、2つ目のメールが届きました」 のように過去形にすることです。 次に、 「このメールをお送りしようとしているところへ、2つ目のメールが届きました」 「このメールをお送りしようとしているところで、2つ目のメールが届きました」 と現在進行形にすることです。 ネイティブ以外の方へどのように説明するべきか、という点については質問者さんのほうがお詳しいでしょう。 例によって個人的に感じるところを羅列しただけですが、多少なりとも参考になる部分があるようなら幸いです。   

Mister0413
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございました。 質問文に言葉不足があったことは、気がつきませんでした。当初からAの意味しか眼中になく、Bの可能性などは全く想像していませんでした。Bの回答内容は、次回以降の参考にさせていただきます。 やはり「お送りしようとするところ、~」はあり得ないようですね。

noname#188303
noname#188303
回答No.1

「このメールをお送りしようとするところ、2つ目のメールが届きました」 という文を直すのでしたら、 「このメールを(あなたに)お送りしようとしたところ、2つ目のメールが 届きました」 だと思います。  英語でいうなら”時制の一致”です。 「~(動詞の過去形)ところ」=「~(動詞の過去形)ら」= 「~(動詞の過去形)時」 = 「~(動詞の過去形)際」= When ~(過去形) 「送ろうとするところ、~」という言い方はないと思います。 「送ろうとするところで、~」は例えば、 「メールを送ろうとするところで、いつもエラーになる」のように 「~(動詞A現在形)の時点(箇所)で、~(動詞B現在形)」 という表現ならあると思います。 「送ろうとしたところで、~」「たとえ送ろうと試みても、~(否定的表現)」という 意味になると思います。 (”仮定説”として使うので動詞の過去形がくる) 例) 送ろうとしたところで、それは無駄というものだ。 英語なら Even if(though) ~、 http://ejje.weblio.jp/content/%E3%81%A8%E3%81%93%E3%82%8D%E3%81%A7

Mister0413
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございました。 あらためて言われてみると、もっともだと思います。「送ろうとするところで、いつもエラーになる」のような表現はこれまでに何度も見ているはずなのに、どうしても思いつきませんでした。 外国人にとっては、このような理論的な回答でなければ理解してもらえないんですよね。

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