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「論理的にみてありえない」と言えるのはどれですか?

私は前々から「有り得ない」という表現に疑問を持ってきました。 そこで、論理的思考が得意な皆様にとっての「有り得ない」ことを知りたいと思いました。 ↓にあげましたいくつかの主張とその根拠について 「その根拠では有り得ない」と言えるか、その理由もあわせてお答えいただければ幸いです。 よろしくお願いいたします。 主張A:幽霊は存在しないとは言い切れない 根拠A:幽体は一定の重量、そして実質があるのだから、 適切な方法を講じれば視ることも、写真を撮ることも可能である。 だが、確実な霊視ができる能 力をもつまでには厳しい修業と精神統一が 必要とされることが多く、そこまでに至った人間が少ないため 「幽霊の存在は有り得ない」と言われているのだ。 主張B:1気圧下で100℃で水は必ず沸騰するとは言い切れない 根拠B:水の沸騰とは、あくまで「沸騰のきっかけ」があってのものであり 「沸騰のきっかけ」がなければ水の温度は100℃以上にあがり続ける。 主張C:女性の「胸の小ささ」と「男性から知的に見える」は相関関係がないとは言い切れない 根拠C: 推論(1)-ニューハーフに女性ホルモンを注射すれば胸が大きくなるように 胸の大きさと男性・女性ホルモンの量には相関関係がある可能性がある 推論(2)-女性ホルモンが多いニューハーフが女性的な思考方法を取るように 男性ホルモンが多い女性は男性的な思考方法に近づく可能性があり 男性的な思考法をする女性が男性から見て「知的」という印象を持たれる可能性も否定できない。 推論(1)の男性ホルモン∝胸の小ささと推論(2)の男性ホルモン∝男性からの知的な印象 から胸の小ささ∝男性からの知的な印象という推論に全く妥当性がない。 とは言い切れないのではないか。 主張D:血液型と性格に相関関係がないとは言い切れない 根拠D: 科学的に肯定されなけれれば有り得無いと”断定”するのは乱暴である。 少なくとも、次の推論に妥当性が全くないとは言い切れないのではないか。 推論(1)-性格、血液型ともに両親からの遺伝であるため、性格と血液型に相関関係がないとは言い切れない。 推論(2)-「A型は几帳面だと言われているから、そう思い込んで、そういう行動をとっている」 A型が几帳面な行動をとるのであればこれもひとつの相関関係として成り立つのではないか。 以上について皆様なりに「それは有り得ない」と言えるのはどれでしょうか? ※誠に勝手ながら出来るだけ論理的な方からのご意見をいただきたいので この数学カテゴリで多く回答してらっしゃる方のご意見を尊重させていただきたいと思っております。もちろん、回答数が0であっても 貴重なご意見として扱わせていただきますが その点をご理解のうえで、回答していただければと思います。

みんなの回答

  • owata-www
  • ベストアンサー率33% (645/1954)
回答No.3

まず、有り得ない≡それを指示する根拠が論理の飛躍なしに存在し得ないこと というよりも 有り得ない≡存在する可能性がない≡現在の科学でその存在の可能性を示すことができない とするのが普通かと思われますが 全体的によく意味が分かりませんが、悪魔の証明に近いことかと↓

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%82%AA%E9%AD%94%E3%81%AE%E8%A8%BC%E6%98%8E
  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.2

少なくとも「相関関係」に関して単純に「ありえない」という表現をすることはないと思います. 普通は「有意水準」を設定し, その基準のもとで「ありえない」といいます. これは, 相関関係が本当にあるときにそのようなデータが出てくる確率が一定程度以下であることしか意味していません. つまり, 「ある (低い) 確率でそのようなデータになることはある」ということを保留した上で, 「そのこのようなデータが得られたということは関係がないということの方がはるかに可能性が高い」ということを述べているのです. ちなみに「血液型と性格に相関関係がある」として, だから何だというでしょうかねぇ. 「相関関係がある」って, 実はかなり弱いことしか言ってないんです.

回答No.1

質問の意味がいまひとつ掴みかねますが > 主張D:血液型と性格に相関関係がない 1)「遺伝する複数の形質同士が互いに影響を与える」事が証明されない限り、その論法自体が全く無意味。さらにそれ以前の「性格が遺伝する」という仮定すら無根拠。 2) その仮定が正しければ「A型が野放図だと言われている世界」にいればA型は野放図な性格となる。 すなわちその仮定によって証明される関連性は「性格」と「血液型についての社会通念」との間においてであり、「血液型そのもの」との関連を示すものでは全くない。 という感じでしょうか。

Opolskie
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 文章力がなく分かりにくいものとなってしまい申し訳ありません。 私の中で「有り得ない」は 「それを指示する根拠が論理の飛躍なしに存在し得ないこと」 であるのですが、皆様はどのような定義を持って使ってらっしゃるのかなと思い質問させていただきました。 enraku-5th様は主張Dについては「血液型と性格の相関性は有り得ない」ということでしょうか? もしよろしければ主張A,B,Cについてもお答えいただければ幸いです。

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