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熱とエントロピーの入門書
私は、熱とエントロピーに興味があります。しかし、入門書と書いてあっても、たいてい難しい式が出てきて、途中で鎮座してしまいます。熱、若しくはエントロピーのことを、中学生が読んでもわかるような入門書があれば教えてください。
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- ereserve67
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回答No.1
Boltzmannの墓に刻まれている S=klogW のことですね.これはなかなか難しいですね.熱・統計力学はこれを出発点として記述できるのですが,そのスタイルが難しくて優しい教科書は大体歴史的順序で最後にこの式の到達するというスタイルをとっています. 私の経験では,中学生にも分かるようにやさしくというのは難しいかなと思います.ただ,名著 I.Prigogine/I.Stengers著「混沌からの秩序」(みすず書房,1987) は必読です.けど難しいでしょう.あるいは 杉本大一郎著「いまさらエントロピー」(丸善パリティ・ブックス,1990) もありますが数式ありです.ならば,やはり言わずと知れたブルーバックスから探すのもいいでしょう. 堀淳一著「エントロピーとは何か」(講談社ブルーバックス396,1979) などがあります. ネット上でググればそれなりに情報があります.でもまずは本ですね. 最近はエネルギー問題がいろいろ言われていますが,使えるエネルギーに関したエントロピーの方が重要であることに疑問の余地はありません.エントロピーは分かりにくいものの代名詞ですから,エネルギーというのでしょう. がんばってください.
お礼
S=klogW程度なら、なんとか「すがりついて」理解できなくもないですが……そうですね。エントロピーの考え方は、本当に不思議で、なんとか理解できないかと、悪戦苦闘の日々であります。タイムマシンの本を読んでいても、エントロピーが出てきます。ありがとうございました。参考になりました。