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ヘンリーの小説での結婚の予感とお金の騒動について
- ヘンリーの小説で描かれている「二人が結婚する」という予感について疑問があります。
- また、誰かを指すministerという言葉や、high commotionの意味が分かりません。
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質問者が選んだベストアンサー
訳文はNo.2で書いた部分でご理解してもらえると思いましたが、もうちょっとちゃんと訳しましょうか。 …そして、町中の者たちは、ふたりがやがて教会の鐘のもとで契りをかわし、激しい騒擾のときにもジェローム爺さんの財産を守ると約束してくれるに違いないと、口には出さずとも、先まで見越して考えていたのだった。 ‘high’ は「厳しい、激しい、激烈な」 ‘tactical’ は辞書には「戦略上の」と出ているでしょうが、つまるところ「現在の行動が結果的にどういうものになるかまで想定して」のニュアンスがあります。 なぜ、町の人が他人の財産の心配を?とお考えかもしれませんが、これは今の日本でも田舎にいくと残っている考え方で、町の名士の家系と財産(動産・不動産を問わず)が代々続いて行ってくれることは、その町の人々にとっても恩恵があるからです。
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- juichikumi
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つけたしです。 commotion は、戦争や革命、暴動といった社会の動乱をイメージさせます。
お礼
なるほど。とすると、訳文はどうなるでしょうか?
- juichikumi
- ベストアンサー率61% (92/150)
No.1 さんのおっしゃるとおり、「困難な状況下でも」の意味です。'commotion'='confused disturbance’ この言葉自体は結婚式でつかう言葉そのものではないでしょう。周囲の人間はこう考えていたということです。 “いずれは二人は花飾りのつけられた教会のベルの下で(結婚式は high noon に行われたり、昼下がりに行われたりします)、牧師の前で「病めるときも、辛いときも互いに最後まで操を守り、支えあい…」と誓いを立てて、あのジェローム爺さんの莫大な財産をしっかり受け継いでいってくれるものと思っていた。”
お礼
ありがとうございます。解釈がすっきりしてきました。
- bakansky
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原作を読んだことがないので、ここに示された文章を読んだ範囲からの想像ですが、その二人の仲がスムースに行っており、「暗黙の了解」 があり、a floral bell (花輪) の下に立つ、という文からは、その二人が結婚することを表しているように思われます。 結婚というテーマが出ているのだとすると、その minister は結婚を司る立場の人、具体的には聖職者のことではないかと思います。 a state of high commotion は、「困難な状況」 のことではないだろうか、と私は思いました (よく知らないのですが、キリスト教徒が教会で結婚する時に、誓いの言葉みたいなのを二人で読み上げたりしますが、あれと関係があるのかな?)。 何だか山内一豊の妻みたいですね。あるいは、立川談志師匠の演目の1つの 「たらちね」 とか思い出しました。
お礼
早速の回答ありがとうございます。やはり「結婚」を暗示すると言う読みで良さそうですね。 in the state of high commotionは、お金が遊んでいないで激しく活動している、と言う読みではどうでしょうか?
お礼
よく分かりました。ありがとうございます。 tacticalの訳に悩んでいたので、参考になりました。 なるほど、という感じです。ありがとうございます。