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look+C
S look (like) C.のCが(特に)名詞の場合、Cは、“Sの見た目そのものズバリ”を言うことができるでしょうか? 例えば、 I wonder what an airship look. (「飛行船てどんな形をしてるんだろう」) のwhatが表わすものは、an airshipの外観の説明そのものずばりなのでしょうか。 それとも、「飛行船は~のように見える(似ている)」というように、(飛行船の外観そのものを言うのではなく)比喩表現になるのでしょうか?
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まず、最初に、 I wonder what an airship look.は、(1)または(2)のように訂正します。 (1) I wonder what an airship looks like. (2) I wonder how an airship looks. ここで問題になっているのは、視覚的に見た時のairshipの記述的特徴です。つまり、形、大きさ、色などについて情報を求めています。比ゆ的にではなく、写実的な視点から見た特色を問題にしている証拠として、(3)に示すように、pictureと共起する事実を挙げることができます。 (3) Here are some pictures of [what an airship looks like/how an airship looks]. ただし、言葉は、ある程度の融通性があり、視覚的にと言っても、それだけに限らず、関連する情報が含まれることがあります。例えば、What does your baby look like?では、体重が提供される情報に含まれるのが普通です。飛行船の場合も、見た目の大きさに比べ、実質的な重さがどうなのか、factについて言及する可能性があります。 また、lookは、視覚ではなく、大脳レベルでの最終的な認識を表す用法がありますが、この場合、(4)に見るように、likeの助けを借りて、目では見えない対象とも共起します。 (4) What does love look like? (4)は、「愛」に、どのような特性・特徴があるのか、個々の人間の認識を問題にしていますが、広く客観的な視点から質問したいのであれば、What is love like?と表現することもできます。この場合、likeは省略可能で、What is love?とも言えますが、だからといって、(4)のlikeが省略できることにはならないので、混同しないように注意してください。 今回の問題は、平叙文では可能な(5)のような表現に関して、likeの目的語が答えとなるような疑問文が可能かどうかという問題と関係してきます。 (5) a. It looks like rain (=It looks like it [is going to/will] rain). b. Jim looks like a chimp(=Jim looks as if he [were/was/is] a chimp). 残念?なことに、What does it look like?やWhat does Jim look like?は、意図した意味を表しません。つまり、平叙文があれば、対応する疑問文が、いつも存在するとは限りません。言葉は、実は、虫食いだらけの世界地図です。まず、英語の母語話者が、これを言いたい場合、何というのか、意味から形式を眺めることが大切で、その逆は、往々にして大やけどの一因です。
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ここのlookは have an appearanceという意味です。 そして appearanceというのは 誰かが何かを見たときの形状、色、大きさで、特に形状を指します。 「~に似ている」という意味なら likeが必要になります。この場合だと 形状が似ているのと、比喩的にそれ以外の要素に共通点がある時などです。
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いつもお世話になっております。 ありがとうございます! S look C.もS look like O.も、どちらもあまり意味に違いは無いと思ってきてしまいました(汗)。 ではI wonder what an airship looks.は、 そのものズバリ”飛行船の形が知りたくて言っている” と取って大丈夫のようですね。
- Ganbatteruyo
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アメリカに35年ちょっと住んでいる者です。 私なりに書かせてくださいね。 I wonder what an airship look./Can you tell me what an airship look(like)?と言われたら、airshipの外観を知りたいのだ、と感じます. ですから、答えは、An airship looks like xxxxxと言うような文章になるわけですね.また、外観を説明できなければ、似ているものを言うでしょうね. It looks like a fat cigar with a little box at the bottom.と言うような感じですね. このlookがisでI wonder what an airship is.ないしはI wonder what an airship means.と言う文章であれば、外観からの説明も含まれますし、英英辞書的説明も、また、比ゆ表現も含まれますね. これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
お礼
いつもお世話になっております。 ありがとうございます! ということはつまりI wonder what an airship looks.は、 話者が飛行船の形というものが全く想像できなくて、「どんな形してるんだろう・・・」と言いたい時に使っても、 或いは(一般的な)飛行船の形は大体分かっているけど、「~みたいに見える(似ているものを持ってきたり、 或いは比喩表現なども)」という答えが欲しい時にも使える、 ということですね。
お礼
丁寧なご説明ありがとうございます! lookという言葉の説明、とても分かりやすかったです。 でも読んでいくうちに、今度はlookにくっつく”like”の存在をよく理解できていない自分に気がつきました・・・。 >(1) I wonder what an airship looks like. >(2) I wonder how an airship looks. これは、"what an airship looks"という言い方はしない、と取ってよろしいでしょうか。lookの補語に名詞が来る場合もあり得ると考えたのですが。 「(視覚的に)飛行船てどういうもの?」という漠然とした問いを考えると、必ずしも「飛行船の見た目=~だ(←名詞)」という答えになるとは限らない、やはり無難に疑問詞はhowか、どうしてもwhatを使いたいのなら前置詞のlikeを添えた方が良い、ということでしょうか。 この考え方が間違っていましたら、ご指導頂けるとありがたいです。 >lookは、視覚ではなく、大脳レベルでの最終的な認識を表す用法がありますが、この場合、(4)に見るように、likeの助けを借りて、目では見えない対象とも共起します。 >(4) What does love look like? な、なるほど。新たな知識を得ることができました! 人の言う”見た目”には、単に姿形だけではない色々な概念(?)が詰まっていますしね。 が、「likeの力を借りて」のくだりがちょっとよく分かりませんでした・・・。 likeと言えば「似ている」「同様な~」といったニュアンスを持つ前置詞、形容詞、という程度の理解ですが・・・。 >言葉は、実は、虫食いだらけの世界地図です。まず、英語の母語話者が、これを言いたい場合、何というのか、意味から形式を眺めることが大切で、その逆は、往々にして大やけどの一因です。 まさにその通りだな、と思いました。。。 うーん。でももうちょっと英語の”かたち(=言語構造から分かる日本人との考え方の違い?)”に慣れてから、徐々に勉強の仕方を変えていきたいと思います。