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自身の作品に他者の詩を引用する意図がわかりません。
知人に借りて、バカボンドとプラネテスを読んでいるのですが、どちらにも宮沢賢治の詩が引用されていました。 作者にしかわからないとは思いますが、何故自身の作品に他者の詩を引用するのでしょうか? 私はどちらの作品も素晴らしいと感じましたが、自分で買うなら、宮沢賢治の作品集を買った方がバカボンドとプラネテスの世界観をより理解出来るのかなーと考えたりしています。
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「プラネテスの作品世界」では「宮沢賢治は過去の人物」ですが、「バカボンドの作品世界」においては「宮沢賢治が生まれる前の時代」ですから「宮沢賢治の著作を読む事はあまり意味が無い」かと。 「バカボンド」はかつて「NHKの大河ドラマで『役所広司さん版』『市川海老蔵さん版』の元にされた『吉川英治さん著の宮本武蔵』を同じく原典としている」ので、「私は未読」ですが「吉川英治さん著の宮本武蔵にも引用されているからかもしれない」のです・・・。 「あくまでその時のキャラクターの心情・心境に近いものだから引用した」か「その場面(シーン)をより印象付けたいから引用した」か・・・。 「『宮沢賢治の作品世界自体』は『2つの作品の世界観とは別物の筈』で、『読む事でより2つの作品の世界観を理解する助けになるとは到底思えない』」気がしますが・・・。
- izumi044
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質問者さんは、何かの折に付け過去の名文を思い出したりはしないのでしょうか。 ああ、きっとあの文章はこんな気持ちで書かれていたのだろうとか。 まさに、この状況はあの一連だとか。 登場人物が、まさにそういう心境ならば、その通り表すのが自然だろうと私は考えます。
- ESE_SE
- ベストアンサー率34% (157/458)
作品を作る上での意志という意味では「オマージュ パクり コピペ」あたりで検索してヒットする オマージュやリスペクトからパクり・盗作などを一行で説明したコピペが秀逸かと思います。 宮沢賢治ほど知名度のある作家の言葉を借りるということは ・作家自身にとってその言葉が該当シーンにふさわしい言葉だと考えている、 あるいはその言葉から着想を得てシーンを作った ・自分がその原典のファンであることを読者に伝えたい あたりが理由じゃないでしょうか。 まあ井上雄彦氏ほど実績と評価のある作家さんなら「原典にあたらないと理解出来ない」なんてことは無いでしょうし、 興味があれば原典にあたるというくらいのスタンスで良いんじゃないでしょうか。 人の感性はまさに人によりけりなので、原典の詩を読んでも各作家さんと同じ印象を持つとは限りませんし。
- onbase koubou(@onbase)
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自分の作品表現のために他者の作品引用することが効果的だと思ったからであって他者の作品を紹介するために引用するわけではないかと思います。