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「て」の用法について
よろしくお願いします。日本語の勉強中の者です。 例文:1「見ての通りだ」 2「接尾語としての『返す』」 1「見て」は名詞になりますか?「て」の作用は何ですか? 2「~として」の元は「~とする」でしょうか。「として」になると、1のように「~として」は名詞になりますか?「て」の作用は何ですか? 私の考えが間違ったら、正しい説明お願いいたします。
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- shangyan
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名詞+格助詞+…とあったら次に何が来ると思いますか?動詞が来ますね。 しかし、その文が名詞修飾節であるとき、日本語では「の」が使われることが多いのです。 「明日から旅行に行く」→「明日からの旅行」 「東京に旅行に行く」→「東京への旅行」(「に」は「への」になる) 「友達から手紙が来る」→「友達からの手紙」 「として」も複合格助詞ですから、「接尾語としての『返す』」には、「はたらく」とか「機能する」といった動詞が省略されています。「接尾語として機能する『返す』」です。 原因を言うのは難しいですが、「の」をつけることで名詞修飾節であることがはっきりすること、また、文脈から分かることは言わないで省略しようとする日本語の特徴ではないかと思います。
- shangyan
- ベストアンサー率41% (117/284)
1,ここで重要なのは「て」ではなく、「の」です。 日本語の「の」は名詞と名詞をつなぎます。「の」は動詞の代わりをすることもあります。 例えば「窓からの景色がすばらしい」は、「窓から見える景色がすばらしい」という意味で、景色という名詞にかかる修飾句の動詞の代わりをしています。 「見ての通り」は、「見てわかる通り」という意味です。ここの「見て」は「分かる」ための「先行条件」です。 2,「接尾語としての『返す』」の「として」は複合格助詞です。資格や立場を表します。由来は確かに「と+する+て→として」ですが、分解する必要はありません。「国語の教師として高校で働いています。」は、国語の教師という資格で高校で働いていることを表します。「親としての責任」は「親である立場にある責任」です。 「接尾語としての『返す』」は、「接尾語という立場にある『返す』」を表します。「返す」には「動詞としての機能」があります。
- Haru_Sakura
- ベストアンサー率45% (221/483)
例文1・2共に「て」の品詞は『助詞』になります。 1:「見て」の場合は、「見る+て」の形です。 見るという動詞は、下に続く言葉によって、次のように活用します。 み・み・みる・みる・みれ・みよ(みろ) この、上から2つ目の「み」こそが今回のご質問にある「見て」の「見」に当たります。 この上から2つめの活用形を「連用形」と言います。 直後に「動詞・形容詞・形容動詞」を中心に「助動詞・だ、です」「助詞・て、で」が接続する為の形です。 2:この「として」も品詞分解すれば「と+し(する)+て」となりますので、 1の例文と同じ、「動詞+て」になることが分かりますよね? ですから、基本的に「動詞+て」の形になっている場合の「て」は『助詞』と考えておいて大丈夫だと思います。
補足
ありがとうございました。 仰るのは私が知っています。 なぜ「見て」の後に「の」をつけられますか?「見て」は動詞として存在するかどうか分かりませんが、「の」をつけられるの原因は何ですか? どなたが教えていただけませんでしょうか?
補足
ありがとうございました! おかげさまで、1番は分かりました。 2番について、「接尾語としての『返す』」の「の」は動詞の代わりをすることですか?あるいは「の」は別の作用ですか?「の」をつける原因は何ですか? どなたが教えていただけませんでしょうか?