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漢字
邀と要とも「もとめる」と意味がありますが、何か共通するなりたちや経緯があるのでしょうか。 私の使用している辞書 新字源には、のっていません、のっている辞書も おしえてください
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次のURLでPDF閲覧できる辞書ではこうなっています。 「「邀」はサヘギル・招クと訓む字。求なりといふ時は音義同一、徼に作るも同じ。」(1275頁・667/1428) http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/950498 「求める」と読むときには「要」と「邀」「徼」は音義ともに同一」(通番5965「求」の「同訓異義」の項)なのだと。 言い換えれば、本来の訓である「サヘギル・招ク」では「要」とは異なるものです。 これは「邀要(エウ・エウ)もとむること」という熟語を成していることからも納得できます。 一方、「邀撃」「邀討」には共に「敵の来るをまちむかえへてうつ。」であり、片や「要撃」は「まちうけてうつこと」とあり、どのような違いがあるか、、「サヘギル・招ク」意味がどう発揮されているかは不分明です。「要」にも語義に「オサフ・遮ル、トドム、マチブセス」の意味があるせいでしょう。 とまれ、ネットが自在に使える環境下の今日では、この国会図書館の「近代デジタルライブラリー」や各大学蔵書の閲覧が自在なのですから、何ともありがたいものです。
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- technatama
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「学研新漢和大字典」より 「邀」〔意味〕(1)むかえる。 待ち受ける。 相手が来るところに待っていてむかえる。 [同義]要 (2)もとめる。 しむけて出方を待ち受ける。 呼び寄せる。 (3)気に入ることをして、上の人から恩恵を受ける。 [同義]要 〔解字〕形声。「辵+音符キョウ」で、出口をせまくしぼって、 そこから出て来る相手を求めること。 「要」〔意味〕(1)腰。細くしまった腰。 [同義]腰 (2)腰ひも。 腰ひもをつける。 (3)物事をしめくくる。 つづめる。 [類義]約 (4)もとめる。 しめつけてしぼり出す。 むりに求める。 要求する。 [同義]邀 (5)待つ。 むかえる。 しむける。 そうなるようにしむけて待ち受ける。 待ってむかえる。 [同義]邀 〔解字〕会意。「臼(両手)+囟(あたま)もしくは呂(せぼね)+女」で、 左右の両手でボディーをしめつけて細くするさま。 女印は、女性の腰を細くしめることから添えた。
- bakansky
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成り立ちに共通するものはないのではないでしょうか。それぞれ別個の漢字だと思います。 「邀(ヨウ)」 には 「招待する」 という意味もあるので、「来るようにと求める」 から 「求める」 の意味が生じたような気がしました。 また 「要」 は 「必要とするもの」 であることから 「求める」 のかも。 いずれも推測です。
お礼
回答ありがとうございます。
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