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関数f(x)=2logx、xの定義域は?
y=2logxのグラフを描けという数学の問題。 特にxの定義域について質問があるんですが、 log(x^a)=alog(x)だから、 f(x)=2log(x)=log(x^2)といえるじゃないですか。 だから定義域はx^2=0すなわちx=0を除いた実数全体と考えまして、 y=x^2がy軸対称だから、y=2logxもy軸対称になるよう、いわば2本のグラフを描いたんです。 しかし、採点はピンになっていました。 曰く、「y=2logxが定義されるのはx>0だろう。」と。 つまりx<0に描いたグラフは、先生によると蛇足である、と。 しかし、2log(x)=log(x^2)である以上、例えばx=-10など、xの値が負の時にも二乗によって正になりますよね? これって、どちらが正しいのでしょうか? y=2logxのグラフは、x>0の範囲にのみ描くのでしょうか? よろしくお願いします。
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x<0でも2logxは定義しようと思えばできますが、実数値を取らなくなります。 実際、 2logx =2(log|x|+iargx) =2(log(-x)+i(π+2nπ)) =2log(-x)+i(2π+4nπ) =log(x^2)+i(2π+4nπ) (ただしnは整数、iは虚数単位) となって、nがどんな値でも2logxは実数になりません。 しかもこのとき2logx≠log(x^2)です。 どのみち「y=2logxもy軸対称になるよう、いわば2本のグラフを描いたんです」は間違いです。
- ereserve67
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先生が正しいです。 2logxと書いた時点でx>0だからです。このことはlogx^2と書き直しても有効です。もし書き直した後に定義域がいきなりx≠0になってしまったら等式 2logx=logx^2 はx<0では成立しません。 定義域が変わる式変形は禁止です。
- masa072
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対数の性質を確認しましょう。 M>0のとき(真数条件)、 log M^r=r*log M よって、y=2*log xの定義域は真数条件よりx>0です。 log x^2=2*log xが成り立つのは、x>0に限られます。 y=log x^2のグラフであれば定義域はx≠0になります。
- entap
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2log(x)=log(x^2)ということ自体に疑いの目を向けてみましょう。 真数条件により、(x^2)は0より大きくなければなりません。 これだけみると、x<>0ですね。 しかし、同時に、2log(x)が成立するためには、真数条件により、x>0でなければなりません。 条件として、x<0とx>0は矛盾していますね。 ・..・..・ だから、矛盾している条件は切り捨てなければなりません。 ここから、x>0だけが条件になります。 (だから、ホントは、2log|x|=log(x^2)と書く方が正しいのです。x=k-5とでもおくと、この意味はたちまちわかります。) もともと、y=log(e)x <(e)は底>がどういう意味であったか思い出してください。 正の数であるeを何乗すれば、xにたどり着くのか、という値であったはずです。 冪乗の定義からして、正の数を何回かけても・・・あるいはどれだけ平方根にしても… 決して負の数にたどり着くことはありません。よって、底が正である限り、目標であるxが 負であることは、定義としてあり得ないのです。