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どこまで裏づけをとるか
鋭い質問と回答がありましたので、さらに掘り下げるために改めて質問したいと思います。 質問 ***************************************************** 情報AとB 情報Aは発信源が特定されている根拠のある確実な情報です。 情報Bは発信源が特定されていない根拠に乏しい不確実な情報です。 AとBの情報が一致した、或いは相似性があった場合には Bの情報はAに準じた情報として扱われます。 しかし、AとBの情報が一致する点がない、或いは正反対であった場合には Aのみが取り上げられ、Bは消去されてしまう可能性があります。 いわゆる消去法による情報選択です。 そこで 消去枠におけるBの情報量が膨大な量となった場合を仮定すると 数少ないAはBに対して、どれ程の優位性を保ち得るのでしょうか? 検証お願いします。 必要があれば情報Cなるものを加えても構いません。 ***************************************************** 回答 ***************************************************** 情報Aにいくつかの根拠の上にあったとして、その根拠には、更に根拠が必要です。さらにその根拠にも根拠があるはずです。情報Aはこういったいくつかの根拠の上に成り立っているのだと思います。だから、情報Aを構成する根拠群のうちのどれか一つにでも誤りがあれば情報Aの根拠は簡単に崩れてしまうのではないかと思います。Bの方は、一つ一つの根拠は殆ど無いに等しかったとしても、それが膨大に集まってくれば根拠になると思います。一つ一つの情報の重要度は低いのでAに比べると打たれ強い情報だと思います。Aのピラミッド構造の根拠が崩れることと、Bの統計的な根拠が崩れることと、どちらがありそうなのか、という比較になると思いますので、Bの数が膨大になってくればAを疑う必要が生じると思います。 ***************************************************** 私見としては・・・ 公理という地盤を基に事実を組み立てていくのは理論上可能であるが 現実世界は公理の正しさが保証されているわけではない。 だから、疑いだせば「そもそも対象が存在するのか」という推論までいってしまう。 そこで、蓋然性というものを持ち出して、もっともらしいらしいものを確定し除き、絞り込んで推論してゆく。 別の見方をすると 目的により根拠の質をどこまで求めるのか決定される。 さらに別の見方をすると ここでいう事実というのは、絶対的事実というものではなく、論理的に絶対的に正しい筋道をとっているかということではないのか? つまり、「事実をもとに」と表現する場合、事実かどうかよりも論理的飛躍がないかという意味ではないのか?
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補足
回答ありがとうございます。 素朴な疑問から始めたのですが、フレーム問題に行き着きましたか・・・少し感動しました。 と同時に私が求めていたのはメタな作法=無知の知ではないかという気がしてきましたが 仕切りなおしが必要ですね。ひとまず締めます。 皆様、そのときはよろしく。