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宮沢賢治について
銀河鉄道の夜を見たんですが、話の中に、宗教色が色濃く表れているような気がしました。 そこで、作者が、何か宗教を信じていたのか、また、信じていたとしたら、それがどんな宗教なのかが知りたいです。 もし、宮沢賢治が、生前もっとも崇拝していた宗教を、ご存知の方がいらしたら、教えていただけないでしょうか。
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18歳の頃、島地大等編『漢和対照妙法蓮華経』を読んで異常な感動を受け、生涯の信仰をここに定めることになったといわれます。 24歳で、日蓮主義の在家仏教教団である「国柱会」に入会し、死のときまで、会員でした。家出、上京し国柱会で事務を手伝い、上野公園での街頭布教にも参加しています。 「雨ニモ負ケズ」は、35歳のとき、病床でかかれたものですが、詩の最後は「サウイウモノニ ワタシハナリタイ」ですが、そのあとに『南妙法蓮華経』『南妙法蓮華経』と何度も書かれています。 賢治自身が、「コワガラナクテモイイ」と言って欲しかったのかもしれません。すがりたい気持ちを感じます。 宮沢賢治については、たくさんのWebページが在ります。 一部紹介しておきます。 http://www.g-search.or.jp/kenji/works/works.html http://www.morioka-shirayuri.morioka.iwate.jp/kenji/kenji.html
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- marimo_cx
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裏を取っている間にshoyosiさんから既にお答えが出ているので 一言だけなんですが、宮沢賢治の作品、特に童話に関しては仏教 を子供たちに解り易く伝えるために書かれた、布教のための副読 本の目的がありました。よって、彼の作品には強い宗教色が現れ ています。
お礼
ご回答ありがとうございます。 布教のため、子供にわかりやすいように書かれた作品という興味深い話で、ますます彼自身を知りたくなりました。 私にとって宮沢賢治は、あまりにもその名が有名なこともあり、あまり物語を知らなかったのです。 でも、これから、彼の色々な作品を見ていきたいと思います。
- asuca
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時代ごとに移りゆくのですが法華教に倒錯していたときもありました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 きっと、自分の心を探すように、いろいろな宗教を探したんでしょうね。 法華教も調べたいです。 参考URLの提示ありがとうございました。
- shoyosi
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彼の家は浄土真宗の信徒だったのですが、浄土真宗の教えだけに飽き足らず、彼は東京に出て、日蓮宗の一派である国柱会に帰依し、国柱会の伝えるところの法華経の教えに彼は共鳴して、黒中会の信徒になリました。ですから、熱心な日蓮宗の信徒でした。
お礼
ご回答ありがとうございます。 日蓮宗や浄土真宗の、詳しいことがわからないので、これから勉強していきたいと思います。 黒中会というのは初めて聞くので、ぱっとしませんが、色々調べて、少しでも理解できればと思います。 参考URLの提示ありがとうございました。
お礼
詳しいお話ありがとうございます。 なんだか、自分が考えていたよりも、ずっと深いものがあったのですね。 もっともっと、宮沢賢治自身について勉強し、少しでも彼の深層心理を理解したいです。 そして、彼の心の中のひとつでも、自分に見つけられたら、銀河鉄道を見直したいです。 たくさんの参考URLの提示ありがとうございました。いっぺんには無理なので、時間をかけて拝見したいです。 それから、この場を借りて、ご回答いただいた皆様に、本当にお礼を申し上げたいです。 ポイント制では二人の方にしか差し上げられませんが、皆様にポイントをつけたいくらい感謝しております。 本当にありがとうございました。