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漫画家のますむらひろしさんと宮沢賢治の共通点
漫画家のますむらひろしさんと、ますむらさんも漫画化を手掛けたり、本などを書いている 宮沢賢治についてのことで質問です。 この二人の作品や倫理感や考え方に共通点や類似点などはあるのでしょうか? あるとするならば、どのような点なのでしょうか? ほかにもこの二人についての考察などありましたら教えてください。 自論や引用などは特にといません。 文が長くなっても結構です^^ よろしくおねがいします。
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ポジティブな意見ではありませんので、回避するべきかも知れませんが、回答がついていないので、少し長い一言。 倫理観と言われると、良く分かりませんが、作品世界には共通項や類似点が多いと思います。 ただし、その共通項や類似点は、ますむらひろしの宮澤賢治作品への共感によって出来たものであって、森繁久彌や佐藤慶の朗読、林光の作曲、藤原真理の演奏などなどと同じ種類のもののような気がしています。 とはいえ、ますむらひろしの猫キャラクターによる宮澤賢治作品の数々は、二人の個性の幸せな結合であり、宮澤賢治作品とは別の輝きを感じます。 一番の共通性を感じたのは、宮澤賢治のイーハトーボに対して、ますむらひろしのヨネザードという言葉による世界があると、どこかに解説に書いてあったことです。 しかし、ますむらひろしが取り上げなかった宮澤賢治作品の世界と、アタゴール物語などのオリジナルな作品群の世界は、全く別の世界を築いているようにしか思えません。 まあ、共通点や類似点を見れば、共通や類似についての良い論文が可能でしょう。 しかし、そういった類似は宮澤賢治世界の果てしない大きさによるものであって、同列に並べられるものとは思えません。 以上、私見です。
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- escotte
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ますむらひろしさんご本人の著作に、そのタイトルも「 イーハトーブ乱入記―僕の宮沢賢治体験」 (ちくま新書)があります。 自身の生い立ちから思想の成り立ちと、その中での“宮沢賢治”との出会い、やがてプロになって賢治作品の漫画化と取り組み、悪戦苦闘する中での賢治に対する新たな発見と思いが記され、賢治の研究本としても読むことができます。 ご質問の内容に関して、これほど適切なものも他にないと思いますので、お知らせしておきます。