- ベストアンサー
漢字の成り立ちについてです。
漢字の成り立ちについて質問させていただきます。漢字は意味を持つパーツの組み合わせで成り立っているものはあります。しかし、全ての漢字にそれが当てはまる訳ではないと思っています。意味を推測することが難しい漢字が多いからです。漢字はあまり深く考えずに作られたものが多いのでしょうか?よろしくお願いいたします。
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
#3です。まとめです。 象形文字は絵にかけるもので、例は「日」です。 指事文字は、絵に描けない抽象的なもので、例は「上」 会意文字は、既成の2字を使って、例えば 人が木に寄りかかって休んでいる「休」などが例です。 形声文字は、最も数が多く意符と音符からなっています。「反」という音符を共有する「飯 板、販 版」はみんなその例です。 初めて見る漢字でも、読み方の見当がつく場合が多いのは、この種の数が非常に多いためです。 中国伝来の4種のうち、象形文字と指事文字は二部に分けられませんが、会意文字と形声文字は分けられ、前者は両部分の意味、後者は片側だけ意味があります。 この4種に、日本でできた国字を加えて、5種の成り立ちがあります。
その他の回答 (6)
- unnoun
- ベストアンサー率16% (409/2496)
全て形容され形を作っています。なので何をイメージして何の分類で書かれているか全て分かります。結構面白いので研究してみては?。
- g27anato
- ベストアンサー率29% (1166/3945)
元々は落書きのような、岩や木の表面に引っかき傷で幼稚な絵を描いたのが始まりです。 皆さんが小さい時にクレヨンを買って貰ったのが嬉しくて、色んな物に落書きした記憶はありませんか? それと似たようなものです。 空のお日様、遠くのお山、水が流れる川、手を広げた木、 …物の形を描いたもの、 一、二、三、 …線で数を表したもの、 亞(ア) …口の形を表したもの、 それが絵の形で情報を伝える手段に用いた文字の始まりです。 情報伝達の手段として役立つと知った人類が、共通の絵文字という形で伝えるようにしたのが文字の始まりで、それを組み合わせることで発展したのが中国の漢字です。 最初は簡単な絵文字の組み合わせだったのを、より詳しく伝えようとして組み合わせが複雑になったのが、難しい漢字まで生まれた経緯です。 複雑な漢字も様々な部首に分解して、その一つ一つが何を示しているのか理解して、 その組み合わせの意味や理由を知ることで、 漢字全体の意味が見えてくる仕組みになってます。 最初から理屈で組み立てたものではなく、 情報を具体的に伝えようとして既に有る文字を更に組み合わせることが繰り返され、その結果として複雑な文字まで生まれたというのが漢字の経緯です。 更に、 時代とともに使われる場面が変わることで漢字の持つ意味が変化したものあり、 複雑になった漢字が書きやすく簡略化されるたり、 書き間違いが多い漢字は間違った書き方のほうが一般化することもあったりして、 本来の意味と一致しなくなったものも、現在の漢字の中には数多くあります。 …それが「全てに当てはまる訳ではない」という疑問なんだろうと思います。 元々の古い漢字まで辿れば、理解もまた違ってくるだろうとは思います。
お礼
ありがとうございます! 普段の生活から漢字の起源が生まれ、変化して今の漢字があるのですね。とてと興味深いお話を聞けました。
- marisuka
- ベストアンサー率38% (657/1685)
>漢字はあまり深く考えずに作られたものが多いのでしょうか? そうではありません。できた当初はパーツごとの意味を深く考え、これならいける、流通できる、と思われて世に出されたのです。 ただ、考えが深すぎて他の人に理解されず、流通しなかったものもたくさんあります。「ごまんとある」という言葉のように、存在はしたけれど流通しなかった漢字が五万ほどあるようです。 現在流通している2000から4000ほどの漢字も、できてから3000年ほど経っています。この長い年月のうちに、意味や使われ方が変わったものも多く、すべての漢字の意味をパーツからでは推測しにくくなったのです。 たとえば「道」という漢字は「しんにょう」は「進む」という意味だからわかるとして、なんで「首」やねん、と思っちゃいます。それにも元々はこうだという意味があったのです。それはもう現代の私たちではとうてい推測できるものではありません。他の回答者の方の貼ったURLに載っていると思います。知ってみれば、役には立たないけれどおもしろいもんですよ。
お礼
ありがとうございます! 昔作っていただいた漢字はとても考えて作られたものだと認識できました。時が経つにつれて、その漢字の意味や使い方も変化しているのですね。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
中国には昔から、六書(りくしょ下記)という漢字の分け方があって、その始めの四つ、象形、指事、会意、形声が、文字の構成に関して居ます。 https://kotobank.jp/word/%E5%85%AD%E6%9B%B8-148521 その四つは下記をご覧ください。 https://video.search.yahoo.com/yhs/search?fr=yhs-dcola-017&hsimp=yhs-017&hspart=dcola&p=%E6%BC%A2%E5%AD%97%E3%81%AE%E6%88%90%E3%82%8A%E7%AB%8B%E3%8%A1#id=1vid=65c38597f1c5b7e6de3a41da9e772a61&action=click 以上のほか日本で作った「国字」は下記に一覧があります。https://video.search.yahoo.com/yhs/search?fr=yhs-dcola-017&hsimp=yhs-017&hspart=dcola&p=%E5%BD%A2%E5%A3%B0%E6%96%87%E5%AD%97%E3%81%AE%E4%BE%8B#id=3&vid=062d495b7ce82495f687b9c9010d6411&action=clickhttps://kanji.jitenon.jp/cat/kokuji.html
お礼
ありがとうございます! 六書、そういうものが存在してたのですね。
- kaitara1
- ベストアンサー率12% (1154/9141)
白川静さんの「字統」を読んでみると面白いはずです。あなたが意味を推測しにくいものもすべて説明されていると思います。
- tzd78886
- ベストアンサー率15% (2590/17104)
音と意味のある象形文字を組み合わせたものが多いのは確かです。ただ、全ての漢字を掌握されているわけでもないし、同じ意味を持つ漢字がいくつも存在したりしていますから学者の間でも判断が分かれているものは少なくないようです。国字(日本国内で造られた漢字)については全て成り立ちは分かっています。
お礼
ありがとうございます! 漢字の成り立ちがとても面白いことがわかりました。これから、いただいたことを元に日常生活で触れる漢字を敏感に見つめ直そうと思います!