宮沢賢治についてよろしくお願いします。
宮沢賢治の「注文の多い料理店(序)」についてです。
(序)
わたしたちは、氷砂糖をほしいくらゐもたないでも、
きれいにすきとほつた風をたべ、
桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。
またわたくしは、はたけや森の中で、
ひどいぼろぼろのきものが、
いちばんすばらしいびろうどや羅紗(らしや)や、
宝石いりのきものに、かはつてゐるのをたびたび見ました。
わたくしは、さういふきれいなたべものやきものをすきです。
これらのわたくしのおはなしは、
みんな林や野はらや鉄道線路やらで、
虹(にじ)や月あかりからもらつてきたのです。
ほんたうに、かしはばやしの青い夕方を、
ひとりで通りかかつたり、十一月の山の風のなかに、
ふるへながら立つたりしますと、
もうどうしてもこんな気がしてしかたないのです。
とありますが、これをわかりやすい簡単な文にはできないでしょうか。
最初の「氷砂糖」というのは、どんな意味があるのか。
「ももいろのうつくしい朝の日光」、「青い夕方」とはどんな風景なのか。
「こんな気がして・・・」のこんなとはどんなことなのか。
この(序)の部分で賢治は何を伝えたいのか。
(序)の部分でわかることがあれば、なんでもお願いします。
自分でも考えてみたのですが、どれもしっくりきません。
よろしくおねがいします。