When Mr. and Mrs. Gilbert Warren were spinning softly homeward in a closed carriage, after the ceremony, Gilbert said:
"Nevada, would you really like to know what I wrote you in the letter that you received to-night?"
"Fire away!" said his bride.
"Word for word," said Gilbert, "it was this: 'My dear Miss Warren -You were right about the flower. It was a hydrangea, and not a lilac.'"
"All right," said Nevada. "But let's forget it. The joke's on Barbara, anyway!"
の部分なのですが、まず、これがオチの部分になっていること、それから、文中に花への言及がないこと、BarbaraとGilbertは結婚するという暗黙の了解があったこと、それから、Nevadaは、西部生まれでかなりやんちゃな娘であること、またGilbertがNevadaを深夜に自分のうちまで来るようにメッセージを送って、Barbaraがそれを読んでショックを受けたこと、が前提です。
hydrangeaとlilacはそれぞれNevadaとBarbaraを指すのだと思いますが、花言葉や花に関する言い回しとして普通なことなんでしょうか?
また、タイトルがSchools and Schoolsになっていますが、これは「やり方いろいろ」とか、「人それぞれ」と訳してしまっていいんでしょうか。
精読をしていませんので、確信は持ってはいません・・・筋書きは貴兄の理解で正しいと思います。それに加えNevadaは読み書きができないであろう・・・・。
Dad never gave me a day of schooling. I never learned to read or write a darned word.
が前提となります。
ネバダがギルバードに手紙の願いにしたがい会いに言ったところのくだりです。
“You wanted me,” said Nevada simply, “and I came. You said so in your letter. What did you send for me for?”
“You read my letter?” inquired Gilbert, sparring for wind.
手紙を読んだの? ・・・2つの見方、ほんとに読んだの? 手紙を読んだから来てくれたんだ・・
後者では無いはず!俺はそんな事言った覚えはない・・・
“Word for word,” said Gilbert, “it was this: ’My dear Miss Warren–You were right about the flower. It was a hydrangea, and not a lilac.’”
word for word は 一字一句間違いなく繰り返す
http://eow.alc.co.jp/word+for+word/UTF-8/
と言う意味で、彼は、自分がしたためた一語一語繰り返した言葉が
You were right about the flower. It was a hydrangea, and not a lilac.
から始まる恋文だったと推測するその後を読み続けれはa hydrangea, and not a lilacの意味がわかる・・・読者に解る必要も無い・・・ポイントは
バーバラが、恋文を読んで・・・・意訳(違訳)をしてネバダに伝えたということだと・・・様子から、彼女は恋文を読んで自らギルバートへの思いを断ち切るためにネバダにすぐに会いに行けと、伝え、頭痛がすると自分の部屋に戻る・・・・
バーバラが手紙を読みネバダをよこしたことを知ったギルバートは、・・・バーバラが身を引いてくれたのだと理解をして・・・ネバダとの結婚をその時に決めた。
この食い違いを説明しようと、今日送った手紙になんと書いたか知っていると・・・ほんとは12時に来てくれではなく一時一句を言えば You are right about flower........
ネバダは手紙の意味とバーバラの本心がすぐに解った為、"All right," 「もういいわよ。」
The joke's on Barbara, anyway 「ジョークはバーバラなしでは成り立たないんだから!」
ネバダにすれば手紙の内容はどちらかが嘘を言っていることになる。それがギルバートのジョークであろうが、真実であろうが、虚実であっても、バーバラを抜きにしたら何も起こらなかった・・でも、彼女の心を考えれば、手紙の内容が何であれ、いまさらぶり返しても3人のために良いことにはならない。
と、言っているような気がします。
質問者
お礼
ありがとうございます。そう言う読みが当たっていそうですね。The joke's on Barbara, anyway.の読みは出来ていませんでした。文学も奥が深いですね。
結論からいえば、二つの花を二人の女性たちにかけているというのは、深読みのしすぎでしょう。ただ単に「君の言うとおりだったよ。あれはライラックではなくて、アジサイだった」と手紙で知らせただけ。
この手紙を読むようにネヴァダから言われ、「君の言うとおりだったよ。あれはライラックではなくて、アジサイだった」の文面を読んだとき、はたとバーバラは気づいたのです。「この子は、もしかしたら字が読めないのではないかしら」と。
その部分の前後を読み返してみてください。けっして、バーバラは手紙を読んでショックを受けていません。むしろ、「手袋の外すことに躍起になって、手紙なんてどうでもいいという素振りをしながら私に読んでくれと頼んでいるこの子は、もしかしたら字が読めないんだわ。ちょっとからかってみよう」と、悪戯心が湧いてきたのです。
さて、深夜の式のあと「あなたに打ち明けなくてはいけないことが…。実はわたし学校に行ったことがなくて…」を受けて、ギルバートが自分の書いた手紙の文面を「一字一句」教えてあげます。それを受けてのネヴァダのことばは「もう、いいわ。忘れましょ。笑われるのは、バーバラのほうなんだから」
二つ目のご質問について。
‘school’ はここでは「流儀、考え方、主義、見解」の意。そして、英語表現で There are teachers, there are teachers. / There are teachers and teachers. などとしてあったら、「世の中、いろんな先生がいるからね」という意味の表現です。しがたって、Schools and schools は「世の中、いろんな考え方やタイプの人がいる」ということから「人それぞれ」となるわけです。
お礼
ありがとうございます。そう言う読みが当たっていそうですね。The joke's on Barbara, anyway.の読みは出来ていませんでした。文学も奥が深いですね。