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「悟」という漢字について

以前、こちらでもお世話になりました。m(_ _)m http://okwave.jp/kotaeru.php3?q=1774644 今回は「悟」の成り立ちを教えてください。 あと、「治」と「悟」に共通している「口」についてのお話もあれば、お聞かせください。

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  • tatsumi01
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回答No.3

No. 1 の方の挙げられた「字統」ですが、もう少し詳しい「字通」を見てみました。 「悟」は形声文字で、音は「吾」です。「吾」の「口」は顔の中の口ではなく、祝祷の言葉(文字)を入れる箱を意味します。「治」の口も同じです。「吾」の「五」は数字の5ではなく、「×」形の武器を示し、「吾」は祝詞を入れた容器を武器を持って守る意味です。中国の古代に「金吾」という役所がありましたが、日本では「衛士府」に相当します。 で肝心の「悟」の意味ですがあまりはっきりしません。「迷妄を廃し、心の精爽を保つ」という説明があります。

Syo-ya
質問者

お礼

詳しい回答感謝します。 今日、図書館に行ってみたのですが、字統が見当たらなかったんです。 大変、参考になりました。ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • o_tooru
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回答No.2

こんばんは、疑問はつきませんね。 さてご質問の件ですが、漢字の世界では、藤堂先生の著作が比較的定番とされています。専門的な書物は手元にないのでちょっとあたることが出来ませんが。手元にある、「漢字源」によりますと。 会意形声文字であるとされています。会意形声文字が漢字を作る上で一番多いのですが。五は×を示し、交差することを示す。吾は×型に交差して、語り合う意味を表すのだそうです。語(語り合う)の元々の漢字だそうです。悟は神経が分散せず、一点で集中して、ハット思い当たること、を表すそうです。 漢字の成り立ちは、研究なさっている人ごとに内容が異なりますので、結構面倒です。というのも、中国四千年の歴史があるのに対して、漢字の研究は、二百年くらいの歴史かありませんので。

Syo-ya
質問者

お礼

漢字研究の世界って、そいうことだったのですか・・・知りませんでした。 「漢字源」も拝見したいと想います。 丁寧に回答していただいて、ありがとうございました。

  • 2199
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回答No.1
Syo-ya
質問者

お礼

前回に引き続きの回答ありがとうございます。 なるほど、そういう本があるのですね。 初めて知りました。 大変、参考になりました。