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全て『述べた』の表現正しいの

新聞やテレビで、人が話した事を全て『述べた』と書いたり言ったりしますが、正しい表現ですか。言った、話した、語った等話してる内容、状況で表現を変えるべきではと思うのですが。 昔からアップルジャパンがジョブスCEOのコメントを伝える時には『述べた』と訳していましたが。それから天気番組での 何々「と」なっているもおかしくないですか。雨「に」なっている雪「に」なっているが正しくないですか。

みんなの回答

  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.3

◇ 「述べる」は「自分の意見を発する」といったような意味になると想います。 書いたのか言ったのかなどの状況や方法までをあえて問わない、という用法であり、「発したこと自体」に重点を置きたい場合に適切な表現と言えるのでしょう。 ◇ 「全国的に概ね晴れですが北海道地方は雪になっています」の「に」は、 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%AB&dtype=0&stype=1&dname=0na&pagenum=11 の、 8 動作・作用の行われ方、その状態のあり方を表す。「直角―交わる」「会わず―帰る」 に該当すると想います。 「全国的に晴れの状態だが北海道は雪の状態です」というニュアンス。 「北海道地方は雪になるでしょう」の「に」も、「北海道地方は雪の状態になるでしょう」という上と同様のニュアンスを持っています。 ただ、同じ文言で、「北海道地方は(晴れから一転して)雪【という結果】になるでしょう」というニュアンスでキャスターが話すこともできます。 この場合の「に」は、同じ文言ではありますが上の用法とは異なり、 『4 動作・作用・変化の結果を表す。「危篤―陥る」「水泡―帰する」』 が該当することになります。 ところが、「と」にも http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%A8&dtype=0&dname=0na&stype=1&index=12961900&pagenum=11 の、 『4 動作・状態などの結果を表す。「有罪―決定した」「復讐(ふくしゅう)の鬼―化した」』 という用法があります。 「に」も「と」も変化の結果を表す用法を持っていますが、 「と」のほうが変化の結果に、より重点を置いた用法と言えるようです。 「に」は変化の過程を多少引きずっているニュアンスがあるということなのでしょう。 雪という【結果】になることを明確に強調したい場合は、 「北海道地方は雪となるでしょう」 のほうが適切な表現ということになります。 一方、最初にも触れましたが【状態】に重点を置いて話す場合には、たとえば、 「現在はごらんのように雪になっています」 などのように、「に」を使うほうが適切な表現になるでしょう。   

s16bokejijii
質問者

お礼

丁寧な解説有難うございます。いつ頃からかわかりませんが以前は話した、言った、語った、述べた、など使い分けてた様に思うのですが。今は殆ど述べるで統一されているように感じたので質問をさせて頂きました。尚、お礼の返事遅れました事お詫びします。

  • marisuka
  • ベストアンサー率38% (657/1685)
回答No.2

「述べる」は「言う」と同義ですが、「言う」は純話し言葉的です。まあ中学生くらいなら作文(書き言葉)にも使うのでしょうが。 それに対して「述べる」はちょっとあらたまった・大仰・丁寧感がありそうです。そこでこちらがよく使われるのでしょう。 それに、言った・話した・語った等とするとどう使い分けるのでしょう。 「なんで俺の時は「言った」であいつのときは「語った」なんだよ!」 なんて文句が出そうです。 「と」は「結果を表す」という用法があるので、間違いではありません。 「彼は努力して医者となった」「その努力は無駄となり、水の泡と消えた」 ただ私もどちらかと言えば「雨になるでしょう」のほうが好きです。「と」は硬すぎ。

s16bokejijii
質問者

お礼

回答有難うございました。以前は新聞や放送で使い分けされていたように思っていたので質問しました。

  • keirimas
  • ベストアンサー率28% (1119/3993)
回答No.1

>正しい表現ですか 正しいか正しくないかは別にして、無難なところでまとめているのでしょう。  鳩山元総理大臣は「最低でも県外」とぬかした、  野田総理大臣は「消費税率を10%に上げる」とほざいた、 と書いたり言ったりはさすがにしにくいでしょうから。

s16bokejijii
質問者

お礼

アドバイス有難うございました。

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